ITにかなり疎い私でも、

彼の名も、彼の生み落とした作品も

いたるところで目にしたことがあります。



ここ10年ほどは、「玄人好み」と評されるMacに触れるのは

何となく腰が引けて、もっぱらWindowsを使用していますが、

その昔、最初に出会ったコンピューターは、

学校で採用されていたたApple社のもので、

レポート作成の折には、

何度となく、お世話になったのでした。

どことなく愛嬌があって、

五感に訴えるべくデザインされたMacは

今も憧れの存在です。



そして、そんなMacの創造主である彼の、

あまりにも有名なスピーチの原稿は、

ここ数年、私の机の一番上の引き出しに入れられていて、

困難に直面したときや、

ちっとも意欲が沸かない時に取り出すと、

いつだって励ましと勇気を授けてくれたのでした。




もっとも、この一年程は、

取り出す元気もないくらいに、

心身に変調をきたしていたのですが、

訃報を機に、いま改めて、彼が残していってくれた言葉を読むと、

そうした変調でさえ、これからの私の人生にとって、

大事な財産となるはずなのだと思えてくるから不思議です。



以下、一部の引用です。



~Connecting The Dots


You can't connect the dots looking forward;

you can only connect them looking backwards.

So you have to trust

that the dots will somehow connect in your future.

You have to trust in something

- your gut destiny life karma,whatever,

because believing that the dots will connect down the road

will give you the confidence to follow your heart,

even when it leads you off the well-worn path,

and that will make all the difference.

~About Love and Loss


Sometimes life hits you in the head with a brick.

Don't lose faith.

You've got to find ehat you love.

Your work is going to fill a large part of your life,

and the only way to be truly satisfied is

to do what you believe is great work.

And the only way to do great work is

to love what you do.

If you haven't found it yet,

keep looking.Don't settle.

It just gets better and better as the years roll on.

So keep looking ,.don't settle.


~About death


Death is the destinetion we all share.

No one has ever escaped it.

Ant that is as it should be,

becuse Death is very likely

the single best invention of Life.

It is Life's change agent.

It clears out the old to make way for the new.

Right now the new is you,

but someday not too long from now,

you will gradually become the old

and be cleared away.

Your time is limited,

so don't waste it living someone else's life.

Don't be trapped by dogma

- which is living the rerults of other people's thinking.

Don't let the noise of other's opinions

drown out your own inner voice.

And most important,

have the courage to follow your heart and intuition.

They somehow already konw

what you truly want to become.

Everything else is secondary.




あまりに早い旅立ちではないかと、多くの方が悔やんでおられるかと思いますが、

数年に及ぶ病との闘いからようやく解放されたのですね。


本当に、お疲れ様でした。



彼が残してくれたたたくさんのギフトは、

これからもずっとずっと、私たちの未来と共にあるであろうことに感謝します。






生存報告、な~り~。


ズボラな私なりに、

月に一度は更新したいと心に決めたことは

一度や二度ならず・・、

文字のごとく、あっ!という間に月日は過ぎ去り、

またもや、当ページを開くパスワードも失念!!


なんとか、こちらに辿りつきました。


書き留めておきたいことがたくさんありすぎて、

何から書こうかとウンウンうなっている間に力尽きそうなので、

今日はひとまず、生存報告です!


山あり谷あり、

笑いあり涙あり、

公私ともにぐんと濃密な

時間・出会い・経験を頂戴しております。


まっ・・・、

私にしてみればもう少し緩傾斜でお願いしたいところですが。


とはいうものの、寄り道が多すぎるのか、

私の人生計画からすれば、

公私ともに、大幅に予定が遅れております。


まあ、いっか~☆(笑)

人生に無駄な事などひとつもない!!

という言葉も度々耳にしますものね。



さてさて、

来月より毎週一度、

自宅から数百キロ離れた場所への、

日帰り出張が決定してしまいました~。


もちろん、

自家用ジェットだとか、

なんとかヘリだとかに乗れる身分ではありませんので、

公共交通機関をあれやらこれやら乗り継いで、

片道4時間弱の道のりです!


業務内容はほぼ同じと思われますが、

私自身の経験値も知識レベルも低ければ、

ハードもソフトも今の現場とは色々異なるので、

迎えてくださる方々のご期待に添えるのかどうか、

かな~り不安です。


そして、何よりも!!

朝にめちゃくちゃ弱いここ数年の私、

寝坊して、予約便に乗り遅れたりしないか、

まじめに心配です。


来週以降の私に向けて、

この場でエールを贈ります。


ファイト~!







以前住んでいたマンションでは、

キッチンスの収納ペースがあまりないことに加え、

子どものオイタ&大人による乱雑な処遇のため、

露のごとく散りゆく、うつわ達の無惨な姿に心を痛め、

せめて新居が完成し引越するまで、

うつわをお迎えするまいと決めたのでした。


我が家では、どういうわけか

気に食わん(ごめんね)

と思う器たちは、しぶとくたくましいのに、

思いを寄せるうつわたちほど、

はかない命なのでした。


素敵なうつわを見かけても、

我慢すること数年の後、

新居に引越し、

ほとんど料理しないくせに

身の丈不相応ではと思われる食器棚を前にして、

私が鼻息を荒くしたのは言うまでもありません。



さっそく、暇をみつけてネットでお買い物。

まずは、もし万が一!破損してしまっても、

比較的買い増しが容易と考えられる、

iittala製品から~。


家という大きな買い物をして、

(その資金の何割かは借金なくせに)、

なんだか太っ腹になった私は、

エエイ、悩むのは時間の無駄だわい!とばかりに、

これもあれもと買い物カゴに入れて、

ドーンと届きました、

段ボール(大)2箱。


夜に一人、箱を開けて、

テンション↑↑で、記念撮影。


すくすくまいにち


この後、さらに段ボール(大)2箱分を追加購入したのですが、

夫の顔が曇りゆくのに遠慮してみて!?

iittalaは一時お休み。


お次は、あこがれだった作家さんモノを物色することにしたのですが

これがなかなかネット上には出回らない。

入荷されるのを手ぐすねをひいて待ちかまえましたが、

なかなか、同じシリーズが一度に4~8個と

一つのショップに入るタイミングには出会えず、

この際、受け身ではなく、発注するべきなのか悩んでいるうちに、

地表を覆い尽くしていた雪が溶け、春が芽吹き、

移りゆく私の情熱・・。



ハイ、自他ともに認める、

熱しやすく冷めやすい、射手座O型なのです。


(冷静沈着、コツコツと努力家な射手座O型様、

私のようなモノがあなた方の評判を落としているとすれば、

この場をお借りして、お詫び申し上げまする。)



↓別々に購入した花束から、

ちらほらと枯れてきたお花を取り除き、

さらに寄せ集めて、空いてる花瓶に突っ込んでみました。



すくすくまいにち

いつの日か、

この花瓶一杯に、自分で育てた草木を

素敵に生けてみるのが、この頃の夢。




なんとなくキッチンガーデン風の寄せ植えと、

チョコレートコスモス、芽だし中のダリアなどの春植球根類。


他のお買い物と同様、購入してしばらく放っていたら、

ルッコラちゃんがシナシナに(>_<)

慌てて、玄関土間で、真夜中に一人、

園芸作業に励んだのでした。


お庭のイメージがまだ定まらないので、

ひとまずプラ鉢を利用しました。



すくすくまいにち







↓ガーデンリゾート FS @ChiangMai

敷地のいたるところに、お花が飾られています。

もちろん、植栽された草木は数百だったか数千だったか、

まあとにかく多種類に及ぶとのことでしたが、

こうして生けられているお花は、

毎朝市外から取り寄せているんですって。


ちなみに、こちらは

息子が、親の気づかぬ間にカメラに納めたカット。



すくすくまいにち


イタズラにしてはなかなかの出来映え・・、

将来は、大物カメラマンか!と

親ばか全開スイッチが入ったのですが、


↓この冬に取れた連休に、

頑張って遠出した先の、氷の家にて。



すくすくまいにち


ママ、写真とってあげると言われて、

ハイチーズ。



きっと相当、寒さで顔が硬直していたか、

うらめしい顔をしていたので、

カメラマンとしての美的センスが、

全身カットを許さなかったのでしょう。


・・・・・・・。


ま、実情は、こんなのがほとんどです。



最後にお目汚ししたままでは、申し訳ないので、

写真の腕前はともかく、追加でこちらを・・。


↓敷地内では「サクラ」の農夫がいるほか、

稲作体験までできます。


すくすくまいにち


↓ロビーから望む、リゾート内の夕焼け。

すくすくまいにち


自然がそのままに織りなす風景ももちろん素敵ですが、

借景を存分に活かした隙のないデザインに沿って、

隈無く丁寧に人の手が加えられた光景も

また居心地が良いと知ることができた、リゾートでした。



これが、我が家のお庭の目標(爆!)


いいのだ、目標は高くても(笑)


庭造り~10年+α~計画、始動です!!



気がつけばもう5月も最終日。

月に1度はせめて更新しなくては!

と、駆け込み更新なり。


さて、相も変わらず、バッタバッタの毎日ですが、

それなりにオトナの時間も楽しんでおります。


その1:プチ女子会


 ピチピチと若くかわいい女の子に、

 「是非一緒にお食事に行きたいです!」

 ナンパされ、終業後にデート。


 はるばる九州から短期間の研修にいらした

 女の子のために、チェックした

 1)北の国名物、ジンギスカン屋さん

 2)話題のホリ○エモンさんや某プロ野球選手ご愛用の地元の幸満載・居酒屋さん

 3)おしゃれなワインバー

 4)地元民に評判まずまずの沖縄料理屋さん

 から選んでもらったら、

 なぜか沖縄料理屋さんを選んだ彼女。

 北の国に来たのに、意外な選択!


 仕事と家庭の両立についての経験談を求めていた彼女ですが、

 行き当たりばったりでここまできた私。

 「いろいろ考えてもなるようにしかならないし、なるようにはなるもんだよ」

 両立、だなんてこれっぽっちもできていない私。

 「自分の努力云々より、周りがいかに協力してくれるかだね~。

 私なんかもう諦められてるからさ、旦那も観念したみたいよ~。」

 

 ・・・・・。


 どうやら、デートに誘う相手を間違えたかもね、彼女。

 婚約相手がいらっしゃるようで、

 「オンシーズンの人気リゾートは予約殺到するから、

 新婚旅行の計画は早めに立てるべし!」ということだけは、

 自信をもって、アドバイスできました♪



 軽く酔いが回ったところで、

 場所を移して2次会へGO!


 もう、10年以上前から通っている、

 ちょっと変わったソフトクリーム屋さん。

 女同士で飲んだ後は、たいていこちらにお誘いします。


 ウン十年物のウイスキーやら、

 果てはスピリタスなんかまで、

 たくさんのお酒のメニューから、

 好みのものをいくつかチョイスすると、



すくすくまいにち



それぞれが、小さなグラスに入って、

ソフトクリームとともに運ばれてきます。


ソフトクリームだけで食べてももちろん美味なのですが、

スプーンですくったソフトクリームに、

トッピングや、お酒をほんの少しかけて口に入れると、

これはまたまた美味なのです~☆




すくすくまいにち



なんと、ソフトクリームはおかわりもできます!

大盛りもOK!

ああ、もっと大きな胃袋が欲しい(笑)


そして、最後にでてくるエスプレッソとおまけのクッキー。

これまた、おいしいのはもちろん、

器がキュート!



すくすくまいにち

なんだかんだと話しがはずみ、

気がつけば、終電ぎりぎりで、慌ててお店を後にしたのでした。


社会人2年目の彼女。

初々しくって、瞳がキラキラしていて、一生懸命なその姿に、

最近お疲れ気味の私も、元気をもらいました。


ちょっと、遠いけれど、

また遊びに、もしくはお仕事しに、どうぞいらっしゃ~い。



オトナの時間(?)、その3くらいまでネタはあるのですが、

力尽きたため、本日はこれにて沈。


つ・づ・く・・・・、かも?

 

 


 



3月中旬から、人事異動で1人転勤となり、

4月に入り2人来てくださったのですが、

1名は、まだ経験が浅く、そして、当面は週のほとんどは他職場に出向。

もう1名は、ベテランなのですが、上司の考えでは

この分野においてはまだまだ「見習い」という位置づけになってしまうようで・・・。


何が言いたいかとゆーと、

3月からかれこれ2ヶ月、スゴイ勢いでわんさかと仕事が振られて、

ヒーヒー言ってます(現在進行形)。


去年、体調を崩したこともあり、今も服薬治療中ということを言い訳に、

今年の目標を


--仕事、がんばらない。何事も無理しない。

 work<<life バランスでいこう!

 今日やらなくてもいいことは明日やる。

 来年でもできることは来年やる--


ということにしたのですが、

そうやって開き直っているうちに、

あっという間に段ボール一箱分の書類をまたもためてしまいました。

土日も職場に来ていることが多いのですが、

ため込んだ書類を片付けるために、

少ないお休みも丸々パソコンに向かって打ち込み作業をしたりして・・・、


で、何が言いたいかとゆーと、

職場でお泊まりすることも度々あれば、

家にはほとんど寝るだけのために帰っている状況でしたので、

おうちの中が、荒れ放題!!

ということを言い訳するための、なが~い前振りでした。


夫は、かなり家事分担をしてくれる方ではあると思いますが、

私と同様、整理整頓お片付けが苦手・・・。

おまけに家庭の中で一番の権力を掌握しているお子ちゃまが、

独自のセンスでインテリアコーディネートに励んでいるので、



深夜に帰宅すると、

ソファの上にパズルと折り紙となぜかおもちゃのスコップが散在していたり、

ソファサイドのTOLOMEO LETTURAは、何度直してもあらぬ方向を向いているし、

テーブルには、チラシやら電気料金のお知らせとか、

保育園関連の書類が散在しているしで、

どっと疲れがでるため、

見て見ぬふりを貫き、放置している今日この頃。

あな、おそろしや~。


いつの日か、「素敵な空間」をアップできることを夢みて、

GW後半にいただいた3連休は、今年はお泊まりはせず、

お片付け&薪作りに励もうと思います。


↓浴室からつながるサニタリー(入居前)です。

カウンターは幅3m弱ありますが、掃除がめんどくさいという理由で、

敢えてone bowlに。今のところone bowlでもほとんど困っていません。

vessel型に憧れたのですが、これまた掃除がめんどくさそうという理由で、

カウンターと一体型のbowlを造作してもらってます。

ちなみに、ちょびっと写っている

設計士さんが選んでくれたアクサーチッテリオさんの水栓金具は

シンプルでいてとても美しくって、オススメです。

画像右奥の家具で仕切られたスペース(写ってはいませんが)に、

物干し&洗濯機&マルチシンクとしてのスタルクさんのwash bowlが

あるのですが、bowlはたいてい子どものお風呂のおもちゃ置き場になっています。(-_-)


寝室の向かいのwash bowlは使用頻度も少ないだろうしということで、

あこがれのvessel型を採用してみましたが、

引っ越して4ヶ月、まだ誰も使っていません・・・(-_-)


計画中は、あれもこれもと盛り込み、

それでもまだまだ盛り込み足りないつもりでいましたが、

いざ、住んでみると、我が家のようなズボラ家族には、

いささか?相当?欲張りすぎたかと反省・・・。



すくすくまいにち



↑このスペース、

浴室とは強化ガラスドアでつながっているので、

つまりは3方向に窓があり、

街並みと山の緑が一度に目に入る

お気に入りの場所です。

ここに置く、ゆったりとくつろげる椅子を探してます。

(当初は、ベンチを造作で組み込んで作る予定だったのですが、

スッキリ感を重視して、廃案となりました。)







追記:

 毎年お世話になっていた、下記のお宿から、

 年内有効の宿泊料金30%OFFのチケットを数枚いただきました。

 譲渡OKとのことですので、どなたか興味ある方がいらっしゃれば、

 コメント欄に御連絡下さい。お譲りいたします。

 かなり、お値打ちだと思います。

 震災や原発の影響で、キャンセルが相次いでいるとのことでした。

 www.kuramure.com/

 


すっかり放置してしまっているこのブログ。

うっかり、ブログにアクセスするための、パスワードも

失念してしまい、二度と更新できないかもと焦りましたが、

なんとかパスワードの再設定ができて一安心。


さて、新年度になりましたね(はや、一月経過していますが・・)


息子が通う保育園は、年齢別のクラスごとに、

「ひよこ組」「あひる組」といった名前がつけられています。


息子が「あひる組」2歳の頃だったかな?

大きくなったらなんになるの?との質問に、

「はくちょうさん!」と答えていたのですが、

ついに念願の「白鳥組(=年長さん)」になりました。

パチパチパチぱちぱち


この夏には6歳になります。


子育て期間18年とすると、

もう3分の1が経過・・・・。

なんて風に考えると、ちょっぴり寂しくもありますが、

どんどん活発に、茶目っ気たっぷりながら

しっかりしていくことに頼もしくも感じます。

(時々、赤ちゃんがえりするけどね。)

(しょっちゅう、おっぱい~っていってるけどね。)


「はくちょうさん」になった彼、

工事ごっこブームだった1~2年ほど前は、

大きくなったら、

工事のおじさん!

それからトラックとバスとクレーン者の運転手さん!

になるとのことでしたが、

最近は、料理に夢中!

朝起きるなり、そして保育園からかえってくるなり、

ダイニングのマイチェアを運んで踏み台にし、

せっせとスペシャルな創作料理に励んでおります。


溶き卵に、トマトジュースや○○ジュース、

葉野菜やすり下ろした根野菜をいれて、

レンジでチン、ほぼナマではございますが、

さあ召し上がれと両親に大盤振る舞い。


卵料理に飽きたら、

毎日、味噌汁。

固定観念というものが全くない彼は、仕上げに

シナモンパウダーを振りかけるなど斬新なアイデア満載で、

これまでにない新たな和食を追求しています。


そんな彼のちょっとニクイところは、

「おかわりいっぱいあるからねニコ

「全部食べてね。」とニコニコしながら、

彼自身は絶対に味見をしない・・・。


しか~し!そんな彼のやる気をそがないよう、

「おいしい」と顔が引きつりながらも食べる両親。

ブラボー!!


ある日の朝、

残り物のチャーハン(夫・作)をママのお弁当にと

「ボクが詰める!」と張り切って持たせてくれたことがあったのですが、

開けてびっくり、

チャーハンの上にすり下ろしたニンジンが・・・・。

でも、彼は意外と几帳面なもので、

すり下ろしにんじんは丁寧にラップにつつまれ、

難を逃れたのですが・・・。

その頃は、すり下ろしブームで、

キュウリ・にんじん・大根など各種すり下ろしを

ほれ、載っけてたべなされと、大きくなれないよと

夕食毎に提供してくれました。

世話好きで、優しいのです、彼。


ひらがなの練習には、興味を示しませんが、

お絵かきも大好き。

休みの日は、コワ~イ恐竜を書いては、

部屋のあちこちに貼っています。

最近は、素敵な玄関ドアの裏・表それぞれのドアノブに、

自作の恐竜の絵の切り抜きと、

仮面ライダーの映画の割引券がテープで貼られぶら下がり・・・、

一月ほど、はがすことを許してくれませんでした。

新聞屋さん、郵便屋さんの心を毎日、和ませてくれたことでしょう。



さてさて、

「はくちょうさん」になる夢を達成した今、

大きくなったら何になりたいの、と聞いてみました。


「う~んとね~」 うんうん。

「料理と絵が上手な、飛行機の運転手(パイロット)」

ですって。

で、

「ママをアフリカに連れて行ってあげる」って~<<ハート>>


ワ~イ、ワ~イ!



ママが大好き。

パパも大好き。

そして、初恋の女の子もいるみたい。




笑って、走って、

こころも

からだも

おおきくなあれ!




去年の秋の七五三


すくすくまいにち


ゴロニャ~ンとじゃれてます。





ママと2人でデート

すくすくまいにち

おおはしゃぎ(^^)





そうそう、久しぶりに

シボネ青山のサイトをのぞいてみたら、

online shopがちょうどオープンしてましたよ。

ムフフ・・・。

先週の金曜日、3月18日、保育園から職場に電話がありました。

遊んでいる最中に転んで、左腕をぶつけたとのこと。

病院に連れていこうと思う、とのことでしたが、

腫れてもいないようだし、様子をみてもらうことにしました。


帰ってくると、左腕は痛いから動かせないといいます。

ジャンバーもママが脱がせて、

痛いから手も洗えない、

痛いからママ食べさせて、

痛いからお風呂も入れないと・・・。


ぐずって、床に転がり手足をバタバタ・・。

しばらく見ていなかった光景です。

まるで、赤ちゃんがえり。


翌、土曜日も腕は痛いからと

自分から左腕を動かそうとはせず、

着替えの時に少し触っただけでもメソメソ。

少し心配ながらも、関節はしっかり動くし、

赤みもないので様子をみていたのですが、元気がない。

その晩は、入浴後WIC内でウトウトと寝てしまったので

夫と私で抱き上げて、寝室に連れて行き、

ベッドに寝かせようとしたところで、目を覚ましました。

すると途端に恐怖で引きつった顔をして、

「ママ、ママ、ママがいいんだー。」

私に任せ、部屋をでていこうとするパパをみて、

ママいかないでー、だめなんだー」と突然泣き叫ぶ。

ママもパパもいるから大丈夫だよ、

と話しかけても、すぐには泣きやまず、もうパニックです。

その晩は、ママにしがみつくように抱きついて

ようやく眠りについたのですが、

夜中も何度かうなされていました。






3月11日。



いままで感じたことのない様な、

大きく不気味な揺れ方で、

反射的に、この近くが震源地だろうと感じたのですが、

実際は遠く離れたところでした。


東京もずいぶんと混乱しているらしいと耳にした当初、

頭にあったのは、

12日の予定でofferのあった東京出張は

断っておいて正解だったな、だとか、

今日から東京入りする予定の上司は

無事到着できるのかしら、

などともっぱら呑気なことだけでした。


ところが帰宅して、

スイッチを入れたテレビに映し出されたのは、

まるで映画の中のことのように信じ難く、

目を覆いたくなるような痛ましい映像の連続で、

翌朝も出勤だというのに

緊張と不安でテレビやパソコンの前から

ほとんど離れることができないまま

夜明けを迎えてしまったのでした。

思えばここ1週間余り、

家庭内での話題といえば、ほとんどが

震災や原発に関することだったように思います。

私たち夫婦は、

物質的には全く今回のことで影響を受けていないのですが、

とはいえ、同じ日本におこった出来事のこと。

精神的に余裕のない日々でした。


こんな有様でしたから、

大人達から聞こえてくる会話や、

新聞・テレビで目にする映像から、

不穏な雰囲気を五感で感じ取った幼い心には、

漠然とした不安と恐怖が蓄積していったのでしょう。

それが、冒頭の

腕が動かせなくなるというカタチで身体化し、

夜間のパニックとして現れてしまったようです。


ここにきてやっと親も反省し、

迎えた昨日、日曜日。

ぐっすり寝て起きた後はいつの間にか、

左腕も動くし、痛くないということになり一安心。

米が品薄らしいこともあり、

パン屋さんへのお使いをお願いすると、

「今日、パーティーしよう!パンパーティー!

生ハムとチーズも買ってさ!」と息子から嬉しい提案

をもらいました。


久々にリラックスしてあどけない笑顔に触れ、

テレビのニュースのかわりに、

「パンパーティー」の準備を手伝う

かわいらしい鼻歌に耳を傾け、

息子のたどたどしくも勇ましいかけ声で

乾杯した三人。

なにげない日常のシアワセのありがたさをかみ締めた、

そんなひとときでした。





3月11日以降、

非日常が日常となってしまった

現実を甘受する幾多の人々の傍らで、

変わらない日常を生きていくということに

罪悪を感じることは、自然な感情なのかもしれません。

一方でなお、変わらない日常を生き抜くことも

私たちの運命であり使命です。


被災地を想うことと、

今あるシアワセを大切にすることは、

決して相反することではなく、

むしろ、その二つの事を

バランスよく両立させていくことが、

今後の長期にわたる復興支援のパワーとなって

いくであろうこと。

もどかしさは如何ともしがたいものの、

ここで私が意気消沈したからといって、

何がはじまるわけでもありません。

しばらくは自身にそう言い聞かせながら、

過ごしていく日々となりそうです。






身元が判明したご遺体の名前欄を辿るとき、

年端もいかぬ小さな子どもが少なくないことに

暗澹とします。

津波に襲われ飲み込まれるその恐怖を想うとき、

言葉を失います。


亡くなられた方、行方不明の方が

2万人を超す見込みであるとすれば、

父母を失い、子を失い、友を失った方は

どれほどになるのでしょう。

生まれ育った故郷の風景を失った人は、

どれほどになるのでしょう。


大切な存在と突然に分断されてしまうという体験の後で、

尽きることのない喪失感を抱えながらも、

復興に向けて足並みを揃え、

生きていかなくてはならないこと。

その困難さを想うと、

かけるべき言葉は容易にはみつかりません。


その一方で、

極限状態の中にあって、

被災地の方が互いを思いやり行動される姿に、

わたしたちは、どれだけ励まされ、

希望を見いだしたでしょうか。



そう考えると、

特別な能力がない私にも今すぐできるであろうこと

-身近な人や事柄に対して、

優しく謙虚に誠実に向き合っていくこと-

といった当たり前のことかもしれませんが、

当たり前のことをきちんと大切にしていく積み重ねが、

明日への希望へとつながっていくように感じるのです。



さらにできるのであれば、

日本人として、地震列島という異名をもつこの国で暮らしていくこと、

ひいては地球人として、

資源のこと、エネルギーのこと、

社会や経済の「発展」「成長」のありようについて、

出来る限り大局に立って考えを巡らしていきたい。

目先のことも大事かもしれませんが、何よりも

私たちの子どもの代、孫の代、そのまた孫の代に、

安心して暮らせる世界を受け渡していかなくてはと思います。



地球史46億年の中で、

人類史なんてほんの一瞬にすぎません。

森羅万象に対しては、人間の叡智だなんて

到底太刀打ちできるものではないのでしょう。

どれだけ「専門家」が「既知の科学」を持ち寄ろうとも、

想定できない事の方が、想定できることよりも

はるかに多いことは想像に難くありません。


だからこそもう一度、足許を謙虚に見つめなおし、

改めて、自然と、人と、世界と関わっていくことで

被災地での苦難を少しでも無駄にしないように

努めていかなくてはと念じるのです。



今の私にできることであり、課題でもあること。

被災された方々の哀しみに毎日真剣に心を寄せ続けること。

自分にできることを探り続け、少しづつでも行動していくこと。

自分たちの日常を元気に精一杯生きること。

そして、これからも私たちが、私たちの子どもが

暮らしていく日本と世界のありようについて考えること。


この四つを常に心に留めながら、

いただいた命を、いまある命を、

大事に大事にいたわり、抱きしめていきたい。





「日々生きているということは

あたりまえのことではなくて

実は奇跡的な事のような気がします。」


いまあらためて、星野道夫さんの言葉が、

じんと胸に響きます。







あいかわらず、なかなか更新されないblogです。


もう年が明けて20日も経つのに今更なのですが、

2010年を振り返ると、

なかなか波瀾万丈、強烈な年でした。


おうちが出来上がって、

long vacationも実行できて、

素敵な出会いもあり、

とっても喜ばしいことがあった一方で、


子どもが入院して、ハラハラドキドキ

辛い別れもたくさんあり、

そして、今まで触れてきませんでしたが、

私自身が病気になってしまいました。


下手しなければ死に至る病ではないですが、

連日の服薬と、

定期的な通院を必要とする、

末永くお付き合いしていかなくては

いけない病気です。

そして、私にとっては初めての経験。


自身の中では

2010年におうちが完成し(中身はまだまだですが)

2011年は次のstepに進んで、

プライベートでもお仕事面でも

チャレンジしたいことも様々あったのですが、

病気がある程度落ち着くまで、

心身に負担がかかることは困難そうです。

(実は旅行も主治医には反対されました(>_<))


これまで、意外にも願いどおりに、

どちらかというと、自分の能力以上に、

物事が進んできたのですが、

ここにきて、計画変更を余儀なくされました。


それが、結果的に、

良かったのか、悪かったのか、

現在進行中の今は、なんとも言えません。

「病気になって、良かった」と言える、

逞しさも強さも今の未熟な私には備わっていません。


ただ何せ体力がなくなって、

家族にもスタッフにも負担をかけていることを

痛感しています。


かわいそうなのが、子ども。

私といる時は、なんでもかんでも

「ママとじゃなきゃイヤ!」という甘えん坊なのですが、

欲求に十分に応えてあげることが、

なかなか私自身しんどくて、

結構我慢させてしまっています。

「親自身の問題を、子どもに引き受けさせない」

というのが、私が子育てする上での目標の一つ

でもあったのですが、

現状はなかなか厳しいです。


2011年は、ちょっと休憩の年になりそうです。

思い通りにいかないことも、

人生には多々あって、当然。

焦る気持ちがないわけではないですが、

無理を重ねることは、当面お預けにして、

できるだけ肩の力を抜いて、

運命を天に委ね、

ゆらゆらと流れ、流されるように

今年は生きてみようと思います。


Hiroko,