夢の魚 幻の巨魚 PART2 | 水際で遊ぼう!

水際で遊ぼう!

アカメに魅せられて高知に移り住んじゃった
おバカな独身男性の釣り紀行!
明日も来週も来年も釣り出来るかな!
釣り出来るといいなぁ^^

いい釣りを何時までも!!

 ~タックル~ 

おいら 

 ロッド ラグゼオーシャンスプリントGLS90 

 リール ペン スピンフッシャー5500SS 

 ライン ナイロン30lb 

 リーダー ナイロン60lb 

 ルアー ザ・ファースト140F 


京子さん 

 ロッド シマノ シイラロッド7ft 

 リール ペン スピンフィッシャー5500SS 

 ライン ナイロン30lb 

 リーダー ナイロン60lb 

 ルアー ブルーオーシャン115F 


~~~そして・・・~~~~ 


おいら「の~~~~!;;」 

ジッジーーーーーーーーーーッ! 


何とかロッドにテンションを掛けながら必死でハンドルをつける・・ 

おいら「くそっネジが回らん!!」 

アカメが鰓荒いに出たっ! 


ドバババッ! 


っと・・テンションが抜けた・・・ 

おいらの頭の上を外れて弾かれたルアーが飛んでいく・・・ 


おいら「がはっ!やっぱり無理やったか・・;;」 

京子さん「あぁ~残念!」 


京子さんは、あまりのアカメの引きにリールを持って耐えてるときに気付かずに 

ハンドルを逆回転させてたのでした・・・ 


おいら「まぁ仕方ないw」 

 「くそっおいらも投げてたらよかった;;」 

京子さん「散々言ったのにw」 


おいら「よっしやるで!ここで粘るぜ!」 


京子さん「やっとスイッチはいたな!遅いねんw」 

それまでダメダメモードだったおいらも本格的に目が覚めてスタート! 

 沈黙でキャスティングを繰り返す・・・・・・・ 

しかし・・水面は全くの鏡状態 

頭の中ではクエスチョンがいっぱいです・・ 


おいら(・・とにかく・・投げたおさないと訳が分からんな・・) 

 ばっしゅう!・・く~るく~る・・・ 


おいら(ん~なんでやなんであの人のにはよく食いつくんや?・・) 

 ばっしゅう!・・く~るく~る・・・ 


横目で京子さんのロッドの角度、リトリーブスピードを観察する 


おいら(ん~・・真似してみよ・・) 

 ばっしゅう!・・・・ポチャンッ・・・ 

  (ルアーが着水・・そんで・・このタイミングで巻く・・ふむふむ・・) 


 (ロッドはこのくらいの角度・・ちょっと上気味やな・・) 

 く~るく~る・・ 


 く~るく~る・・ 


おいら(ん~大潮でいよいよ込みだしたな・・ルアーが流される><;) 

 く~るく~る・・ 


 く~・・・・ 

       そしていきなり・・ 


ジッーーーーーーーージッジッ! 

 ドラグが悲鳴を上げた! 


おいら「きたっ!ヒット!!!あたりなかった!」 

京子さん「マジで!」 


キィーーーーー~~~~~~ン!! 

ラインが風を切る音! 


おいら「うおおおお!でかいっ!」 

京子さん「やった!やった!」 


おいら「うわわわっ!やばいやばい!」 

ビーーーーーーーーーーーーン! 

ロッドがのされる!それを防ぐのに手でラインを出してロッドを立てなをす! 

おいら「いけいけいけ~~!どんどん走れ!ええで!付き合うでぇ~」 


ずいぶん沖に走らせた辺りでやっと鰓荒い! 


  ガボァッ! 


アカメの力がほんの少し弱まったあたりで 

慎重にテンションを掛けてポンピングを繰り返す 

京子さん「落ち着いて行きや!バラしたらあかんで!」 

おいら「りょかい!!!」 

 「ゆっくり行くで!ゆっくり!」 

ヘッドライトをオン!アカメが近づき巨体が間近に見えてきた! 

京子さん「うわぁ!めっちゃ大きい!!」 

 「さっきのより・・倍以上かも・・・」 


おいら「よっしゃよっしゃ!寄ってきた寄ってきた・・」 

アカメはもう完全に観念した様子、ほんの少し腹を斜めに向けてゆっくり 

胸ビレを動かしています・・ 


おいら「やった!デカイ!!!」 

腰のハンドギャフを取り出しテンションを掛けアカメの口を水面に出す! 

京子さん「みて~~~~その口!!あんたの頭入るで!@@;」 

慎重に下顎にギャフを伸ばす・・・ 

後少し・・ギャフが刺さる・・・・・・その時です・・ 


おいら「あっ!!!!!」 


ルアーが宙を舞った・・そしてゆっくりアカメは沈んでいく・・ 

アカメの口を追いかけて必死で掛けようとするも・・掛からず・・・ 


おいら「なんでやねん!なんで、アカメ動いてへんかったやんけ!!」 

京子さん「ええええええ;;なんで~~・・」 


外れたルアーを見ると・・リヤは何ともなく付いてる・・ 

でフロントは、、ない・・ないって・・ 

スプリットリングごとフロントフックが無くなっておりました;; 

おいら「はぁぁあ、、しゃーない!まだ行くで!」 

京子さん「がんばろ!デッカイの2回も来たし絶対3度目あるね!」 

おいら「とにかく!飯食べよ!焼き肉や焼き肉食べに行こ!」 

 「そんで真剣に行くで~w」 

京子さん「了解!」 


~~焼き肉食べて・・・超ご機嫌!パワー3倍!~~ 


焼き肉屋から出て速攻ポイントへ到着 

フックチェンジそしてスプリットリングも交換 

今度はそんな失敗は許されません!・・てまたヒットするとは限らないけどね 

おいら「ファイトには失敗はなかった!あれでええんやな!」 

京子さん「うんうん!次こそ穫りや!」 

おいら「ハンドギャフはもたついたからデカイほうのギャフ持って行こ」 

京子さん「せやね!」 


そして並んで攻撃開始! 

京子さんが掛けたときは込み初めから1時間くらい 

おいらが掛けたのがそれから数時間後・・ 


おいら「今は下げ初めかぁ・・どやろか?・・くうかな・・」 

京子さん「あたしはなんか潮関係ないように思えてきたw」 

おいら「うん・・投げるしかないなwとにかく^^」 

 ばっしゅ・・!!くるくるくる・・・ 

ばっしゅう!・・・・くるくる・・ 

そして真剣にキャスティングを開始して1時間位経ちます、、、 


おいら「はぁ・・ちょっと疲れたなw」 

「神経研ぎ澄ませすぎたわw」 

京子さん「そやなぁw」 

おいら「しっかしwデカかったな!夢にまで見たミノウオやな^^」 

京子さん「怪獣やねwあれはwあたしゴジラの曲が頭に流れたw」 

淡々とキャスティングを繰り返しながらのんびり会話・・ 


おいら「うんwしっかしまぁ赤目wこんな静かでも食いつくんやな・・」 

 「もう・・訳わからんわw」 

ばっしゅう!!・・く~るく~る・・ 

京子さん「なんか、、でも、あたしらってスズキ釣れんねw高知来たら・・」 

 「アカメばっかり食いつくしw」 


おいら「贅沢な話やでw」 

く~~るく~~る・・「スズキが追わないルアー速度がええんやなw」 

京子さん「そうなんかなww」 

おいら「多分なぁw」く~る~く~る・・ 

 「まぁシーバスは大阪で十分釣れるしなwここに来てまで・・」 

とその時です!!・・ 

ルアーが近くまで帰ってきた・・そして水面に浮上、波紋を作りながら 

ゆ~くりと、あと2メートルの所・・・・ 

ガバァッアアアア!! 

水面が盛り上がりルアーの真後ろからアカメが襲いかかった! 

まるでシャチが陸に上陸してアザラシを襲うように!! 

月明かりではっきり見えたアカメの顔、ルアーに食いつく瞬間! 


ドラグが唸る!そしてラインが水面と風を切る音! 


おいら「きたっ!でかい!」 

京子さん「すごい!ほんまや!今度はバラしなやっ!!!」 


ジッジーーーーーー! 

ドバババババッ! 

沖でテールウォークするアカメ! 

初めて見たメーターオーバーのアカメのテールウォーク・・凄い! 

おいら「よっしゃ~~~イケイケ~~~走れ~~!」 

手でラインを送り込み引くだけ走らせるっ! 

京子さん「慎重に!落ち着きや!」 

おいら「大丈夫^^行ける!」 


案の定沖でパワーが弱まるアカメ、そして慎重にポンピング開始 

ゆっくり目の前まで寄ってきた・・大きい! 

京子さん「ギャフあたし掛けてみる!」 

おいら「了解!そっちに寄せる!」 

京子さんがギャフを構えてる所に慎重に寄せていく・・そして・・ 

ギャフがアカメの下顎にヒット! 

しかしっ・・ 

ガバァッ!!!!!!!・・最後の抵抗するアカメ! 

ギャフを引っ張られ京子さんが転けた!!!!!!!やばい・・! 

京子さん「ちょっと!ルアー外れ掛けや、やばい!逃げる!アカメが逃げる!!」 

おいら「よっしゃ!水の中入るでっ!」 

水の中に飛び込み・・アカメの口を素手で押さえ込む・・・ 


おいら「やったぁああああああああああああ!!!!」 

 「とったぁああ!ミノウオやぁ!」 

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ミノウオ級アカメ  1m15cm 

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今のところこの個体が自己記録です。 

が・・ 

もし、これ以上のサイズを穫る日が来ても、この日の事・・ 

そして、この子・・このアカメの事は忘れません^^ 


タグ&リリース完了! 

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また会えたらいいね・・ 


サンキュ!・・ありがとね アカメ