朱の半宵 夢art |   ぶ、ブログだぎゃぁ~。
おはこんばんち!かっつ~。です。

昨日は舞台観劇DAYでした!2本観てきましたよ~。

「お茶の間ゴブリン 朱の半宵-アケノハンショウ-」

skyとFUNNELのボーカルでもある澤木柚季江出演の舞台です。
千秋楽という事もあり、満員のキャンセル待ちの状態。
そして、お客さんも、舞台内容がお祭りにまつわるお話のキャンペーン
で、浴衣・甚平姿の方が多数・・・。夏ですね~。
会場に入ると縁日も行っており、おいらはカキ氷注文!

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で、舞台はというと、ゆきえさんが出演する舞台としては珍しく
比較的構成が分かりやすく、物語調に順次追っていくことが
容易なので、見る側としてもアンテナを常に張り巡らさなくても
スッと内容が入ってきます。

そして爽快なのは役者陣の演技力!類は友を呼ぶのか、
みんなレベルが高い!笑わせる時は爆笑させるくらい徹底的で、
シリアスな部分は今までの役者人生で培ってきたスキルを
使って徹底的に魅せる役者さんが揃っていて、感動のひとことです。

で、今回はゆきえさんの役者仲間で、以前ゆきえさんがインターネットラジオを
一緒にやっていた月岡鈴さん(旧芸名・倉林美貴)との再共演という事で
これは知る人ぞ知るすごい組み合わせだったりします。
月岡さんは長野県の地元企業のTVCMとかに出ているので、長野県民の方には
おなじみの顔なのかもしれませんね。

ゆきえさんも月岡さんも、演技中のオーラが半端ない・・・。
神々しく感じましたよ。ホントにすげーな!呼吸する暇がないってのは
このことか??

そしてお話には、事を成すためには過去大事にしてきたものを捨てるかどうか
という葛藤の場面が出てきます。これってゆきえさんが普段から言っていた内容
と同じような気がする・・・。なので役に入り込むとしても結構しっくり
溶け込めたんじゃないかなって勝手に想像しております。

そして最後に巨大な鳥居が出てきたときにはびっくりしましたよ。
セットまですげー・・・。

ともあれ、脚本、役者、笑いどころ、泣きどころ、セットに至るまで、最初から
最後までゾクゾクしっぱなしでした~。



「OFF VIVID COLOR 夢art」

こちらは、なにかと懇意にさせていただいているシンガーソングライター
大和姫呂未さんの記念すべき初舞台という事で観てきましたー。

内容としては、物語性を重視した比較的わかりやすい構成のお話となっており
多分、舞台観劇は初めて、という大和さんの音楽関係の方も観に来られている
でしょうし、そういう方でも最初に観る舞台としては、すごくいいきっかけになる
舞台だったかもしれません。お話自体も良く練られて考えて作られてるな~って
いう感想です。コメディテイストを基調としながらも、その後シリアスな
展開に大きく変わっていく・・・。脚本家の感性ってほんとにartですよ・・・。

おいらが観に行ったのは千秋楽ではありませんでしたが、こちらも千秋楽
の予約が満席でキャンセル待ち状態との事。なんだなんだ?!舞台観劇の
静かなブームがまたおこりはじめているのか?!(笑)
でも前々から、ミュージシャンこそ舞台を観てほしい、主張してきた身としては
嬉しい限りです。

で、大和さんの演技はというと・・・・
もっと出番を増やしてほしかった~ってのが正直な感想です(笑)
でも、元々役者畑でやっている人の演技は実際素晴らしく、ああ、この人は
役者としてのキャリアは充分積んできているんだな~、ってすぐ分かるので、
そういう中を潜り抜けていくのは大変ですが、でもおいらが間近で見ている
大和さんのポテンシャルっていうのは計り知れないものがありますし、
この分野でも絶対開花していくと思っているので、今後もどんどん舞台に
出演してほしいなって思いました。

ちなみに大和さんが歌っていた「ヘンタイの歌」
これ名曲です!!
あと、大和さん以外では、國崎馨さんという役者さんの演技は大好きに
なりましたね~。