翻訳会社には、実に様々なお仕事が舞い込んできます。
そして、意外と多いのが、料理や食べ物の説明文です。
タイトルでも出している「昆布だし」ですが、あなたならなんと訳しますか?
色々な方法がありますが、昆布だしはそのままkonbu-dashiとまず書きます。
このように日本発祥のものはそのまま英語になってしまうことが多いようです。
ただし、日本にそれほど詳しくない外国人が見ると、いったいこれが食べ物なのか、何かのスポーツなのか、どういったものを示しているのかがわかりません。
そこで、konbu-dashi(kelp stock)などとして、簡単な英訳をカッコ書きで入れます。
同じく、焼酎はshochu (distilled liquor)、酒はsake(rice wine)などとすると、一応の意味がわかるので親切です。
そういった意味では、相撲もsumoだけでなく、sumo wrestlingとするとわかりやすいですね。
ちなみに、そのような説明を追加しなくても、そのまま通じてしまう言葉があります。
例えば、系列会社というときの「系列(keiretsu)」「過労死」などもその一つです。
「過労死」は、death from overworkという英語がありますが、そのままkaroshi、あるいはkaroshi (death from overwork)などとしてメディアでは紹介されるも少なくないです。
日本人としてはあまり喜べないのですが、それだけ勤勉な国民性であるということかもしれません。
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