お盆がすんで | ハシモトブログ

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橋本電子工業株式会社社長によるブログ

  私の住んでいる三重県松阪市松崎浦町(昔は松ヶ崎と呼んでいました。)は、旧盆の8月14,15,16日の三日間、初盆の家、網元の漁師の家、お寺、神社を順番に、花傘と太鼓と独特の衣装を付けた6人の若者が、3日間、夜の帳が下りてから夜明け頃まで、カンコ踊りを踊ります。

 カンコ踊りは死者の霊を慰める、また、日頃の魚の命を頂いている漁師さんたちの、魚に対する御礼・感謝・鎮魂の意味があると言われております。これが過ぎると夏が終わったという感じがしたものです。

最近の猛暑ではなかなかその感覚が味わえませんし、今の時代の職業にはなかなかこのような感覚や風習は有りませんが、大切にしたい感覚・風習の一つだと思っております。