四国八十八ヶ所霊場 第5番・無尽山荘厳院地蔵寺/第6番・温泉山瑠璃光院安楽寺 | 日々の暮らし

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ただの一般のオバサンのブログです。来たい人が来て下されば良いと言うスタンスです。

皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 
今日は四国八十八ヶ所霊場の第5番と第6番。まず債5番の地蔵寺です。宗派は真言宗御室派で御本尊が勝軍(しょうぐん)地蔵菩薩。本堂に安置されている御本尊は延命地蔵像の胎内に納められている秘仏ですが、勝軍地蔵と呼ばれる事から古来より多くの武将に信仰されていました。その名の通り戦に勝つ、戦から生還して戻って来れるように守って下さると信じられていました。勝軍地蔵は甲冑姿で軍馬に乗った姿なので一般的に見かけるお地蔵さまとはかけ離れています。堂内には御前立の御本尊を拝見する事が出来ます。源平合戦では義経も戦勝を祈願しました。4番の大日寺より田園地帯を歩き、徳島自動車道を潜るあたりで歩き遍路用の細い道に入り、奥之院・五百羅漢堂を経て向かいます。約2キロで30分ほど。車では大日寺に向かったルートと逆に行きます、5分ほど。公共交通機関を利用される場合は・・・このルートは・・無いそうです( ;∀;)。
 

 

 

 

 

真ん中にぶら下がっているひもを引っ張ると鐘が撞けるようになっています。
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

 

 

続きましては第6番・安楽寺。4月9日の宿泊先はこの安楽寺の宿坊でした。本来ならばこの日の最後にお詣りしてチェックインの予定でしたが順打ちをしていた為に、5番からそのまま6番へ参拝です。

 

宗派は高野山真言宗。御本尊は温泉が出る事からも想像できると思いますが薬師如来です。弘仁年間(810から824年)、弘法大師が薬師如来を刻んで開いたのが始まりのお寺です。温泉山の通り温泉に入れる宿坊もあります。弘法大師がこの地に沸いている赤さび色の温泉を発見し、村人たちにも温泉の効能を伝え、病気の苦しみから救う薬師如来を安置したと伝えられています。

 

 

 

 

 

門を潜った先に本堂。真ん中にドライバーさんが登場です。

 

 

 

 

 

 

上の画像が宿坊です。温泉もしっかりと疲れが取れました。外国の方も多く、温泉に入るのを楽しんでおられたようでした。この日は宿泊者の3分の2は外国の方でした。第5番から徒歩での移動は県道と並行する遍路道。住宅地の中を通っての移動なので歩きやすいようですが5キロほどかかり、時間も1時間30分ほどかかるようです。車では県道12号線を西に向かい東原交差点を右折したら県道139号に。県道沿いに駐車場があり5分ほどで着きます。公共交通機関を利用される場合は5番地蔵寺から徒歩5分の羅漢バス停より徳島バス鍛冶屋原線を利用、10分ほどの東原で下車します。

 

今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。