家族に尽くした1年 その23 新米ママ、パパ | hachiのブログ…from time to time

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その21その22 から続きます。

 

入院中くらいゆっくりすると

赤ちゃんはベビールームで見てもらい

まだ赤ちゃんの生態をほぼ知らないまま退院してきました。

 

土曜日でしたので 婿が迎えに行き

病院から まっすぐうちに来ればよいのに

一度自分のうちに寄ってから帰るねと。

 

というのも コロナ禍で 婿は産後1時間で病院を追い出され 

新米パパは 赤ちゃんとの時間を過ごしてないから 可哀想

このあとも しばらく離れ離れになるから ちょっとだけでも親子3人で過ごす為やと。

 

私にしてみたら

「産んだら最後 ずっと一緒なのに」と

冷めた年寄りは 内心あきれてました。

 

そんなことより この世で初めて外界に出て

車に乗せられ あちこち連れて行くのは いかがなものかと思ったものの

妊娠中も何かにつけて

「ママの時代とは違う」と言われていたので これもお口チャック

 

結局 赤ん坊は 家でも寝てるだけ

することがなくなり 早々に 我が家にやってきました。

 

土曜日でしたので 婿は今夜は泊まるんだろうと思って

お七夜のお祝いは ちょっと早いけど今日やってあげたらいいわと思って

鯛を注文して ご馳走も準備していました。

 

私が里帰りした時は ダンナが週末ごとに会いに来ていたので

勝手に週末は来るんだろうと思っていて

婿の分のお布団を用意したのですが 

到着した娘から

「月曜はここでリモートして 火曜の朝 ここから出勤するのでよろしく」と。

 

え?じゃあ まず3泊ってことか・・・

となると 明日(日曜)明後日(月曜)のご飯も要るわけね・・・

想定外だわ

 

婿は本当に人懐っこい子で

「おかあさん お世話になります」と さっさと荷ほどきして

いつものTシャツ半パンに着替えて リラックス

 

娘と赤ちゃんの部屋は

元々 息子が使っていたリビングの横の和室を 息子が出た後

ゲストルームとして フローリングにリフォームしていた部屋を使わせることにして

ベッドは 実家で父が使っていたものを運んできていました。

そこに ベビーベッドと 夜中の授乳の時に座れるような ソファーを置いていて

週末だけなら 婿は空いたスペースにマットレスを敷けばいいなと考えていたのですが

なにせ6畳間 そんなに広くありません。

 

私が考えて配置していたのを見るなり娘は

「これでは Y(婿)の布団が敷けないやん」とキレ出し

二人で バタバタとまた模様替え

 

週末泊まるだけなら 別にいいやんと思ったけど

そんなこと口にしたら またキレるのは見えてる

黙ってお七夜の準備

 

 

部屋が落ち着いたら 今度は

「さあ沐浴!」と騒ぎ出し

赤ちゃんの沐浴は キッチンのシンクで使うタイプのを用意していたので

お七夜の食事の支度を一旦ストップ

 

汚いと怒るので 全部片づけて シンクを綺麗に拭きあげて

ベビーバスをセット

 

「ママとYは これを見て!」と呼び出され

youtubeで人気の 助産師HISAKO先生の動画を見さされる。

 

このHISAKO先生 

自分の子を12人産んで 助産師として3000人を取り上げたらしい。

切迫早産で退屈していた娘が毎日見て勉強してたらしいカリスマ助産師

 

こうしなさいとは言わない人で

「テキトーでも大丈夫!」を売りに 新米ママたちの人気を集めてるとか

 

「私も二人を生んで育てましたけど・・・」と心の中で呟きながら TVの前に座る

知ってることしか言ってないけど 怒られないようにチェックする

 

で、最初の沐浴は 新米パパがやりたいというので

娘が 赤ちゃんの肌着やタオルをセットしてから 脱がせて パパにパス

私が ベビーバスをお湯を担当してたので 温度を測って OKサインを出して

いよいよ初沐浴

 

新米パパは 手にボディーソープをつけすぎて泡だらけ

もたもたするのでお湯が冷めていく

「ママ お湯が多すぎ!」と叱られ 「お湯が冷めた」と怒られ

時間が掛かり過ぎて 赤ん坊は大泣き

 

今は 新生児の時の保湿が 何よりも大事とされていて

お風呂から上がったら ベタベタになるまでベビーローションを擦り込む

赤ん坊は真っ赤になりながら大泣き

 

婿は「可哀そう可哀そう」とおろおろ

娘はイライラ

 

今は 沐浴のあとの さ湯は飲ませないのがスタンダードらしく

すぐ授乳

 

やっとのことで晩御飯の支度に戻り 

まだ赤ん坊は 飲んだら寝るので その日のお祝いは 穏やかに終わりました。

 

 

初めての夜

御祝いの後 娘は疲れた顔をしていたので まずは12時まで私がリビングのハイローベッドに寝てる赤ん坊を見てやり

お疲れのパパとママは寝ることに。

そのあと12時に交代

私も疲れ果てて 泣き声に気付かず爆睡しました。

 

聞くと 12時以降は 1時間おきに赤ん坊は泣いて 娘と婿が交代で一晩中抱いていたそうです。

 

出産前 娘が

「赤ちゃんって 最初の何か月かは 授乳の時以外は 寝てるんやろ?

 退屈やんね?」と言ってました。

 

「産んだらわかるけど そんなもんじゃない」とは答えましたけど

最初の夜に その洗礼を受けました。

 

 

その24

 

 

に続きます