遺伝子検査で、効果が期待される抗がん剤薬が見つかる割合は? | 加藤隆佑 ameba blog

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●遺伝子検査で、効果が期待される抗がん剤薬が見つかる割合は?

こんにちは。加藤隆佑です。

先日、遺伝子検査によって、治療薬が見つかる頻度に関する報告がありました。

読売新聞の記事を引用しますね。



今年から、遺伝子検査によって、パネル検査は、がんに関連する遺伝子の変異を調べ、適した薬を探すもの。

調査は11月、がんゲノム医療を行う中核拠点病院など全国167病院に実施し、134病院が回答した。

 その結果、この期間に検査を受けた62病院計805人のうち、88人に治療薬が見つかった。

検査を受けた患者の中には、10月末までに結果が判明していない人や治療方針を検討中の人がおり、調査後に人数が増えた可能性もある。
(読売新聞より引用)



約1割の方に、抗がん剤が見つかったとういことになります。

ちなみに、10年後には、約2割くらいの方に見つかることになると推測されています。

新薬が、たくさん開発されているからです。

ただし、注意点があります。

遺伝子検査を保険診療で受ける際には、しっかり食事を食べることができて、体力があることが前提になります。

体力もなく、食事もしっかり食べられない。

このような状況ですと、保険診療では、遺伝子検査は、受けられません。

したがって、使える抗がん剤がない状態であっても、しっかりと、体力と体調の維持を心がけないといけません。

体力、体調、そして、免疫力をあげることを心がけつつ、遺伝子検査に望むとよいです。

そのために役に立つのが、漢方です。薬膳的な食事も非常によいでしょう。

どのようにとりいれるかは、こちらで学ぶことができますよ。


手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。