湧flow -26ページ目

改造計画3

(__;)今日は1時間の寝坊です。
目覚ましをかけ忘れたのか、それとも一旦起きたのに、また寝てしまったのかわかりません。

そういうわけで、下描きを終えて彩色に入るつもりでしたが、彩色は中途半端で切り上げるわけにはいかないので、断念して絵とモチーフを「観る」ことに切り替えました。
下描き段階でよく観ていたつもりが、改めて眼で追ってみると、「あれ、こんな形だったんだ」とか「1枚の葉だと思っていたら、実は2枚重なってたのね」などの気づきがあります。
RBRのメインワークショップである「右脳で描く」(お奨めですグッド!)では、講師のクリスティン先生が流ちょうな日本語で「1mm、1 秒です。いいですかぁ?」と指導してくれます。
描いている紙を見ず、対象物から目をそらさずに鉛筆を動かし、その速度が1mm/sという訳です。紙を見ないということは、当然自分がその時どんな風に描いているかが確認できませんが、眼と手(筆)をリンクさせ、「観る」トレーニングになります。
描き終わり、初めて自分の筆の跡を見ると、思いっきりデフォルメされたとんでもない形になっていたりしますが、これが妙に味のあるものになっているのです。
一度お試しあれ。

肝心の計画の方は、今日は少し英語に時間をかけてレッスンの準備(いつも私がその日のテーマを決めることにしてます)をし、会社帰りに2コマ続けてレッスン受けました。準備していったテーマに先生が興味持ってくれたのと、寝坊はしたけど、目覚ましなしで5時に起きられたので、身体が少し慣れてきたのだということにして、まぁ良し。
計画では土日も同じ時間に起きることにしてあるので、明日は必ず柔道

「泣かないで」

音楽座ミュージカルをご存じですか?
約10年前、仕事で外出した際に丸ノ内線の電車内の広告をみて気になり、初めて音楽座ミュージカルの舞台を観にいきました。
この時はとりあえず後ろの方の安い席でしたが、それまでブロードウェー系のミュージカルしか知らなかった私には、大きな衝撃でした。
私が観た「泣かないで」は、遠藤周作さんの「私が・棄てた・女」が原作。この非常にシリアスな小説を、質の高い歌と踊りで見事にミュージカルに仕立て、きちんと原作のテーマも伝えられている作品です。
この「泣かないで」が10年ぶりに再演されています。今日は東京芸術劇場で、この作品を満喫して泣いてきました(^^;)。
主役の今津朋子さんと、朝倉摂さんの舞台美術は10年前と同じ。役者さんは、一部のベテランを除き、ほとんどが変わりましたが、踊り・歌・構成ともにバランスのとれた質の高さはパワーアップされていました。
音楽座ミュージカルの魅力は、特定の演出家を設けず、出演者みんなで創り上げていく独特の方式から生まれています。パワーアップの理由もこのあたりにあるのかも。


カーテンコールが終わった後も、オーケストラボックスで続いていた演奏を聞き、名残惜しい気持ちで席を立って出口に向かう途中、まるで陰膳のように、原作と写真を載せた遠藤周作さん用の椅子があるのに気づきました。
亡くなられる前病床で、何度も「泣かないで」のビデオを観て、作品の中の歌を一緒に口ずさんでいらしたという遠藤さん。今日は一緒に舞台を観たのかな…(^^;)と、ちょっと嬉しくなりました星

改造計画2

計画第一日目、実行しました。朝4時起きです。
12時前に布団に入ったのですが、やはりすぐには寝付けなかったため、睡眠時間は4時間弱かなぁ。現在とても眠いですZzz…(*´?`*)。o○。
朝は、梅干しを口に含んでみたり、コーヒー入れたりして頭を目覚めさせ、絵も描いたし、英語もちょっとやって、「やればできるじゃん」という自己満足に浸ることができました(^.^)。私は低血圧なんですが、早起きはそんなに苦手ってわけではないんですよね。

今日は、たぶんすぐに寝付けると思うので、これを繰り返して自己満足を重ね、伊藤真さんのいう「急行列車の回路」をつくるのが、当面の目標です。
通常、A→B→C→Dという流れで処理していた思考を、何度も何度も繰り返して刷り込んでいくと、A→Dに一気に到達できる回路ができるのだそうです。これが「急行列車の回路」。
絵に関しては、大学時代に、一気に到達する感じを味わったことがあるので、たぶん回路はあるんだと思います。ただし、20年近く使っていなかったので、たまーに急行列車がちらりと走り抜けることがありますが、まだ鈍行です。
英語に至っては、一度も回路ができたことがないので、まず回路づくりから取り組まなければなりません。

Sail on silver girl, sail on by.
先日、英会話の先生にBridge Over Troubled Water(明日に架ける橋:サイモンとガーファンクルです。なつかしぃ!)のこの歌詞の意味がわからないと聞いたら、要するに「がんばれ!」ってことだと教えてくれました。("silver girl"は船の舳先についてる女性の像のことなんだって、なんでsilver girlなんだか、先生もわからないとのこと)
わたしぃ、がんばれ船

改造計画

先日、「伊藤塾」塾長の伊藤真さんの講演を聴きました。 お話そのものは憲法がテーマだったので、ロビーで販売されていた本も憲法関係のものがほとんどでしたが、その中の「夢をかなえる勉強法」(サンマーク出版)が気になり購入しました。読み終えた今「まさに『今』必要な本だった」と感じています。

本の内容は、伊藤真さん自身の司法試験受験・弁護士活動・塾講師の体験を元に、塾生に勧めている勉強法の話です。
「3回目の個展を英語が必要なRBRで行う」と目標をかかげた私に必要なのは、それに向けて制作し、英語を勉強する方法。
本の中に書かれたことを実践すべく、自分の日常生活をウィークデーと週末に分けて,時間を追ってグラフに書きだし、現状を見直してみました。まぁ、無駄の多いこと…(__;)。
検討の結果、会社から帰ると疲れているので、何とか良い状態で制作や英語の勉強を日々の生活に取り入れるのは、「朝型人間」に自分を改造することしかないという結論に達しました。

スケジュール表を見えるところに貼って、今日から実践です!!!(宣言してしまったからには、後には引けない走る人

Watermelon


















































































































































































































































































































































































































TRAP

















































































































































































































































































































































































































問われているもの…

検索エンジンのトピックス欄にアート関係者の名前があがるのは、文化勲章受賞の時くらいだと思っていたら、一ヶ月ほど前、例の盗作問題が話題になりました。やれやれ…、まぁ、いいネタ提供しましたね(__;)。

私が気になったのは、盗作云々よりも、Y氏が権威ある賞を受賞していたということ。
選者は(おそらく)「観る眼」をもつ方々だと思うが、その人たちが認めるほどの作品に仕上げることができた(本物観てないので推測)ことが不思議でした。

結局この話題も、興味本位にY氏とS氏の関係などを憶測して、騒ぎ立てて飽きたら消えるのかと思っていましたが、7/5の朝日朝刊28面に「作家と評論家 不可解な構図」という記事が掲載されており、私は初めてこの件に関する「選ぶ側」のメンバーや推奨の経緯の情報を得ました。

記事を読むと、特定の美術評論家や美大の学部長とY氏が非常に密接なつながりを持ったことにより、それらの評論家・美大関係者から各賞に推薦され、受賞にいたったということらしいです。

Y氏が個人的にS氏のファンで、作品を真似て一人で楽しんでいる分には、何も問題はないが(要は勝手に楽しんでね)、そこに外に向けて発表するという行為が加わったことにより、Y氏の倫理観が問われることになったわけです。
そしてまた、「観る眼」を職業とする人たちが、何を基準にそれを行っているか、それもまた問われました。

そして、その事態を知った私たちもまた問われています。
作品を前にして、純粋にその作品と向き合っていますか?と…メガネ

好きな画家…?

今日の朝日28面に「ネクストエージランキング『あなたの好きな外国の画家は?』」という記事が掲載されていました。

asparaクラブの会員を対象にした意識調査で、ネクストエージ=50歳以上と、50歳未満の結果は次のようなもの。(1~5位抜粋、新聞には10位まで掲載)
【50歳以上】
1.ルノアール
2.モネ
3.ゴッホ
4.セザンヌ
5.ミレー
【50歳未満】
1.モネ
2.ルノワール
3.ゴッホ
4.ピカソ
5.レオナルド・ダビンチ

選択肢があったのかどうか、設問の仕方の詳細がわかりませんが、まずは「ふーむ」とこの結果を眺めて分析。
50歳以上・未満いずれにも共通して、下記のようなことを思いました。
・学校の美術の授業のどこか(教科書とか壁に貼ってあるとか…)で作品を目にする(ランキングは知名度ないとダメだものね(^^;))
・どこかの企業のカレンダーに使用されているのを一度くらいは見たことある
・印象派・後期印象派の画家のランクインが多い
・具象の画家が多い

・20世紀にも活躍した画家では、ピカソとシャガールがランクイン。あとは18世紀以前の画家。

50歳以上・未満で違いがあったのが、
・50歳以上の4位はセザンヌ(50歳未満だと10位までにも入っていない)
・50歳未満は、8位にダリがランクイン

これらは、先日書いた「好き嫌い」軸での判断の結果に近いと思いますが、聞いたのが「好きな絵」ではなく、「好きな画家」であることから、「有名だから」とか「見たことがあるから」などの要素が判断基準に含まれている可能性が高く、シンプルに作品と向き合った結果ではないと思います。

私の場合「好きな画家」は常に変遷を続けています。「この画家の作品が好き!」と思ったら、それまでのお気に入りが色あせて見えてきてしまうのです。単に飽きっぽいだけかなぁ(^^;)。
もちろん「好き嫌い」では判断できない「芸術性の高さ」を評価する画家たち(ランクに入っていた中では、ピカソ・ダヴィンチ・レンブラント・ミケランジェロ)の作品は尊敬してますし、そんなに変わることはありません。

せっかくだから、2006年時点での私の好きな外国の作家を3位までご紹介させていただきますね。
・アンドリューワイエス(1917-,アメリカ)
 水彩やテンペラの作品が多いです。対象と向き合う誠実さが伝わってきて、とても静かな空気の流れが表現されています。心が透明になるような感じ。
・ザオ・ウーキー(1921-.中国)
 昨年のブリジストン美術館の展覧会で初めて知り、とても感銘を受けました。日本の墨絵の世界に通じるものがあり、それまで油絵やアクリル画に飽きていましたが、「こんな絵なら油絵で描いてみたい!」と思いました。心が静かに解き放たれるような感じ。
・イワン・ガンチェフ(1925-,ブルガリア)
 絵本画家なので、イラストレーターとされる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はアーティストだと思います。詩を視覚化したら、こんな風になるだろうなぁ…という感じ。

もしよろしければ、ネットで検索して作品捜してみてください。私は,それぞれ、その時の「風・香り・光・空気」などが表現されていると思いますが,あなたはどんな風に感じられますか音譜

なんとなく…

 


















































































































































































































































































































































































































見上げると