【雑記】2011年は「怯まず邁進すべし」 | Jazz@Saku

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会社員でジャズベーシストのJazz Man BSakuの日常を暴く!(笑)

「彼の音には、ためらいも迷いも躊躇もない。」


そんな風に言われるベースの音を鳴らしてみたいものだ。


若い時の向う見ずな音ではなくて、しっかりと見据えた音。


60歳、70歳になっても続く限りなき探求かもしれないが、で

も今からでも追いかけてみたいものだ。



先日の大晦日~元旦にかけてのセッションを振り返るって

そんなことを考えた。


「これでいいのか」を常に問いかけつつも、表現はきっぱり

としている。そんな音なら、みんなに安心してもらえるので

はないか。


4ビートの伴奏は時間との戦いだともいえるかもしれない。

出す音に少しでも迷いが生じると、途端にスイング感は失

われてバンドは崩壊する。みんなをが間違いなく支えられ

続ける音は、「ルート」である。でも快適なアンサンブルに

するために「パッシングノート」を加えたり、「リズムノート」

を入れたり「メロディノート」を弾いたり、ちょっと強めに出

たり・・・。それらを一瞬一瞬の状況や流れを聴き感じとっ

て音につむぐ。怯んだ途端にメンバーからにらまれ、気遣

われ音楽以外に集中力を持っていかれることになる。


このセッションは一期一会、最初で最後のアンサンブル!

と思い、お互いに邁進するだけ。



仕事も、人生も一緒だ。


後悔は迷いの産物であることが多かった気がする。


だとしたら・・「怯まずに邁進する」だけ。

2011年はこれを常に心がけたい。