コンビニの数より多い学習塾。
あちこちに新規開校している学習塾ですが、
その一方、
姿を消していっている学習塾があるから、
均衡を保てているのでしょう。
私の住んでいる地域では、
均衡を保つどころか、
増えていっているので、
その数に比例して、
生徒の数も増えていってくれなければ、
各塾のお腹が満たされることはないでしょう。
野生の動物と同じで、
強い者だけが生き残れる業界なのかもしれません。
ただ、
強い者は、
絶えずお腹を満たしていないと、
2~3年で、
窮地に追い込まれ、
餓死してしまう恐れがあります。
組織や母体が大きくなり過ぎると、
その健康状態を維持していくだけで大変なのです。
今大手は、
統合したり、
吸収したりして、
組織や母体を拡大し、
強靭な肉体を作って、
生き残りを図っているようです。
そんな彼らでさえ、
狙っている策略は、
『客単価』を上げることです。
狙った通りに数を集められなくなってきているので、
「カネ」を手に入れるためには、
『客単価』を上げるしかないのです。
『客単価』を上げる方法は色々あります。
誰でも思いつくのが「月謝」です。
「月謝」は、
毎月入ってくるお金なので、
生徒が辞めさえしなければ、
年間の収入を見込むことができます。
1科目1万円として、
年間で12万円です。
生徒が10人いれば、
120万円です。
この場合の1万円が客単価になる訳ですが、
この生徒が2科目受講してくれれば、
客単価を2倍にすることができます。
つまり、
受講してくれる科目を増やすことで、
客単価を上げることができます。
但しこの方法には限界があります。
5科目受講したところで、
頭打ちになってしまいます。
すると今度は、
苦手な分野や単元だけを克服できる、
又は、
得意科目の学力を更に上げるといったような、
スペシャルなコースを設定して、
そのコースへの受講を個別に勧めるのです。
これをレギュラーの授業で行っていくとよいでしょう。
これに、
季節講習会を加えていきます。
個別の場合は、
コース設定を自由にアレンジできますから、
その生徒だけのコースを組むだけで、
『客単価』を上げることができます。
なんか、
取れるところから、
「取れるだけ取る」みたいなお話しなので、
私としては、
お話ししていていい気持ちはしないのですが、
昨今の学習塾業界は、
こんな感じみたいです。
大事なことですが、
誠実に生徒指導していかないと、
(「カネ」を取ることだけ考えていると)
とんでもないことになってしまうので、
「カネ」は後から着いてくるものだ、
ということを肝に銘じた方がよいでしょう。
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