先生。 | 22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

21歳でがんになり、手術で摘出後、1年後に再発を宣告されました。
今までの経験や感情と、これから始まる闘病生活について記録していきます。


今日は書きたいことが3つあります。


1つ目。
本日 レントゲン検査とY先生の診察の日でした。

CT検査は結果を聞く時、やっぱり少しはドキドキするけど、レントゲン検査で何かが見つかったことはないし、大抵Y先生と雑談して終わり。



次の診断の日を決める時、

Y先生「僕はこの3月で定年だから、そうだね、2月くらいにCT撮っとこうか。」




心臓が脈うちました。


寂しいとか そんな次元の話ではない。
21歳でがんだと言われた時も、片肺とらないとダメかもと言われた時も、再発の宣告も、再再発の宣告も、それはいつだってY先生の口から発せられて。


まるで、神の代弁者のような、私の人生の決定権はこの人にあるのではないかと思ってしまうほど、それくらい私の運命に一番近い人でした。

最初に発病した時 まだ大学生だった私に

「自立しなさい。親離れしなさい。あなたの人生なんだから。」

そう 厳しく 言ってくれました。



診察室3で 私は 何度も 何度も泣きました。

きっと 先生は私の涙に同情したことなんて1度もなかったけれど。

もし私の主治医が、
「絶対僕が治すから!絶対絶対大丈夫!前向きに頑張ろう!」なんて言う人だったら、私はあんなにも苦しんで、もがいて、自分の命を考え抜くことはしなかった。

きっと、このブログもなかった。




定年退職してもどこかの病院には所属するそうですが、恐らく、呼吸器外科がある病院ではないため、手術もほとんどしないそう。

「したとしても、ちょっといじるだけの簡単な手術だよ。老後の楽しみにはちょうどいい。」


またそんな倫理観のないことをいう、私の大好き主治医です。






2つ目。
占い大好きなので、2019年の占い本を買いました。

衝撃的な一言が書かれていました。




「3〜4年前に病気をした人は、再発します。」




私じゃん!!!


もし私が「3〜4年前に病気をしていない人」のカテゴリーだったら、こんな一文は2秒で読み流して終わりなはずなのに。。。

占いって当たるか当たらないかはさておき、うぉぉぉぉー来年も頑張るぞーって、前向きになれるような、ちょっと背中を押してもらえるような一言を期待して見るじゃないですか。


だから、こんなマイナスなこと言う本、燃やしてしまえって一瞬思ったけども。


でも、きっとこれは、ちゃんと健康に気を遣って、身体を大切にしなさいね、という神様からのメッセージ。


良くも悪くも、絶対再発しないと変な自信を持ち続けている私ですので、こういうアラートは貴重なのかも。よく寝て、身体にいいものを食べなさい、という自戒の気持ちで拝読します。






3つ目。
2018年も残り3ヶ月を切りましたね。
と同時に、私も26歳になります。ブログを初めて約4年。

信じられないスピードで時間が流れているなぁ。



周りも、結婚だったり出産だったりが増えて、いろいろなものが目まぐるしく変わっていく、そんな時期です。



でもこれだけは胸を張って言える。
私はいつも、「今が1番楽しい!」を更新しています。きっと26歳もそうなる。




今年は自分の中でいろいろ蓄えることを意識して過ごしています。


来年は少しずつ、夢を実現できたらいいな。





 長くなりましたが、読んでくださった方ありがとうございました。



写真は先月行った宮古島です。