過去のAKBとの決別を超えて | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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AKBGと坂道シリーズを俯瞰的に冷静に眺めるサイトです。
他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


先日のこじはるの卒業公演を遅ればせながら動画で閲覧した。


多くのファンに愛された彼女らしく素敵な公演で
メンバー達からも祝福され大団円の中で終幕した。


改めて楽曲を聴いてもAKBのも素晴らしいと思うよ。


以前のブログでも書いたけど決して坂道シリーズのものに
劣ってるわけでもないんだよね、実際には。。。


ただ残念ながらそれが巧く外側に伝えられていないのは
今のグループの課題としてあるんだろうなと感じる。


それはもちろん秋元先生のモチベーションもあるし
それを引き出せないメンバー、更には見守れないファン。。。


組織全体の問題を誰か一人のせいにしたって仕方ないよ。


その秋元先生のこじはるへの手紙も素敵だったね。


彼がどれだけ彼女を可愛がって大事にしていたかは
長くグループを見守っていたファンなら分かるはず。


その美貌だけでなく彼女のその地頭のよさや勘のよさ。。。


そういった部分も含めて秋元先生も彼女を評価していただろう。


それぐらい愛着があったメンバーがAKBから卒業することで
残念ながら彼のグループへのモチベーションに影響するかも。


それはグループにとって決して喜ばしいことではない。


一方で麻友や柏木が号泣している様子を見ながら
彼女達の心情を色々と推察してみたりもする。


特に麻友にとっては彼女の卒業は過去の栄光のAKBの
ひとつの終焉であり節目になるべきものでもある。


最後に残された神7の一人。。。


今でこそこの言葉も過去を語るものでしかないが
やはり当時のあの輝きは決して色あせるものではない。


そんな中で妹として先輩を追いかけていた彼女が
いつの間にか最古参としての存在になってしまった。


その何ともいえない複雑な感情が普段涙を見せない
麻友に思わずその想いを吐露させたのだろうか?


小嶋陽菜の卒業はひとつの大きな歴史の終焉を意味する。


それぐらい彼女が陰に陽にAKBに果たしてきた貢献は
多くの古参ファン達は絶対に忘れないだろう。


決してグループのセンターとして君臨したわけでもなく
寧ろ別の分野でのキープレーヤーとしてその存在を誇示した。


モデル、美容関係もそうだしAKBが外側からポジティブに
評価される基盤を確立することにどれだけ貢献したか?


それゆえに唯一無二の存在として多くのファンから愛された。


晩年の卒業を引き伸ばされた状態での彼女の姿は
正直あまり見たくなかった方も中にはいるだろう。


運営の炎上体質に敢えて乗っかりその茶番に
付き合ってあげたりもしたのは彼女なりの優しさ。。。


恐らくはもっと早期に卒業していたであろう彼女が
こんなにも長期に在籍することになろうとは。


だがそんなこじはるも遂にAKBを去ってしまった。


それは言いようのない喪失感であり決して
他に代えがたい感情のようでもあったりする。


過去のAKBがまたひとつ清算されてしまった
言いようのない寂しさとでも言うのだろうか。。。


恐らく今のAKBを中心で支えているファン層は
過去のAKBにそこまでの拘りはないかもしれない。


それはある意味健全なファンの世代交代を実現して
未来に歩みを進めているとも受け取れる。


一方で現状のAKBを受け入れられない人達の
受け皿になる他の選択肢も随分増えてしまった。


今のAKBは名前があって実態がないような状態。。。


AKBGというあらゆる姉妹グループのメンバーを
巻き込んだ大集団という現実でしかない。


それに対してAKBを愛し応援するという概念自体が
まったく的外れなものに聞こえてしまうのも辛いところ。


ただ現状でAKB単独が実現する可能性は低い。


恐らくはもうよほどリスクを取って改革しない限り
今のまま何となくなあなあで行ってしまいそう。


新グループを立ち上げてはそれを吸収して力に変える。


これの繰り返しで延命していく先に果たして未来はあるのか?


STUの活動方針もどうなっていくか?


結局はイベントや握手会に合同で取り込まれて
そのアイデンティティーを確立できないのでは本末転倒。


そのあたりが解消されない限り今のAKBG全体の
閉塞感とファンのストレスは燻り続けるだろう。


話を戻すがこじはるの卒業というのはただ
彼女のファンのひとつの節目というだけではない。


ずっとAKBを見守り応援し続けていた古参ファンの節目である。


その先にある麻友の卒業までその紐帯が果たして維持されるか?


一抹の不安を抱えながら今なおAKBの先頭を走る彼女の今後を
遠くからではあるけど暖かく見守りたいと思う。


ということで改めてこじはる卒業おめでとう!


AKBによくここまで付き合ってくれましたね、ありがとう。


それでは、また。


以上