ホステス専門アドバイザー：ＲＥＩＮＡです。
「人と接するのは好きなんですけど、接客はできないんです」
という人がいますが、ナンで？と思っています。
人と接するのは好きなんだけど営業トークはできない、という話なら分かりますけどね。
- お世辞やおべんちゃらが言えない
- 良いと思わないものを人に勧められない
という人は意外に多いし、私もそうです。
でも人と接することが元々苦手で苦痛な私としては、人と接すること自体が好きなら大丈夫ぢゃん！！って安易に思っちゃいますが
たぶんみんな、『接客』という言葉に構えてしまうんでしょうね。
プライベートなら、仕事ほど気遣う必要がないので楽しい、のかもしれません。
仕事となるとできないのは、
「何か特別なことをしなくてはいけない」
と思っているからじゃないでしょうか。
接客は確かに職業であり、お金をいただいてサービスを提供するプロですから、友達感覚では困ります。
でも、
「友達を喜ばせるのが好き」
「人が喜んでくれると嬉しい」
「人と会話をするのは楽しい」
という気持ちは、仕事だからといってパッと持てるものではないですよね。
だから、元々この気持ちがある人は、十分素質があると思うのですよ。
ただ、リキみすぎるんだと思います（この文字のようにｗ）
そういう人は、仕事というカテゴリーをちょっとだけ外したほうがいいかもしれませんね。
変に意識して何もできなくなるより自然体でいたほうが、きっとお客様にも喜んでいただけることがあると思います。
大きなことをして大きく喜んでもらおう！と考えるよりも、
些細な喜びが、いつもたくさんある
このほうがきっと、長く付き合っていけるのではないでしょうか。
サプライズパーティーが毎日あったら、サプライズでも何でもないじゃないですか
そんな非日常を日常化させたところで、人って簡単に飽きちゃうものです。
でも居心地のよさって、たぶん小さなことの積み重ねなんですよ。
誰にも気づかれないくらい小さな「嬉しい」がいっぱいあって、特段何がとも言えないけど、ついつい足を向けたくなる。
そんな空間も、すごく素敵じゃないですか？
何も、全部が全部高級感満載のクラブじゃなくたっていいし、そんなお店ばっかりだったらつまらないですしね。
実家に帰ったようなホッとできるお店で、
「おかえり！待ってたよー！」
って笑顔で迎えてくれるホステスさんも、私は大好きです。
どちらかというと、私もそっちでしたしね
高級クラブで気取って澄まして、お高いシャンパン片手にオホホホホホ・・・
とか、週に２～３回くらいしかできなーい（笑）
そもそもシャンパン飲めなーい（爆）
イイ女気取ってたら、お客様にデコ叩かれちゃーうｗｗｗ
だいぶ脱線しましたけども
根本的に、一緒にいる人に楽しんでもらうには、あなたも楽しまないといけないんですよ。
あなたがホステスなんだから、あなたがリラックスしていないと、お客様は気疲れしちゃうんです。
いい意味で緊張感を保っていればいいし、プロとしての心得は自分の心の中に置いておくもので、お客様に見せて気を使わせる必要はないわけです。
「私も、このお客様とこの時間を楽しもう」
と思ってください。
せっかく喜んでほしいと思う気持ちがあるなら、なおさら
あなたが楽しむことを忘れたら、いくらがんばっても良い結果にはならないし、良い結果を出せるまでがんばれないですしね。
「楽しませよう」の前に「楽しもう」
この気持ちがあって初めて「楽しませること」ができると思います。
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