ドイツ語の授業で、世界に影響を与えた、業績を挙げた人に関する
プレゼンの課題があって、わたしが調べたのは
Engelbert Kaempfer
ドイツ人の医師・博物学者について
こういう調べものの課題、好きなんですよね
ドリルとか問題を解くよりずっと面白いし、個性が出るし、わくわくします
この課題が出た時点で、日本とドイツ両方にかかわりのある人物に
しようと決めていました。クラスのみんなに日本のことを知ってもらいたいし、
自分自身興味があるし
そして、彼Engelbert Kaempferが何をした人かというと、ヨーロッパで
初めて日本の歴史に関する著書を出し、さらに日本からヨーロッパに
イチョウを持ち帰って広めた人なんです。
日本がまだ鎖国の政策をとっていたころ、オランダ商のおかかえ医師と
して日本に2年間滞在した彼。 ヨーロッパに戻ってから滞在した国々に
ついて執筆を始め出版したものの、日本についての草稿は彼が生きている
間には出版がかなわず、彼の死後、彼の原稿を買い取ったイギリス人の
医師により、ロンドンで出版されることに。これがいわゆる19世紀の
ヨーロッパにおける日本のイメージとなったんですね。
さらに、そのころヨーロッパでは絶滅したと思われていたイチョウを持ち
帰り、多大な影響を与えた人なんです。
ただのプレゼンではおもしろくないので、イチョウの葉をかたどったしおりを
なんと先生以外ほとんどイチョウを知らないそうで、これでちょっと
どんな葉なのかイメージしてもらえたかな?
イチョウはわたしも好きな木なので、これをきっかけに興味を持って
もらえたらうれしいです