「成果」を出すための6つのページの役割 | 自分で作れるホームページ作成法

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「成果」を出すための6つのコンテンツ構造

こんにちは、ホームページ作成アドバイザーの田中孝一です。
本日もよろしくお願いします。


以前「成果」を出すためのホームページ構造については図解を作成しました。



「成果」を出すためにはこの6つのホームページ構造が重要で、この役割を認識してホームページを作っていくのと、無計画に作っていくのでは雲泥の差が生まれます。

これは、設計図も作らずにいきなり家を作ってしまうと同じ事になります。


是非、今回の記事をホームページの設計の見直しや修正にお役立てください。



この構成は、2014年現在の検索エンジン事情を反映した、今後の主流となる構図になります。

この図では、成果を出すためには6つのページ構造が必要で、主に「成約するためのページ群」と「集客するためのページ群」に役割を分けるという事を表現しているのですが、今回はさらに踏み込んで、ページの中身のコンテンツ構造についてまとめたいと思います。


まずは下記図をご覧ください(マウスオーバーで拡大します)




「1、トップページ」から「6のランディングページ」までの6つのページをそれぞれ模式図であらわしたものです。
それぞれのページには、ヘッダー、サイド、メイン、フッターの4つのコンテンツ構造に分割しています。
色分けしている部分は、共通して利用できるコンテンツになります。
色分けの無いグレーの部分は、各ページで独自のコンテンツになります。


■共通して利用できるコンテンツ
1、ヘッダー
主に会社ロゴやヘッダー画像などで何のサイトかを表現します。
店舗の場合には電話番号や問合せフォームへのリンクボタンを配置します。

2、サイド
地図や更新情報、お勧めリンクや問合せボタン、サイドメニューなどをホームページの目的にあったコンテンツを配置します。

3、フッター
主にロゴやトップへ戻るボタン、コピーライト表記、フッターメニューなどを配置します。

■各ページの独自コンテンツの役割
1、トップページの独自コンテンツ
トップページには、ぱっと見のデザインが重要です。
ページ上部にはキャッチコピーやメインビジュアルなどを配置して、何のホームページなのかがすぐにわかる必要があります。
また、メイン部分には、サイトコンテンツのまとめ的なコンテンツを置くようにします。各ページへの誘導をスムーズにするために、バナー画像や形を丸く切り抜いたキャッチな画像を利用します。

2、サイトコンテンツの独自コンテンツ
サイトコンテンツには、サービス案内、商品紹介、お客様の声、会社概要、代表挨拶、料金表、良くある質問、申し込み方法など成約に関係するコンテンツを入れます。
新規ユーザーよりもリピーターに向けてのコンテンツ提供が主な役割です。
リピーター向けなので、かなりページの中身を詳細に作り込んでも読んでくれる可能性が高いのも特徴です。
一度作ったら、ページを次々追加するのではなく、アクセス解析を元に内容を改善し、成約率を上げていきます。

3、ブログトップの独自コンテンツ
主に、最新のブログ記事の一覧を5~10件程度表示します。
ほとんど自動構築による事が多いのが特徴です。

4、ブログカテゴリーの独自コンテンツ
ブログ記事を読んで興味を持った訪問者が、同じカテゴリーの別のページを読むために必要です。
主に、同じカテゴリーで最新のブログ記事の一覧を5~10件程度表示します。
こちらもブログトップ同様自動構築による事が多いのが特徴です。

5、ブログ記事の独自コンテンツ
ブログ記事は更新頻度を上げつつ中身の濃いコンテンツを提供する事で、自然検索からのユーザーを増やす事を目的とします。
原則、1記事1テーマで記事を入れていきます。
最新ノウハウ、お悩み解決記事、最新のお客様の声、活動報告、人柄を伝える日記など、集客に必要なコンテンツを入れます。

【補足】各ページに入れるキーワードについて
ブログ記事は集客に必要なカテゴリーをキーワードで決定します。

【ブログに入れる検索キーワード】
ブログトップはビッグキーワードを入れます
例)居酒屋

ブログカテゴリーは+ミドルキーワードまで入れます。
例)居酒屋 上野

ブログ記事は+スモールキーワードまで入れます。
例)居酒屋 上野 個室


6、ランディングページの独自コンテンツ
このページの最大の目的は成約です。ブログで集まったアクセスや有料検索広告(PPC)からのアクセスをランディングページへ流す事で成約数を上げていきます。
通常、複数ある(サービス案内や料金表などの)サイトコンテンツを縦長に全て入れます。
ただし、ランディングページの訪問者は、リピーターではなく新規訪問者が多くなるため、サイトコンテンツよりも、ビジュアル重視で作成する必要があります。



以上になります。

いかがでしたでしょうか?

「成果」を出すための6つのコンテンツ構造はホームページを始める前には必ず必要なので、是非参考にしてみてください。


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