【桜の話】第7話 | 願いを叶えまSHOW・TEN《ネット情報センター》

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桜の一味違う、風情を表現すると、
あなた自身にも、より深い味わいが…!

◆日常使える”桜”のつく言葉

いくつ知っていますか?

日本人の風流への憧れは強い。
桜と猫

では、風流な”時”を味わいください!

【零れ桜(こぼれざくら)】
枝から、こぼれんばかりに咲き誇る
満開の桜の様子を表した言葉。

【初桜(はつざくら)】
その年に初めて咲く桜、咲いて間もない桜。
その木で”早く咲いた”花のこと。

【桜雨(さくらあめ)】
桜が咲く頃に降る雨、桜の花に降り注ぐ雨。
桜の花にとっても人間の楽しみを奪う雨は
大敵ですが、こう表現すると風情が出ますよね。

【桜影】
水辺に咲く桜が、川や湖の水面に移る様子を
「桜影」と言います。俳句や小説にも使えそう。


【桜狩り】
お花見に行くこと、美しい桜を求めて
訪ね歩くことを「桜狩り」と言います。

桜狩りと言うと桜を見る事に専念するイメージ。
「お花見」は宴会というイメージもありますから。

【桜流し】
桜の花びらを散らしてしまう雨や、
花びらが雨に流れてゆく様子のこと。

ちょっと、センチメンタルな気分・・・

【桜吹雪】
桜が吹雪きのように宙に舞う様子を表します。

乱れんばかりに咲き誇る桜の花が、
風に吹かれて吹雪のごとく散りゆく姿。

この光景も桜ならではの情緒ですね。

【桜人(さくらびと)】
桜を愛でている人、
お花見を楽しんでいる人のこと。
「桜の見物客」では味気ない!

【徒桜(あだざくら)】
散りやすく、儚く散ってしまう様子。
儚いものの喩えにも使われます。

【薄桜(うすざくら)】
色がうすい桜の花。また、その色。

【葉桜(はざくら)】
花が散り、若葉が出はじめたころの桜。

【姥桜(うばざくら)】
1.葉が出るよりも先に、
 花が咲く種類の桜の俗称。
 (葉(歯)なしという意味から)

2.娘盛りの年ごろを過ぎても、
 なお美しい器量を保っている年増。

【桜雲(おううん)】
桜の花がたくさん咲いて
雲のように見えること。

【観桜(かんおう)】
桜の花を観賞すること、つまり花見です。

【残桜(ざんおう)】
春が過ぎても、咲き残っている桜。

【雲居の桜(くもいのさくら)】
皇居内に植えてある桜。

【桜の便り】
桜の花が咲いた様子を知らせる便り。
桜便りとも言います。

【深山桜(みやまざくら)】
深山(奥深い山)に咲いている桜をいう。

【若桜(わかざくら)】
生えてからまだ年数の経っていない木の桜。

【侘桜(わびざくら)】
侘(わび)しそうに立って咲いている桜。
物静かに寂しく立って咲いている桜。

◆桜の語源はご存じでしたか?

「桜」は「櫻」の略字で、
木へんに「嬰」と書きます。

これは知っている方も多いのですが、
「嬰」は『みどりご』と読みます。

これは、「生まれたばかりの赤ん坊」
のことで、「守るべきもの」のことを指します。

古来、サクラの木は「花王」と称せられ、
国花とされてきました。

今でも「花見」というように
花と言えば桜を指しますよね。

大事な花、守るべき木、守られるべき木、
ということで、木へんに「嬰」の字が
付けられ「サクラ」となったようです。

最後に、俗学を一つ。

昔、庶民の間で言われたのが、
「櫻」の漢字の覚え方として、

「二階の女が気にかかる」
(2貝の女が木にかかる)

というのがありますが・・・。

いずれにしても、桜って魅力的ですよね。
女性を連想する花には違いないようです。

これを読んでいただいている方が、

女性なら、ぜひ桜のように美しく。
男性なら、桜を見るように女性に優しく。

そうあって欲しいと願いつつ、
桜のお話はこれでおしまい。

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました(感謝)

また新しい話題をお伝えしますネ!