いっせーのーで! | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

息子の中間テストの結果がぼちぼち返ってきました


点数はさておき


息子が返ってきたテストを見せながら


『今日おもしろいことがあったんだ~』と教えてくれました


教室で返ってきたテストをみんなが受け取り


息子の席の周りの数人で点数を見せっこしよう!ということになったそうです


5人くらいで『いっせーのーで!』とテストの点数を一斉に出したそうです


その中にいたMくん、


笑顔で、満面の笑みで出したテスト・・・


なんと!0点だったそうです


その場で、みんなは大笑いしたそうです


0点だったことをバカにして笑ったのではなく


堂々と点数の見せっこに笑顔で参加したMくんに


一同大爆笑だったそうです


0点なのにニコニコなM君


息子曰く


『普通、0点だったら見せっこに参加しないでしょう?』


確かにそうだよね




でもわかったんだ


テストは競争ではない


学校は競争の場ではない


テストは自分のためのもの


Mくんはテストが受けられて嬉しかったのかな?


だから0点でも恥ずかしくなかったんだね




息子の学校は皆、いろいろな事情を抱えて入ってくる


同じ教科で100点の子もいれば、0点の子もいる


100点の子の笑顔


0点の子の笑顔




幸せは自分自身が決めるもの




Mくんと息子たちの話を聞いて


心がほっこりあたたかくなりました