情報って本当はタダじゃないんですよ
ある釣業界で有名な若者の書かれた記事を引用します。
↓↓引用開始
「○○県○○市付近でなまずが釣れるところ教えてください。」
「お金(５万くらい)払っていただければ、教えますけど？（笑）
ブログのコメント欄でのやり取り。 釣りで、見ず知らずの間柄でポイントを聞くというのは、
初対面の女性に体重……どころじゃないな、３サイズを聞くようなもの。
生息地限定の“怪魚”の情報となると、生理周期を聞くようなレベルか。 情報というものは、タダじゃない。
タダで入る情報というのは、その程度のものかと。
最近、僕自身には減ったけど、
周囲の友人（後輩）達に、そういう質問が多くくるらしい。
僕のような無視するだけの優しい人ばかりじゃなく、
意図的にウソ情報を流して攪乱し、
“人間釣り”して遊ぶ、性格の悪い連中も多いのでご注意を（笑）
↑↑引用終わり
教えた相手がたくさんの友達を連れてきて乱獲し、そこでナマズが釣れなくなったという事も考えられるんです。
聞く方って事の重要性を分かってない人が多いです。
ウチの山のたけのこについて
ウチには山が数か所あるんですが、ある山ではたけのこが採れるんです。
たけのこ泥棒ってけっこういるんですよ、本当に。
根こそぎ掘っていくんです。
たけのこは全部採りません。
来年採れるようにところどころのたけのこを残しておくんです。
しかしたけのこ泥棒（隣町のじじい達、人物も特定できてます）は全部掘っていってしまうんです。
これでは来年のたけのこが心配です。
釣りの人も簡単に釣り場を教えないのは同じような理由なんです。
なので嫌がらせに金をくれとかウソの情報を流すんです。
彼らは最初から教える気なんてないのです。
ある松茸採りの名人のお爺さんがいるんですが、息子にさえも採れる場所を教えないんです。
凄いですよね。
その息子って私の友人なんですが。。
「親父は絶対に俺に教えないんだよなあ、死んだら教えてもらえなくなるよ」などと言っております。
ラーメン店の場合は？
あなたが病みつきになって週に数回も通うラーメン店があったとします。
勤めてる会社は業績が悪くボーナスも出ない、このまま定年まで勤めたとしても退職金は僅か。
思い切って独立してみよう！
と思う人たちの多くは飲食業をめざし、その多くはラーメン屋になろうとします。
しかしレシピを知りません。
ではいつも行列の人気ラーメン店に行って「レシピを教えて下さい」といって教えてくれるんでしょうか？
教えてくれるめでたい店主なんてこの世に一人もいないと思われます。
札幌で味噌ラーメンが有名なすみれのレシピは門外不出です。
何年修行しても教えてもらえません。
私の師匠は某ラーメン屋に簡単に教えてしまいました。
「おやっさん、教えていいんですか？ヤバくないですか？」
「心配せんでいい、絶対に俺が作ったレベルまで来ないから」
確かに私はおやっさんの仕込みを見た時に、他店では絶対にやってない物凄いものであると思ったもんです。
私は麺も作ってスープも作ってタレまで作らせてもらいました。
完全にレシピを習得したと思ったんです。
ところが自分で作っても同じ味にならないんですよ。
レシピ通りに作ってるのに。。
数年後店を止めてから、おやっさんに再会した時に衝撃を受けました。
私が作ったスープやタレにあとから少々手を加えていたというのです。
知りませんでした。
分かった気になってしまった私がバカでした。
だから「同じ味にはならないよ」と言われていたんです。
似たようなラーメンはありますよ。
でもただ単に似てるだけなんですよ。
レシピの最後は知らないからです。笑
有益な情報は教えてもらえないか、自分でかなりの努力をして認められた場合に伝授されるものなのっです。
墓石における情報は見かけは「タダ」です、笑
墓石における有益な情報とは何でしょうか？
多くの方は自分が購入したお墓の代金に、
TVCMなどの宣伝広告費
紹介者への手数料
寺院への建墓料
ポータルサイトへの謝礼
などが入っていたらどう思うのでしょうか？
言葉が足りませんでした、多くの消費者は自分が購入した墓石価格に上記のような「余分なお金」が加算されている事を知らないんですよね。
「相談は無料です！」というポータルサイトが無料なわけが無いじゃないですか。（爆）
社員を何人もかかえ給料を支払わなければならないポータルサイトの収入源は何ですか？
あなたの相談は無料なんですよ？
どこからお金を貰うんですか？
提携石材店から手数料をもらいます。
提携石材店は全て優良な石材店ではなく電話かけて、「手数料もらえるなら問い合わせてきた人を紹介しますよ」と言って「イエス」と答えた石材店が提携石材店となります。
広告宣伝に積極的な大きな有名な石材店のほとんどは手を組んでいます。
都市部であれ、地方都市であれ。
というわけで問い合わせて契約した消費者はポータルサイトに支払うお金も上乗せされた価格で契約する事になるのです。
「タダです」と言っておきながら、実際は割高のものを買わされる羽目になるのです。
「えっ？他の石材店よりも安かったから契約したんです」と言う人もいるでしょう。
理屈は簡単で安く仕入れる事ができる石を使っただけです。
ポータルサイトから紹介されたので通常よりも利益は少なくて良いのです！
という石材店があったら今すぐ連絡を下さい。
優良石材店としてトップページで紹介いたします。
あるわけないですよ。
販売価格が決まっていて、通常と同じ利益をあげるなら、才数を削った図面にして安く仕入れる墓石をあてがう、これしかありません。
自分で判断できないので寺院やJ○などに相談しても、手数料はいくらですとは言ってもらえません。(最初から1○万円、建墓料頼むね、と言われる事もあります）
墓石購入価格に上乗せされるだけなんえすよね。
墓石業界における「タダの情報は結果的には高くつく」のです。
これを分かってない消費者が多すぎるんです！
正直言って本当に無料の相談は私と高庵寺のご住職だけです
メディアなどで有名な葬儀や墓石のアドバイザーのほとんどが大手の業者とつるんでます。
つるんでるって事は手数料を貰っているのです。
本当なら私も業界の有名人になって手数料をもらって裕福な暮らしをしたいですよ。
しかし大きな有名な石材店に消費者を紹介して多額の手数料をもらって笑っているだなんて私には出来ないのです。
嫌なんですよね、生活保護を受けてる人に言い寄ってお金をせしめるような感じで嫌なんです。
高庵寺のご住職も同じように思っていらっしゃると私は思っています。
実際に檀家になるわけでもなく離檀や改葬の相談にのっていらっしゃいます。
お金はもらっていらっしゃらないのですよ。
ここで私が手数料を貰ってしまったら終わりですよ。
私が大口叩いてるのはお金を貰ってないからです。
（石材店と仲良くしようなどとは思っていませんので、おかしいと思えば叩きます）
これからも石材店が困るような大口を叩くつもりです、笑。
なので手数料はいただきません。
私と高庵寺のご住職は融通の効かないバカなのかもしれません。（すいません、ご住職）
とにかく最初から有料ですという墓石相談サイトはありませんし、相談は無料ですというサイトそのほとんどは契約したら手数料が上乗せされているということを覚えておいて下さい。