今日はクリスマスですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先週、初めて「ホースセラピー」を体験しに、糸島まで行ってきました
そもそも「ホースセラピー」🐎ご存知の方はどれだけいらっしゃるでしょうか?
私もつい1年前までは聞いたこともありませんでした。
それを知ったきっかけはとあるテレビ番組です
フジテレビ系列の「ザ、ベストハウス123」という番組(今は終了しています)
(以下hpに放送された番組内容がかなり詳しく書いてあります
→http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-3571.html)
放送された概要は、ある少女が1歳の頃脳腫瘍で手術後、
左半身不随、表情も出なかったのに、ホースセラピーに出会い、
そこでのリハビリを続けたおかげで歩けるようになり、
表情も出てきて、言葉も喋れるようになった というものでした。
当時、この番組をみていた私は大変衝撃を受けました
拡張型心筋症と、重度脳萎縮を持っている息子ですが、
心臓の治療は薬があっても、脳の回復方法がほとんどなく、
何をしてあげたらいいのか、さっぱり分からずじまいだったのです。
そんな中で見たこの番組に一筋の光を感じました。
そこで、すぐに、福岡内のホースセラピーを探しましたが・・・
ほとんど見当たらず。
九州内まで探せば、熊本や宮崎などありましたが、
片道2時間以上かかるため、もし心不全が起こり、急きょ病院に搬送!
となった時の対応を考えると、なかなか足が伸びませんでした。
そんなこんなで気づけばあれから1年。
ふとネットを検索した旦那が見つけたのが、福岡糸島のホースセラピー
「え?!1年前にはなかったのに!?」
と、驚き半分、感激半分で、連絡を取り、30分の体験を申し込み、
そして先週末、ついにホースセラピーを行っている場所へお邪魔しました
(福岡市内から1時間弱の田畑が広がる自然豊かな場所です♪)
以下体験談↓
着いた所は馬が沢山いる ”厩舎”
(普段は、馬術競技などに出場する馬等を世話している場所との事)
スタッフの方の数よりも、馬のほうが圧倒的に多くてびっくり!
その厩舎内の一角にある円形の運動場?でホースセラピーを受けます。
ちなみに、ホースセラピーとして頑張ってもらう馬は
優しい、穏やかな性格の馬でないといけないそうで、
今回息子がお世話になったのが「ミルキー」ちゃん♀↓(道産子出身)
厩舎内は、サラブレッドのような、筋骨隆々とした馬たちが多い中で、
小柄で優しそうなオーラの漂うミルキーちゃんはまさに紅一点。
(大きな瞳に一目ぼれ!)
さて、このミルキーちゃんに息子は無事、乗せてもらえたのか?!
結果はいかに!?
↓
↑このように、しっかり乗せていただきました!
親の私でさえ、3○歳の今までずっと乗馬未経験なのに、
齢2歳半にして馬デビュー!(ちょっと羨ましい)
見ていて大変興奮&感激しました
当の息子本人はまったく動じず、馬に顔を近づけられても
、怖がりも、泣きもせず。
(目の前の馬を認識しているのか自体は不明ですが)
屋外が寒かったからか、終始固まっているようで、
終始キョトンとしていました。
(何せ普段は自宅軟禁状態、もやしっ子ですので寒さに弱い)
しかし、実際乗ってる息子よりも、大変なのは介助するスタッフの方々!
2名で馬の左右についていただき、1名は馬を引っ張ってもらいます。
このように大人3人がかりでないと出来ないです
さらに、乗っている人、周りの状況も把握できる馬自身の
頑張りも必要不可欠です。
(馬(ミルキーちゃん)自身は至って平静な様子で、その太っ腹さに
大変感心しました)
慎重に、丁寧に、大人3人+ミルキーちゃん1馬で確認しつつ、
動いている姿を見つめながら
「馬に乗せてもらうのは、簡単な事じゃない」
というのを痛感しました。
正直、1度や2度乗ったからといって、すぐに効果が出るものではない
と思います。
しかしながら、脳の病気や障害に対して具体的な対処方法(リハビリを含む)
というのはあまりに少ないのが実情です。
そんな中で、「ホースセラピー」という選択がある
ということ自体大変ありがたいことです。
また、この「ホースセラピー」、運営は並大抵の努力では出来ないようで、
普及もまだまだのようですが、そんな中
今回こうして地元で経験出来たのも、
立ち上げられた、代表の方の努力、頑張りのおかげです!
どうか、少しでも多くの方に「ホースセラピー」体験してみて頂きたいと思い、
今回記事にさせていただきました。
ご興味があれば、どうぞご連絡を取られてみてください!
「チャレンジド ホースサークル」
http://joubaryouhou.jimdo.com/
代表玉井 様