ミュージカル・危険な関係
昨日は、久しぶりに、カイザースラウテルンの劇場に、お友だちのNオちゃんが出演しているミュージカルを見に行きました。
『危険な関係』という作品で、テキストは、ピエール・ショデルロ・ド・ラクロによるフランスの小説。
それを、Wolfgang Andenberg がミュージカル用に台本を書き、Marc Schubring が作曲をして、2015年に、ドイツで初演された作品です。
音楽が、大河ドラマ&貴族系昼ドラ風で、めちゃくちゃ良かったです
高校生の頃にハマった、『愛の嵐』という昼ドラが思い出されました。←覚えている人、いますかー?!
その音楽を支える合唱が、お世辞抜きに美しかった✨❤️✨
もちろん、舞台上でのNオちゃんのエネルギーは健在。素晴らしかったです
ちなみに、お芝居では、日本で、玉木宏さんと鈴木京香さんで公演されていたみたいです。
このお二人だったら、さぞかしステキだったろうなぁ、見たかったなー
さて、ステキな観劇の後は、Nオちゃん宅にお泊り。
プロのチューバ奏者&お料理マイスターのご主人さまによる、素晴らしいドイツ料理をいただきました(ワインもいっぱい飲んだ。)✨❤️✨
シュヴァイネブラーテン
次の日は、これまたドイツ風の朝ご飯まで用意してもらって
観劇に、美味しいお食事。
楽しいしかない2日間でございました
サスティナブルも大事
用事があって、朝早く、久しぶりに Bad Dürkheim に行ったので、そこから、これまた久しぶりに、おフランス、Wissembourgまで足を伸ばしてきました。
お目当ては、Hデチャンが愛読しているフランスの料理雑誌を買うことと、とあるレストランで、お昼は25ユーロで、3品のランチコースをしているので、そこでお食事することでした。
雑誌を買って、レストランへ。
ここの、25ユーロランチコース、これまでに2回、利用したことがあって、前菜・メイン・デザートのコースなのですが、
これで25ユーロ❗
と、いうくらい、素晴らしく、オトクなコースで、
一体原価はどうなってるんだろ!?
と、その確認もしたくて、またやってきた次第でした。
可能そうなら、ウチのレストランでもやれないかな…?
と、考えてもいたので。
しかし…ここからなんです。
肝心のランチコース。
こちら、前菜。葉っぱとクルトンで見えませんが、スクランブルエッグです。
やっぱり25ユーロで3品、良いものを出そうと思うとムリがあるよ。僕は、このシェフは、頑張ってると思うよ。多分、経営者に、原価を抑えるように言われたんじゃないかなぁ~。
と、同業者として、シェフに同情的な意見。
とりあえず、パンで満足感だそうとしたんかな…?
と。
まぁ、私もその意見に納得。
そもそも、25ユーロで3品、マトモなものを提供し続けるには、ムリがあるでしょうね。ドイツだったら、その内19%は税金ですし。
最初は、原価を度外視して始めたランチコースだったのでしょうが、やっぱり、続けるのは難しかったのでしょう。サスティナブルも大事です。
こんな、いまひとつのお料理を、25ユーロで3品いただくなら、25ユーロで一品、まともなお料理を頂いた方がいいな、
とも、思いました。
でも、今回、食べに行って良かったです
今、レストラン開業に向けて、色々、考えているんですけど、良い勉強になりました。