35歳で大阪府警を退職したイチローさん | 一郎のだまされ日記

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チーム黒山レーシング 黒山一郎でございます。

公務員歴17年の35歳で大阪府警を、トライアル世界選手権にフルエントリーする為に退職した時です。

警察官はパンチパーマは不可で、一度かけてみたかったんで長い目のパンチパーマを退職記念にかけました。

 

 

ここから40年がたち75歳の今はこう。光陰、矢の如し〜人生、アッちゅうま〜♪ですよ。

 

 

「芸は身を助くる」と申しますが、まさにその通りで2年間挑戦した世界選手権を終了した後、以後、一度も就職せずに自営業一本道。乗る事のライダーで稼ぐなんていう腕前時代は、とっくに過ぎて不可。

 

警察官時代に容疑者の取り調べ調書書きまくっていたんで、多少はつじつまの合う文章が書けたから「文筆業」が一つの職業。もともと機械いじりが好きで、トライアルバイクの整備や性能アップは我流ではなくて、最初からSUZUKIのワークス整備室に出入りさせてもらえたんで「正しい機械いじり」を、見て、教えてもらって、身につけたんで「黒山レーシングレーサー整備室」を立ち上げてがもう一つの職業。この二つの稼ぎで、何とか今に生き延びているちゅういきさつ。

 

それと「自分が努力して成功した喜び」よりも、「他人を教えて教え子が成功した喜び」の方が大きいのを知ったのもよかったですね。

 

自分がやっている事に人を巻き込む性格だから、その時期時期で教え子が違うけど、子供チーム.ブラック団で教えたのが今だにスーパーA級でトップを走っている、立って乗ることから教えたブラック団女子部からは2人が国際B級に昇格した、現在進行中のブラック団孫組3人が国際A級に昇格し、次男が今年の国際A級チャンピオン。

 

「名選手、名監督名コーチにあらず」と申しますが、イチローさんはこの逆で、乗る方はまあまあのレベルだったけど、教えるのに「才」があったとは、やってみないと分からないものですよ。