【iDeCo・NISA】新NISAと同じ節税効果の高い小規模共済の利回りは? | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

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公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

「新NISAは非課税でお得なので
ドンドンやろうと思いますが、
一体いくらやるべきでしょうか?」

「貯蓄も含めて全部入れてしまって
いいのでしょうか?」


そういった相談を受け取ることが
最近は多いです。


そこで参考となるのが
実は「小規模共済」という制度。

国の機関である中小機構が運営する
小規模企業共済制度は、
会社経営者や個人事業主が使える
積み立てによる退職金制度です。

※従業員用には中退共がある。



この小規模共済、中退共共に
共通しているのが
「国が」運営し、「損金になる」
つまり節税ということ。

それゆえ
結構多くの会社がこの小規模共済と
中退共に目一杯加入し、
退職金運用を、節税しつつ

やっています。

・・・ん?
似ていませんか??
そうそう、、あれと!

同じ構図ですよね。
iDeCo・NISAと。。




でも注意いただきたいのが
この小規模共済の利回りです。

これはHPから転用した
実際の小規模共済の利回り。

過去5年間を見ると
2018年:0.99%
2019年:△0.07%
2020年:5.26%
2021年:1.40%
2022年:0.36%

平均利回り:1.5%



2020年は利回りが高いですが
それはコロナショックがあった年なので
異常値のため除くと
平均は0.6%。


・・・0.6%/年しかありません。。

HPを見れば、
「長期的な観点から安全かつ効率的な運用を行っております。満期保有目的の国内債券(簿価)を含む自家運用資産の構成割合を約8割とし、約2割を運用機関に委託しています」

とあるように、
2割を金融機関に預け
積極運用しているにもかかわらず

この成績なのです。。

いや、別に運用が下手な訳じゃない!

そうじゃなくて、
「国が」やり、
「節税という仕組みを」付け、
「国が作った制度」を使うと

必然的に制約ができ
良い結果が出ないという
典型ではないでしょうか??

万博しかり、
公共事業しかり、
福祉政策しかり、
自治体運営しかり、
年金しかり、

「国が作った仕組み」を使う限界が
ここに顕著に見て取れると
この0.6%という利回りを見れば
痛烈に感じます!

※ちなみに中退共の利回りは
年1%を目標にするが
2021年は0.78%/年。




節税できるということだけに
惹かれていいのでしょうか?

会社経営者の方、お考え下さい!
自分の大切な退職金を
損金という美辞麗句に負けて

「年利0.6%でしか増えない」
のでいいのでしょうか?

税金を払ってでも
年利4%5%で増やす方が

よっぽどお金が増えて得します!


そう、、

新NISAもこれと同じ。

「節税という仕組みを」付け、
「国が作った制度」なので

そもそも「投資先に制約」があり
お金が増える制度ではない!


例えば今、世師(よっしー)が運用を
外注
している海外版NISAでは
「中南米の株」に何年も前から
投資をし続けていて、

何十%も含み益がある。
※為替差益抜きでの利益。
運用を外注なので本人は何もせず。

なぜ中南米の株?

それはウクライナ軍事侵攻を機に
資源株が上がると予測
し、
開戦当日に鉄鉱石や石炭が
多く眠る南米に投資!

こんな投資が新NISAの投資先で
できるのでしょうか?

「国が」やる制度では
いつも無理ですよね。

コロナの政策や円安対策で
対応がちぐはぐで使い勝手が悪いと

いつも批判ばかりしている国民が
なぜか新NISAだけはもろ手を挙げて
大賛成です!

同じ「国が作った制度」なのですが。。


世師(よっしー)は確実に
この小規模共済と同じく
新NISAの利回りも年利0.6%程度に
落ち着くと確信しています


そして半数ぐらいの人は
収支トントンか含み損になる。

足かせある運用先です。
「iDeCo・NISAは利益が出なければ
非課税の意味がない」のですが。。


年金は貰えないと
国の仕組みを馬鹿にしている国民が
NISAを信じるのも滑稽だと
感じませんか?

同じ国の仕組みなのに
信じるんですね。