HORAC流作戦の立て方 その7③ | Dr. honwoodのお話 不妊治療

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卵子は良いといつも言われるが妊娠しない方③

 

最後に、夫婦の免疫上の相性が悪い場合があります。通常受精卵はお父さんの要素が入っているので、本来は異物ですが、それを異物と認識させないメカニズムが備わっているのです。このメカニズムがうまく働かない場合、赤ちゃんは異物として排除されます。

 

そこで当院では、リンパ球混合培養法とナチュラルキラー細胞検査でこれを発見します。これには、ご夫婦の血液検査が必要です。

 

そして、異常が見つかればお父さんのリンパ球をお母さんに入れることによって赤ちゃんが保護されるのです。

 

これ以外に新しい検査法を採用しています。

     子宮内フローラ 子宮内乳酸桿菌を調べ少なければ増やします。

     着床の窓検査(ERA検査)受精卵を受け入れる着床の窓がずれていないか検査します。

     慢性子宮内膜炎検査 頑固な子宮内膜炎があると着床を障害します。