8年目のBプロフェッサー |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日から、大学講義がスタートします(私の受け持ちは)。
2006年から始めたのだから、今年で丸7年、もう8年目!
驚き。

新年度がスタートすると、いつもわくわくします。

今年はどんな生徒との出会いがあるだろう。

大学によっても違うと思うけれど、日本の大学生は、基本とても奥ゆかしいというのか、積極性がない。
なので、自発的にコミュニケーションをとってくる生徒が少ないのだけど、それでも一年の間には何人か印象に残る生徒がいるもの。

あ、むしろ中国や韓国のからの留学生のほうが闊達に思えるし、学ぼうという熱意も持っている。これは全体傾向としてはある。

とはいえ、中国にせよ韓国にせよ、ちょっと前に比べると……数が減ったように思う。

背景にあるのが、どのような事情か、みなさんもご想像がつくと思うのですが、このところ日本との間で問題になっている、あれですね。

問題が起きた当時、中国からの留学生の姿が、さあっと講堂から姿を消してしまい、とても寂しい思いをしたのが記憶に残っています。
彼らは熱心だったからです。

一般的な中国のお国事情なんかでは、日本へ行くことも危険に感じるような空気だったのかもしれないけれど、その点は日本人を信用してほしいとも願います。

人と人が一対一で語り合うなら、分かり合うことも普通にできるのに、総体となってくると難しいことばかりが増えるもの。

しかし、学問は違っていると思いたい。

知りたい、学びたい。
そのように思う気持ちは、人間が皆、根源的に持っているもの。

そこを通じて、少しずつでも「和」が広がることを願うし、そのお手伝いが、ほんとに微力なのだけれど、できればと……。


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