「偽物の価値が彩る街・・・心を癒す旅」⑤ | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「偽物の価値が彩る街・・・心を癒す旅」⑤


砂漠のど真ん中によくぞ作ったものだ。

アリゾナとネバダの国境に強大なダムを造り、水と電力が供給されている街。

1929年の大恐慌の後、ルーズベルトとフーバ大統領がグリーンニューディール政策で行った一大公共投資、多くの雇用を生み出したが未来に虚構都市をネバダの地に生み出してしまった。

 エッフェル塔が聳え、スフィンクスがピラミッドの前に鎮座する。なぜか五重塔(かなりショボイ)も恥ずかしそうに建っている。摩天楼のビル群の周りをジェットコースターが猛スピードで走り過ぎていく。

ショッピングモールの中の運河を甲高くカンツォーネを唄う船頭が操るゴンドラが行き交う。モールの天井はだまし絵の様に夜に昼、昼に夜、夕焼けも自由自在だ。


ショッピングモールの天井は映像技術で自由自在に青空や夕焼け空や星空に変わる事が出来る。


 ここは何処だろう?・・・イタリア?・フランス?・日本?・エジプト?・ニューヨーク?様々なコンセプトを持った建物や施設が主張し合いながらも溶け合っている。

 ここに集うのはギャンブラーだけではない。エンターティメントを楽しむ家族連れやカップルが世界中から訪れている。

それも本物がある場所から偽物のある場所へ・・・3桁の時の経過が4桁の歴史に敵うはずがない。わかり切っている。でもイルミネーションやネオンに彩られた偽物の街もマネーが飛び交うギャンブルシティの虚構都市には価値を生み出すのだろう。


どのホテルもイルミネーションに彩られ運河が屋外から屋内へ走り、ゴンドラが行き交う。

旅こそ我が人生!!

旅こそ我が人生!!