保守、良識派の苛立ちを想う | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。

 

昨今の世の中では価値観の多様性が叫ばれて久しいです。

 

 

今まで常識だったがことが通用しなくなる世の中です。

 

 

そんな中で自分の信念や価値観を柔軟に変化させて

時代に対応していくのは本当に難しいと実感します。

 

 

とはいえ一般通念的な倫理観や正義というのは

やはりあって人類が社会を運営する上で必要とされてきました。

 

 

極端な話が今の世の中では人を殺すことは

どんな理由があれど完全に社会悪と見做されます。

 

 

ただ、一方で新自由主義という大きな潮流は

モラルや規範の枠を逸脱して膨張してきたわけです。

 

 

つまり法律に違反していなければ何をやってもいいという価値観。

 

 

そんな中で保守的で良識を重んじるような方々は

今のモラルや道徳が崩壊した社会に苛立ちを覚える。。。

 

 

そもそも保守や良識とはどんな概念なのか?

 

 

個人的な見解はこうです。

 

 

歴史や伝統を重んじ、軽はずみに変化を受け入れない。

 

 

人から軽蔑されずに正しいことをして生きて行きたい。

 

 

現実の自分を受け入れずに常に理想を持ち

そこに向かってストイックに自己を高めて行きたい。

 

 

自己の栄達より、他人の幸せをより願い行動する。

 

 

嘘はつくのもつかれるのも嫌いで絶対に許さない。

 

 

お金より尊い価値観があると信じている。

 

 

まだまだありそうですが皆さん如何でしょうか?

 

 

まさに今までご紹介してきた新自由主義とは真逆の価値観ですよね?

 

 

勘違いしないで欲しいのはどっちがいいとか悪いとか

そんな低次元な話をしたいわけではないのです。

 

 

本来は人間というのはこの二つの概念に対して

上手くバランスを取って生きていったほうがいいのです。

 

 

ただどうしてもどちらかに偏り一度人格形成されると

その性向は中々修正することはできないものです。

 

 

今の社会の分断が深刻化している理由としては

この二つの固い信念も持つ人々が決して相いれない為です。

 

 

どちらも寛容さを欠き、ひたすらに自分の正義を信じて

相手を認めない結果、不毛な争いが続いていくのです。

 

 

では自分は実際どうなのか??

 

 

ブログを斜め読みしていた方々からすれば

典型的に小煩い保守、良識派に見えるでしょう。

 

 

でも実はそうでもないのです。

 

 

少なくてもここ数年間の私は現実社会では

かなりこの新自由主義の風に影響を受けています。

 

 

それはやはりどんなに真面目にコツコツ働いて

誠実に清廉に生きていても限界が見えてしまう。。。

 

 

清貧が尊いとは思っていても現実社会の過酷さが

嫌でも自分に新自由主義を選択させることになります。

 

 

だからこそ、保守良識を絶対に疎かにせずに

謙虚に誠実に生きて行きたいと願ってきました。

 

 

その想いをアイドルに投影した結果がAKBだったわけです。

 

 

あの頃のAKBに自分が託した本当の想いとは?

 

 

そういった残酷で世知辛い世の中で荒んで行く心を

浄化させるようなまさに清廉な世界を期待していました。

 

 

なぜあのような社会現象を起こすほどAKBが人気になったか?

 

 

表層的には総選挙や握手会、劇場公演など

奇抜なギミックが斬新で面白かったというのもあります。

 

 

ですが本質はそこではないのです。

 

 

もっと誠実で、清く正しく美しく、真っ直ぐだったAKBに

多くの保守良識派達が支え続けた献身の歴史にありました。

 

 

ここを間違えるとAKBの叙事詩は大きく歪むことになります。

 

 

これを呼んだ皆さんはどう感じられましたか?

 

 

それでは、また。

 

 

以上