どこかに通じてる大道を僕は步いているのじゃない
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
道は僕のふみしだいて来た足あとだ
だから
道の最端にいつでも僕は立つている
高村光太郎「道程」(102行の方)より
→出典
お久しぶりです。
すっかり遅くなってしまったけれど、
スケートカナダでの結弦さんを見て、
この詩のようだなぁと思いました。
結弦さんの歩く道。
果てしがなくて、
見晴らしがよく、
逃げも隠れも出来ない
誰からも
歩く姿がよく見える道。
陽は照りつけ、
雨はが頬を打ち、風も遮るものもない。
そんな
容赦のない厳しい道を
顔を上げ、背中を伸ばして真っ直ぐ歩く結弦さん。
自分の向かう方向が正しいと
確固たる覚悟を持って歩く結弦さん。
その背中は
きっと後を歩く者を導く光になるでしょう。
見守ることしか出来ないけれど
結弦さんの歩く道を
照らす小さな光のひとつになれますように。
そんなことを感じたスケートカナダでした。
結弦さん、
スケートカナダインターナショナル初優勝
心からおめでとう!
はぁ、スケカナ!の表彰台の真ん中で
晴れやかな笑顔が見られて、
感無量です〜。
かれん
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