2018/09/02 | 22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

21歳でがんになり、手術で摘出後、1年後に再発を宣告されました。
今までの経験や感情と、これから始まる闘病生活について記録していきます。


毎日のように目にする
「死」に関するニュースや報道は、
どこか遠いところが起源の「情報」でしかないのに。


ひとたび我が身にふりかかると
一体どうやって この暗いトンネルを
抜け出したらいいのか分からなくなる。


これから 生きている間に
何度も何度も大切な人を見送って、
その度に失った虚無感に襲われ、
それでも 自分の人生を歩まなければいけない。


それならばいっそ
初めから 大切な人なんていないほうが
楽なんじゃないか、とか。
そんな辛いことを乗り越えなければいけない
人生なんてやめてしまいたい、とか。


そんな逆説的な発想が一瞬浮かんで
すぐに、打ち消しました。





がんになって思いました。

生きることは、死と向き合うこと。

それは、自分の死だけではなかった。
大切な人の死とも 向き合わなければいけないのです。




火葬場から お骨で出てきた祖父を見て思いました。



精一杯生きよう。