栗東 びにーるはうすde書き初め大会はインドへ続く | ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!
長いことブログの更新をさぼっています。
書いた瞬間に世界中どこからだってレスポンスできちゃうtwitterやfacebookに馴染んでしまうとじっくりブログを書く事のリズムが掴めないのです。
しかも私ってば書けばダラダラ長いし。
これまでの面白い事、ワッと驚く事、
沢山の書くべき事を逃してしまいました。
日々、ついつい目の前の短期間で答えを出す事ばかりに執心してしまうけど
何年ものブログはたまには振り返ると山の上から大河の流れのような大きな景色を見せてくれるのかもしれません。

もとい。

2011年2月12日(土)の朝市の後に、竹村さんのいちごビニールハウスで書き初め大会をやりました。
お習字の先生のツチヤさんもいるし、染色家のヨシザワさんもいる。
コレだ!と、絶対やりたいコラボですが
一般的には以前の「びにーるはうすde美術館」ほどのインパクトがないのも分かってました。
私の思いつきを叶えていただくのに周りの方々に無理に細々した事をお願いするわけにも行かず、
結局いつものように最後には中井さんに様々お世話になり本当に申し訳ないです。

今回はランチに地元栗東の鶏農家の中辻さんの卵かけごはんハート型の目玉焼き
その中辻さんの卵で料理大好きのミサコちゃんにケーキとクッキーを作ってもらいました。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-ケーキ

今回、手ぬぐいを半紙代わりに好きな言葉を書いて、それで一年間のお米作りの汗拭きにしようと思い、洗っても落ちない方法を染色家のヨシザワさんのお家にお邪魔したり、わが家においでいただいたり、何度も試して、薬剤や手ぬぐいの入手にも沢山沢山お世話になりました。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-卵ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-花華

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-苺

前日に大雪が降りました雪
私は雨女。
やっぱりなー、とガッカリでしたがダウン
当日はピッカピカに晴れて、ビニールハウスは暑いくらいでした。
準備した手ぬぐいの他にも、マキゾーさんやびにーるはうすの竹村さんは看板用に木の板をご用意されて、おお、そんな手もあったのね、と嬉しくなりました。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-全景

ヨシザワさんがご好意で手ぬぐいに柿渋染めしたのを用意下さったり、
ツチヤさんが準備下さった篆刻用の石は即完売でした。

柿渋で染めた布に書くと古紙に書いたような味のある文字になるし、
ペンや錐の先でキリキリ削った篆刻印で文字が作品としてグッと締まります。

その中で、意外な才能発見!!
中学生のハルノちゃん、絵がめちゃめちゃ上手い!!
最初にボタッと墨が落ちたのを利用して龍の目玉にしてもの凄く立派な昇り龍をサラサラ~と描いたのでした。
ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-龍

みんなでオオ~!!と大絶賛。
ご本人は「え~、そおかな~、ありがと~」っといたって軽やかなのですが
周りは皆で大興奮。
ツチヤさんは緑と金の墨で色塗りコラボされるし、
私はマキゾーさんに頼んで裏に竹ヒゴを貼って凧にしました。
そして、ハルノちゃんに「インドに持って行って子供達にプレゼントする」と約束して
その絵をいただきました。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-龍コラボ

その凧の行方をご報告。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-凧揚げメンバー

インドのコルカタのマザーハウスの遺した施設でボランティアするツアーに毎年参加しています。
いつも私が行くプレムダンと言う施設で一緒だった韓国人1人と日本人3人の大学生を誘って
子供達に持って行く前に練習しとこ、と近くのメイデンという広い公園に行きました。
誰もが子供の時にやったであろう凧揚げ。
しかも日韓の高学歴の英知を持ってして、、、、
凧は上がりませんでした((iДi)

通りかかったインドの人たちが、「そんな縦長のサイズじゃ難しいよガーン」と。

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-インドの子供も

まあな。

でも、時にチャイを飲み、走り回り、たまたま縁あってひと時を共にした皆で何かを作り上げようとする楽しい時間でした。。
帰り道、グラウンドでクリケットしてる人に打ち方を教えてもらったり、
屋外でバレーボール大会してるのに飛び入りで勝手に応援団したりバレーボール
いや~、燃えたね~得意げ
$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-ヴァレーボール

翌日、NGO運営の学校へ。グランドで凧揚げに再トライ。
私たちのインドでのナビゲーター、ジェリーが「まかせとけ」というので
任せたけど、やっぱりアキませんでしたわ。
そのうち絵が破れて来たので裏からテープを貼って、普通に絵としてもらってもらうことにしました

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-ギャリーが

すると、ジェリーが「ボクにくれ。車のリアウィンドウに飾りたいから」と言うので
結局ハルノちゃんの描いた龍の絵はインドのコルカタで高級ホテルのホテルマンとして働きながらも自営で数々の事業を興しているジェリーというオッチャンのものになりました(^ε^)

ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-絵を描いた

そんなうちに一人の男の子がノートの用紙にハルノちゃんの龍を真似た絵を描いてくれました。
「これ、くれる?」
これはハルノちゃんへお届け。

こうして日本からインドへ、書き初め大会が意外な形で縁を紡いできました。
この一つだけではありません。

つづきはまた次回ニコニコ