夢の魚19 ~~膝の上の猫~~ | 水際で遊ぼう!

水際で遊ぼう!

アカメに魅せられて高知に移り住んじゃった
おバカな独身男性の釣り紀行!
明日も来週も来年も釣り出来るかな!
釣り出来るといいなぁ^^

いい釣りを何時までも!!

 大阪を出たのは21時頃・・・いつもよりはだいぶんのんびり
と言うのも釣行前に釣り具屋へ・・

知り合った師匠に奨めていただいたロッドを見つけ購入!
そして・・いままでためらっていたリールまで同時に購入してしまいました。。
・・ロッドはラグゼオーシャンスプリントGLS90・・2万円位だったかな?
・・リールはシマノ 97ステラ4000・・4万円位かなwwモデルチェンジで安かったw

と言うわけで・・気持ち新たに高知に到着!

今回は満月の大潮!
 
普段怖くて入れないジャングルの夜の釣りに挑める!・・・はず・・
ロッドをセッティング!リールを取り付け・・ヘッドライトを装着!
ウエストバッグを腰に巻き・・・

 「いざ!テトラのじゃんごーへww・・・」

とぼとぼ暗闇の中へ・・なんかいつもとは気分が違うことに気づく

 「なんやろか・・今回は気持ちがギスギスしてないやw」

「なんか余裕な感じw道具変えたからからかな?w」

 「何時もは釣りたい~~~~~~ってなるねんけどw」

 「・・・それがないやw」

なんかね、この時はほんと気持ちがのんびりでした、、
そのうち釣れるんだったら何時でも良いやなんてwなんだったんだろう・・

テトラのジャングルにいよいよ~到着!
月明かりでかなり明るい!夜空を見上げると、、まん丸なお月さま!
まぁ・・それでも人の数倍恐がりには違いなし!

 「えへへへw・・やっぱりここは気持ち悪いな・・・」

 「ん~でも頑張ってみよw」

テトラのジャングル奥にはさすがに行けない
その手前の岸から釣りする事にしました・・テトラの方へ向けキャスティング開始!

遙か沖のほうは入道雲が稲光を放ちながら怪しげ!
 「へへへ・・きもい;;」
「まぁのんびり行こ・・・・・」

堤防の水際に腰を掛けて座り・・
キャスティングを繰り返してました・・どこかから視線を感じる・・
 「ん~何か見られてる・・;;なんやねん・・」

ばっしゅ~~!・・・・くるくるくる・・・・

「ん・・なんか視線感じるにゃ・・・」

ばっしゅう!・・・くるくるくる・・・・・・

「・・・・・・^^;」

ばっしゅう~~!・・くるくるくる・・

・・どばばっばばば!

いきなり前方で数匹ボラが飛び出した!!

 「なっ!びっくりした!!!」
「てか・・久々に見たな・・ボラにげてる!」
 「これは・・おるな!アカメ!」

少し怖さも抜けて真剣にアカメにコンタクト要請!!

ばっしゅ~~~!・・くるくるくる・・・

・・どばばばばば!・・・ボラが逃げる!
・・・くるくるくる・・・
「かぁ~・・ルアーここや何でルアーに食いつかん;;」

ばっしゅ!・・・くるくるくる・・・

回数投げてるうちにまたまたいつの間にか無心に・・・
・・・・
ばっしゅう!・・・くるくる・・・
ばっしゅ~~~~っ・・くるくるる・・
・・・
1時間くらい投げ続けました・・
「はぁあ^^;まっあたらんでもともとや・・」
「てか・・月がいなくなってるんですが・・」

「あっあの雲め!隠しやがったな、ばかもんっ!」
何時のまにやら・・やってきた雲に月がちらほら隠れ出しました・・

「はぁぁ怖くなるやん・・・やめてよ・・」
「ま・・もうちょい投げてみよ・・」
ばっしゅう!・・・くるくるくる・・・・
ばっしゅう!・・くるくる・・
「まぁ頑張ってるよな・・四万十から考えたら・・よくもまぁw」
「まだ釣ったことないのにw何年目やねんw俺はバカやなw」
・・・なんて想いにふけりながら・・・

ばっしゅう!・・・くるくるくる・・

「もう・・いくら使ったやろ・・考えたらぞっとするな・・やめよw」

ばっしゅ~~~!・・くるくるくる・・

「1回は掛かった・・でもちょっとデカすぎたな・・w」
「まぁ小さくても良いいねんけどなアカメ君w」

ばっしゅう!・・・くるくる・・

くるくる・・「ん・・・・?」

くるくる・・「ん・・」

くるくる・・「なんか膝がぬくい・・・」

・・ニャア・・

「・・なぁ!!!!!!!」
「ちょあっ!!!」
「ぎょへっ~~~~~~~~!」

「って・・おまえなにしとんねん!ビックリしたよ・・もう」

なんと夢中で投げながらいろいろ真剣に考えてるうちに
膝の上に猫が乗ってたのでした!
(しかしまぁまったく気づかんかったww)

「やめてよもう;;マジビックリした・・」

「そっかさっきの視線は君かwまぁ・・」

「ええはw、そこにおったらええでw」

おいらは家に猫が居るので、猫の臭いで安心してやって来たんでしょうねw

「よっし朝まで行くで!」

猫のおかげで怖さもなにも無くなったおいらはパワーアップ!
キャスティング再開!

ばっしゅう!・・・・くるくるくる・・

「しっかしまぁここまで来るのに色んな人にお世話になってるよな・・
松浦さんに・・ビールのおんちゃんwばぁちゃんにもそして岡村さんかぁ」

「漁港のおっちゃんおばちゃんもやなw」

ばっしゅう!・・・くるくるくる・・

おいら「アカメは基本的に夜行性・・まぁどんな魚もフィッシュイーターほど
普通は夜のが食うわなwトラでもライオンでも肉食動物なら夜がいいw」

猫「みゃ・・」

ばっしゅう!・・くるくるくる・・

 「狩りに出かけるのが日が落ちてから・・そやわなw」

くるくるくる・・・タンッ!
 
ルアーを弾く軽いけど明確な手応え!

 「あたった~~~~~~~~~~~~!」
「あたったで;;いまの!絶対アカメのあたりや!」

ラインを回収ロッドティプから垂れたルアーをシルエットで見ると
リヤフックがラインに絡んで逆さま向いてます・・

「やっぱり・・あたったな!」

水面から30cmくらい上で竿先から絡んだルアーを垂らし
横着にもロッドを振り、絡みを外そうとカチャカチヤ・・・・

「むむ・・絡みとれんなぁw」

カチャカチャ・・・・「ん~とれんw・・・」
 (手に取って外せや・・・・www)

水面間近でロッドを振りカチャカチャ・・

 「くそw外れんww」

カチャカ・・・ボンッ!!!・・「なっ!!」

いきなりルアーの真下!水面が大きな円を描き破裂!!!!

「い・・・今のは!・・絶対アカメや!水面のルアー吸い込もうとしたんや!」

「ビックリや!あんな上のまで襲うんやな!」

水平線を見るとほんのり明るくなりかけてます・・もう夜明け・・

 「はぁああw朝やな^^寝よ!」


おいら「またオモロイ体験してしまったな!うんw釣れんでも・・」

 「釣れんでもオモロイ!ほんまw」


猫「みゃぁ~あああ・・・」


おいら「そやね~^^」

 「君のおかげやw朝まで頑張れた!ありがとうな^^」 

今回はやっぱり焦りが全然ない優雅な感じすらする釣行~w
猫にお礼を言ってお別れ・・そして車に戻って睡眠に入りました

「まっ何時かは・・釣れるさw・・おやすみ~ねこにゃんw」



続く・・・・・