4月の占星術予測 |  ZEPHYR

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 作家として
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

どんな事件が起きやすいのか、いつ頃起きるのか。
この二つの命題には、ここ一年ほどの間に、自分なりに研究を進めて、かなりの予測が可能になったとは思いますが、まだまだ未熟を痛感するのは、「どの地域で」「何時頃に発生するのか」という問題です。
これらについては、もう少し研究を深め、突っ込んだ解読ができるように努力したいと思いますが、どうやらまだ時間がかかりそうです。

さて4月ですが、たとえば一年という大きな流れでいうと、比較的、おとなしい運気だと考えられます。
テロや大きな地震(中国西方)、暴動と鎮圧・制圧行動という、激動の3月に比べると、と言う意味ですが。つまり、何事もないとは考えられないのですが、一年という期間を大きな視野として考えたら、まあ、4月はまだ良かったな、という感じになるのではないかという予測です。
しかし、これは平均値に過ぎません。
ある出来事については、明瞭な「負のエネルギー」の集中が観測できます。

もっとも凶意の強くなる配置は、19、20、21日前後に発見されます。
それに次ぐ強さが11、12、13日前後。さらに27日前後と続きます。

増大と暴走。4月のキイワードは、これです。ということは、この運気が訪れる前までになにが世界で起きているかが、重要になってきます。
そのときにまでに戦争や動乱が起こり続けていれば、この時期にそれが暴走し、止めどなくなるような印象を抱く事態となります。
海外へ軍を派遣する、国内の紛争地域へ軍を侵攻させる、こういった事態が憂慮されます。
この時期にもっとも危険なのは、やはり紛争やテロ、暴動、それに伴う軍事行動です。
チベット情勢が今後早期に沈静化しなければ、とりわけ19~21日のもっとも凶意が強いところで、大変なことになるかも知れません。
株価の暴落や、通貨レートの乱高下、大きな投機上、貿易上の損失などが報じられるでしょう。これらの出来事を操っているのは、「第二の冥王星」とも言われる二つのエッジワースカイパーベルト天体で、きな臭い匂いがします。死の商人や武器製造に関わる隠然としたグループの思惑が働いていそうです。

我々の生活に近いところでは、以下のようなことが考えられます。
「家庭」「家族」、「子供」に絡んだ事件、犯罪(子供や女性が被害に遭いやすいか、あるいは逆に母親が引き起こす犯罪という読み方も可能)。
警察組織や警察官の暴走(発砲事件など)。スキャンダル。
日本の政治家がよくやる暴言、失言。
大学や法曹界でのスキャンダル。
穀物価格のさらなる上昇。
地震(3月ほど凶意は強くないが、19~21日前後だけは特に注意が必要)。
などです。まだ考えられることはないではりませんが、全部列挙したら、どれかは引っかかるみたいな感じになりますので、止めておきましょう。ただ、最重要なポイントの時刻だけは、もう少し限定しておきましょう。
19日の15時~20日の19時ごろまでの間(日本時間です)。


さて一方で4月は、安定と調和もホロスコープ上に示されています。
これは矛盾した結論ですが、世界的に見たときに破壊が増大する物事と、何らかの合意や調停が達成される、あるいは保たれる物事の両方があるということになります。
そしておそらくこの二つの運気は、互いを相殺して平穏に収めてしまうというよりも、別々に起きる可能性の方が高く思えます。
前者は中国チベットや中東、セルビア・コソボ、南米などに起きる公算が高いです(3月の予測で私が地震の危険が高いとした南米の地域は、地震ではなく軍事緊張が高まっているようです)。
後者は何かの国際会議や、調停工作がこの頃になって実り、大きな成果を上げることも考えられます。
そして、これらは別々に起きると考えられます。

またブラジルやリオデジャネイロが、何らかの理由でクローズアップされるかも(アマゾンの大森林の問題か、あるいは都市で起きる大きな事件)。
もしかするとですが、ローマ法王が何らかの動きを示すかも知れません。今回の法王が、前法王のような積極的な和平への訴えを行動で示してくれればよいのですが。