ひと昔前まで、翻訳ソフトは、少なくとも、一般向けのものについては、正直、仕事ではほとんど使い物になりませんでした。
しかし、最近は、少し使えるようになってきたなと思います(上から目線ですみません・・)。
例えば、以下の英文。
Time flies like an arrow.
正解は「光陰矢の如し」ですね。
これを以前の翻訳ソフトは、どう訳していたかというと・・
「時蠅(ハエ)は矢が好き」
みたいな感じでした。
しかし、最近では・・
「時間は矢のように飛ぶ」
「時間は矢のように飛ぶように過ぎる」
などの訳が出てきます。
likeを、「好む」ではなく、 ちゃんと「~のような」と捉えているわけですね。
と言っても、やはりそのままの訳では 使えないので、どうしても人の手を入れる 必要はあります。
今後も翻訳ソフトは発展を続けていく でしょうし、支援ツールという意味では 機能を高めていくことでしょう。
しかし、文章の翻訳はかなり複雑な思考が 必要ですので、どこまで行っても、 翻訳ソフトに翻訳家の代わりは務まらないと、 個人的には思っています。
では、また
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