【今ここに在ることに感謝をする】 | かわむらともこの「しなやか」な生き方ブログ

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ともこ流の
柔軟だけど芯はブレない
「しなやか」な生き方に
ついてゆるふわに語るブログです。

今年もこの日がやって参りました。


東日本大震災から6年。


いまなお、復興は続いています。



最近、東北の方と知り合いになり、
あの日の様子をお互い涙ながらに
熱く語らせていただきました。


いまだ悲しみから癒されずにいる方が
いらっしゃるのなら
何かお声が届けばいいなと思い、
ブログに綴ってみます。



「悲しみというのは中医学では
『金』の特性があります」



『金』の特性というのは
金属のように変化し堅固で鋭く清く
輝くことです。


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金属がもともとは堅固たるものですが、

熱によって溶けたり、

冷やすと縮まるなど形を変化します。



そして磨くと輝き綺麗になることから

清潔さを表します。



悲しみは私たちを今よりも強く頑丈にし、

変化を起こし、

綺麗に輝かせるためにあるのです。




悲しみのない毎日は幸せでありがたい

ことですが、

そうすると人はその状況から離れることも

変化することもしなくなります。




悲しみは別れや拒絶、否定や孤独感など

辛い経験を伴いますが、その悲しみを

乗り越えるために自分を強くし、

変化を起こし、

そして自分を輝かせてくれます。


悲しみは季節でいうと収穫の秋と関係し、

1日でいうと輝く夕日が沈む

日の入りを表します。



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何かが1つ完了した時に訪れるのが
悲しみです。


今まであなたが頑張ってきたことや

成長し、開花してきたことが完結する時が

来た合図かもしれません。




沈む夕日を見ながら今までの自分を

振り返り、自分の得てきたことや

頑張ったこと、楽しかったことを

思い出し感謝することも大切ですし、




また、しっかりと今までの経験を

バサッと切って収穫してしまうことも

大切です。




その悲しみはあなたに必要だったから訪れたのです。




その悲しみをどうか無駄にしないためにも、

ぜひ変化を起こし、自分を強く、

そして磨いて輝いて下さい。



そして少し目線を広げてみてください。




必ずあたなが悲しんでいることを

悲しむ人が周りに居ることに

気付けます。




あなたを想う目の前の人のためにも




どうか慈しみに溢れた毎日が訪れます

ように。



今あなたがここに在ることには

必ず意味があるのです。




未来のために。




遠く離れた存在かもしれませんが

私にとっても悲しむあなたを

愛しく想う1人です。




どうかこの言葉が悲しむあなたに

届きますように。




合掌