●大腸がんの手術後の抗がん剤を受ける期間が、半分で済むようになりました。
こんにちは。加藤隆佑です。
先日、メールマガジンを読んでくださっている方から、たくさんのメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
少しずつお返事いたしますね。
それでは、本日の本題に入ります。
大腸がんの手術後に、抗がん剤治療を行うことがあります。再発する危険性を下げるためです。
特に、リンパ節に転移している場合には、抗がん剤治療を行うことを強く推奨されています。
以前は、すべての方が、半年間の抗がん剤治療でした。
しかし、最近は、違います。
再発の危険性が、それほど高くないときは、3ヶ月間の抗がん剤治療だけで良くなりました。
3ヶ月程度の治療であれば、抗がん剤による後遺症は、ほとんど残らないでしょう。
他のがんに関しても、抗がん剤による治療期間を短くできればよいなと思います。
もし、そのような知見がでましたら、お知らせしますね。
ただし、抗がん剤治療を受けたからといって、再発しないわけではありません。
再発を抑えるための日常生活の工夫も、取り入れてくださいね。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。