明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~ -7ページ目

中国ドラマ 宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~

 

原題:御賜小仵作
英語:The Imperial Coroner
2021年、中国
全29話

 

キャスト スー・シャオトン、ワン・ズーチー、

     ヤン・ティンドン、ジャオ・ヤオコー

 

 

 

このドラマ、評価がいいみたいなのですが、私的には

恋愛要素が少なめで、女主が検視官という職業で殿下と一緒に

事件を捜査していく話で、ストーリーも面白いとおもえなかった。

 

 

原題の「仵作」とは「検死官」という意味で

(ちなみに「御賜」は「天子からの賜わり物」。

「小」とは”若い女性”であることからでしょうか。

 

とにかく「キュンキュン」ニュアンスはこれっぽっちもない…)

 

主人公の職業であり、さまざまな事件を解き進めていくストーリー

なのですが、メインの謎解きも面白く、キャラも魅力的で、

色んな意味でストレスなく楽しめる作品で、最終的にも納得がいき

、なおかつ良かったなと思える結末で、

とても気分良く見終わることができたドラマでした。

 

 

時代は唐の後期。

都では誰でも参加できるという検死官の採用試験が行われていました。

楚楚も試験に参加するために田舎から長安の都へ出てきます。

着いたばかりの都で、当たり屋の嘘を見抜く楚楚。

たまたま居合わせた大理寺の役人・景翊は楚楚に興味を持ち、

陰から力を貸してくれます。

 

司法を統括する部署のトップは安郡王・蕭瑾瑜。

 

 

帝から実力を認められトップに抜擢されました。

しかし今まで自分たちの方が上だった官吏たちは面白くない様子。

なんとかして蕭瑾瑜を陥れようと画策していました。

 

 

そんな中、蕭瑾瑜は検死官の採用試験に未解決事件の遺体を用います。

 

 

楚楚は遺体の状態から死因などを的確に指摘していきますが

、武器の特定については

 

 

「遺体から分かったことを伝えるのが私の役目であり、

推論は言うべきではない」

と断ります。

蕭瑾瑜はそれを見て楚楚に興味を持ち、捜査に協力させようとしますが…

 

 

唐時代を背景に活躍する女性検死官の物語です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国ドラマ 斛珠(コクジュ)夫人~真珠の涙~

 

原題 斛珠夫人(英題:Novoland: Pearl Eclipse)

 

制作年 2021年

 

話数 全48話

 

キャスト ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチェン、

     チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン

 

 

 

私はヤンミーがあまり好きではない。

その理由は声。

このドラマでも、浜崎あゆみみたいな鼻にぬけるような

声が苦手でした。

 

師匠と何回も言う役柄なので、最初はイラッとしました。

 

結果、最後まで視聴してみて、めちゃくちゃ号泣する

素敵なドラマでした。

 

 

2回目、見直して見ても結末知ってるから初めから

泣けてきてしまった。

 

 

 

 

タイトルからして、人魚が出てくる話かと思いきや、人魚は

最初と最後しか出てこない。

 

 

 

最初は鮫人の存在がファンタジーすぎて、

宮廷陰謀時代劇には合わない気がしました。

でも中盤(終盤?)で師匠・方鑑明の体の毒を消す役割が斛珠

(鮫人の涙)にあるという設定が明らかになり、

鮫人の存在意義が出てきて、やっと私は鮫人の存在に馴染めました。

 

 

柏奚(はくけい)という術も他のドラマにはない個性がありましたね。

まさか師匠の一族が代々陛下の身代わりに傷や病を受け入れる

ことをしていたなんて…。

なので、師匠は生涯婚姻せず、陛下・旭帝を守ることを誓って

いたなんて、辛い運命すぎます。

 

 

 

師匠と海市の碁の対峙のとき

【半歩の距離を保ってくれないと自分は遠方に行く】

とか海市が言って、師匠が自分の気持ちを抑えたエピソードは

ドキドキしました。

ストイックな師匠がとても良かったです。

 

 

 

お互い想っているのに、気持ちを抑え合っている師匠と海市の

恋愛の行方にハラハラでした。

終盤、師匠は陛下との柏奚を解くことができて、

海市と幸せになれてホッとしました。

でもそれも束の間…緹蘭の弟がいきなり謀反を起こすとは。

 

 

 

この弟の存在は急な印象だったし、ラストの争い相手

にしては小者に感じました。

陛下や緹蘭が亡くなり、残された生まれたばかり

の皇子のために再度柏奚を行う師匠。

運命は終わらないんですね。切なくなりました。

 

でも陛下の忘れ形見だし、納得の行動でした。

 

最後、てっきり身代わりに亡くなってしまったと思ったんですが、

海市と成長した皇子が話していた【先生】は師匠・方鑑明のことだと分かり…

 

良かった…と胸を撫でおろしました。

 

エンディングも羽が海市と皇子のところから、師匠の所に飛んでいき

 

羽を手でつかみ、仮面をつけてちょっとだけ振り返る・・・

 

 

これだけで号泣でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国ドラマ 卿卿日常 ~若様と恋する日々~

 

 

 

  • 公開年/製作国:2022年/中国
  • 原題:卿卿日常
  • キャスト:バイ・ジンティン ティエン・シーウェイ
  •      チャン・シャオチェン ファン・シュアイチー
 
 
 
 
みたあとに心がほっこりする素敵なラブコメディ。
古装ドラマなのに、男性優位の現代社会で生きる女性たちにも
共通するような問題意識と、その解決法がロマンスと笑いの
なかに含まれています。
 
 
 

物語の舞台は九つの川(国)に分かれた世界。

かつては戦争が繰り返されてきたけれど、

ようやく新川がトップに立ち、平和が訪れました。

 

 

その平和を長く続けるために、100年の和平契約が結ばれ、

新川の少主(王子)たちは、それぞれの川からやってきた

花嫁候補と結婚することによって、盟約を結ぶ習わし

になっています。

 

少女たちが新川に花嫁候補としてやってくるところから

物語は始まります。

それぞれの少主と、花嫁となった少女たちのいろんな形

のロマンスや、少主たちの九王奪嫡???

誰が次代の王位につくかの競い合いや、花嫁たちの出身地の川

で起こるトラブルを解決したり、家族の在り方を考えたり、

封建的な新川で女性がどうやって社会進出するかなどなど

盛りだくさんの出来事が連なって、笑いあり、

涙あり、楽しい物語を作り上げます。

 
 
 

病弱を偽り、目立たないようにして過ごしてきた、

六少主の尹崢が頭角を現し、川主にも認められる立派な青年

になって行く物語でもあり、食べることだけが得意な李薇が、

広い世界を知って大人になり自立していく物語でもあります。

 

また、男性に仕えたり、庇護されることで生きてきた女性たちに

生き方を考えさせる物語でもあり、強くいなければならないという

プレッシャーで家族愛すら見失ってしまったり、他人を踏みつけに

することで自分の足場を固めようとあがいていた男性たちに、

本当に大切なものはなにか問いかける物語でもあります。

 
 
主人公2人のカップルは最初はひどい出会い方をします。
それに恋をまだ知らない幼い李薇、なかなか恋模様が進展しません。
でもご安心を。尹崢が一生懸命あれやこれや頑張っちゃうので、
微笑ましいなあってニヨニヨしながら楽しめます。
 
 

新川主と息子たちの関係、少主たち兄弟の関係、

和夫人と尹崢の関係、李薇家族の関係、李薇家族と尹崢の姻戚関係、

丹川主の上官婧への愛情、金川主と元英の関係、

元英と元序の関係、郝葭と母の関係……

 

いろんな家族の形と、赤の他人が家族になって行くこと、

家族の愛情、すれ違い、すれ違いからの和解。これらを通して、

愛情・情って何だろうって考えることもあるかもしれません。

 
 
 
後半では、女性たちが料理店を始めるのですが、
全編を通しておいしそうな食べ物がたくさん出てきます。
そして李薇の食べっぷりが気持ちいい。
尹崢でなくてもたくさん食べさせてあげたいなあってきっと思っちゃいます。
 
 
 
 
 

見た後に優しい気持ちになる。これに尽きます。

難解なところがないので頭を休めるのにとても良いです。

でも主題は、現代にも通じる女性の自立の物語でもあるし、

女性が見たら自分とどこかシンクロするところがあると思います。

 

協力し合い、助け合うことが一つの回答になっているという点が

一番ほっとしたというか、力付けられるなあと感じました。

力まなくてもいい。仲間たちがいたら、無理せず自然に、

安心して自分を開放できるんじゃないかなって希望を持つことが出来る、

そんな素敵なお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

中国ドラマ 女医明妃伝~雪の日の誓い~

 

中国ドラマ

【女医明妃伝】

原題 : 女医·明妃传

2016年

 

◆キャスト
・允賢:リウ・シーシー
・祁鎮:ウォレス・フォ
・祁鈺:ホアン・シュアン
・銭皇后:リー・チョンユアン
・汪美麟:ジン・チェン

 

 

 

 

ヒロインの譚允賢と、

 

ウォレス・フォさん演じる明の皇帝祁鎮(正統帝)

 

 

との信頼関係というか、心のつながりというか…

短絡的に恋愛関係に発展させず、

大人で立場ある二人だからこそお互いに距離を保ちながら、

それでも深く思い合っている、という、

そういう部分が細やかに描かれています。

 

最後まで是非観てほしい作品です。

 

 

 

リウ・シーシーさん演じる譚允賢(タン・ユンシェン)は、

明王朝時代に実在したとされる女医さんだそうです。

 

女性の地位が低かった時代に、女であるにも関わらず、

周りの理解ある人に恵まれ、その能力を生かして

女医として生きた女性のお話です。

 

 

「宮廷女官チャングムの誓い」の中国版みたいな感じで、

ヒロインが色んな困難に直面しながらも、努力とこれまで

培ってきた医術、そして持ち前の機転と人望
を武器にちょっとずつ医者としての人生の階段を上っていくと

いう女医に重点をおいたサクセスストーリーだったりします。

 

 

リウ・シーシー扮するヒロインの允賢は、祖父の代まで代々医者の

家系だったんですが、允賢の子供の頃のある事件がきっかけで、

廃業させられちゃいます。
でも、允賢は医術の勉強が好きで、祖母からコッソリ医術に

関することを教えてもらっていました。

 

 

 

ある時、ある貴族の家で開かれた宴に父親の代理で贈り物を

届けにいった允賢は、偶然毒に侵された男(祁鈺)

 

 

 

に出会い、助けます。後日、允賢が困っている
ところに偶然祁鈺(ホアン・シュアン)が居合わせ、

二度目の出会いをします。

 

 

 

 

 

また、一方である寺院に出かけた允賢は、

そこで祁鎮(ウォレス・フォ)とも出会います。

粗暴な祁鎮とストレートな物言いをする允賢、二人はお互い
悪い印象を持ちます。

 

 

ここで通常のラブストーリーでは、第一印象のよくなかった

祁鎮と允賢が恋仲になり、同じくヒロインに恋した

優しいだけの祁鈺みたいな男性は噛ませ犬
として片想いでフラれちゃったりする訳ですが、

このドラマでは、先に出会った祁鈺の方とヒロインとが

恋仲になっちゃいます。

 

 


祁鎮が恋心を伝えようとした時にはもう手遅れ。

まぁ、そもそも、祁鎮てば実は皇帝で、祁鈺はその義弟、

そして祁鎮にはそこそこ家庭円満な王妃もいたり
しますし・・・。

 

祁鈺に允賢を紹介されて驚く祁鎮ですが、

しかたなく義弟と允賢を見守ることに。

祁鎮と允賢も何度も出会いを重ね、距離は近づいていくんですが、

残念ながら早々に奥さんがいることがバレている祁鎮は允賢に

とって完全に恋愛対象外なのでした。

そして、祁鈺は允賢に婚姻を申し込み、

允賢も戸惑いながらも受け入れます。

 

 

 

允賢の家族にもなんとか許しを貰いますが、

祁鈺の母親は大反対。
自分が皇帝の母親になりたい欲求がめちゃめちゃ強い祁鈺の母親は、

祁鈺を皇位に付けようと何度も裏で画策しますが、

義兄を慕う祁鈺にとって、面倒で禍でしかない。けれど、

息子が自分の思い通りにならないと、すぐに仮病を使って祁鈺を苦しめます。
祁鈺を帝位に付けるために有利な美麟と結婚させたい母親や、

美麟の父親、そして皇太后たちの陰謀により、

允賢の家族は危険に見舞われます。それを助けるために祁鈺は、

美麟の結婚を願い出てしまいます。

 

 

自分と愛を誓った祁鈺が、他の女と結婚することを知った

允賢はショックを受けますが、話はそれだけで終わらず、

自分と結婚することになってもなお、祁鈺の心には允賢

しかいないことを知った美麟は、允賢の家族や皇后(祁鎮の妻)たち

の安全と引き換えに自決することを迫られます。

 

毒蛇に噛まれて仮死状態になった允賢は、

皇后や師匠たちの助力があり、無事助け出されます。

ただ、美麟を騙すためには祁鈺にも本当のことは告げられず、
允賢が亡くなったとショックを受けた祁鈺は、倒れて意識を失います。

 

一方で、皇太后やら大臣たちやらの嫌がらせもあって、

外交に失敗した祁鎮は、自らオイラト討伐へと出征します。

 

 

また、允賢は、允賢を助けた師匠である太医より、

これも修行だと言われ、男装して行軍に軍医として同行します。

 

 

行軍途中に兵士たちの間で風邪が流行り、薬を配れない事情から、

允賢の機転で生姜湯を作ってみんなに配ることで乗り切ります。

兵士の見回りをしていた祁鎮は、人だかりを見つけて見に来ると、

そこに允賢を見つけ、喜びます。

 

そうしてオイラトに向かう一行ですが、一緒に同行していた

悪役の重鎮の人のせいもあって、討伐どころかオイラトの

捕虜になってしまいます。

 

 


そこで、オイラトの皇族と結婚させられそうになったり、

殺されそうになったり、色々あるわけですが、

なんとか逃走して逃げ延びます。


祁鎮と允賢も途中、盛り上がりそうになりますが、

でもやっぱり心の中には祁鈺がいる允賢。

結局祁鎮とは何もなく、王都へと帰ります。

 

 

一方、祁鎮がオイラトで捕虜になったことで、

周りからなんやかんや言われて、あくまでも臨時だと自分に言い聞かせて、

新帝として即位してしまう祁鈺。

 

 

翌日に出征をすることになり、色々な不安を抱えながらも

、月を見ながら允賢を想う祁鈺。
しかし、そこに美麟が現れ、明日からの不安などを吐露し、

祁鈺を誘惑。情にほだされた祁鈺は、

とうとう美麟と床を共にしてしまいます。(ここがけっこう
見ていてツライところです。)

 

 

そして、ちょっとずつ美麟に洗脳されるように変わっていってしまう祁鈺。

 

 

 

全体的に、優しく純粋だった祁鈺がだんだんクズ男に

変わっていくのが辛いことの一つなんですが、

改めて振返ってみると、純粋な男だったからこそ、
色んな人にダマされ、洗脳されるように持ち上げられて、

なんか一番振り回されて可哀そうな人な気がします。

 

このドラマ、ツッコミどころが色々あるんですが、

まず一番「えっ!?」って思ったのが、

衝撃的な出来事があると、すぐ血を吐いて倒れるっていう・・・。

 

 

 

ただ、もうちょい何のしがらみもなく允賢のとって

ラブラブな時期があって欲しかったなーと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023 今年もありがとうございました

今年、最後のブログです。

 

 

息子の急性骨髄性白血病の治療が終わって2年と

ちょっと・・・

 

 

今の所、再発もなく元気に過ごしております。

 

 

今年は息子が高校3年という事で、学校の先生と

息子の進路の事で意見があわずに今までに

ないくらい進路指導の先生に腹がたち、喧嘩しました。

 

 

なんとかこちらの言い分が通り、息子が希望する

就労支援で働けることになり、一安心。

 

 

 

やっとで、あともう少しで卒業できると思うと

息子も私も嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

 

 

さて、私の1年はというと・・・

 

 

9月くらいまではミニアルバム作りをしていて、

オーダーも沢山いただいたのですが、その頃から

 

中国ドラマにはまるように・・・

 

 

中国ドラマを見ながらのミニアルバム作りは可能だと

は思うけど、ダイヤモンドアートにはまってしまった

んです。

 

なので、最近はミニアルバムを作れていないという・・・

 

 

 

 

来年はまたミニアルバム作りも再開して、ダイヤモンドアートも

やりつつ趣味を楽しみたい。

 

 

そして、まだまだ追いついてない中国ドラマも沢山見て

素敵なドラマに出会いたいです。

2023 中国ドラマ 今年面白かったトップ10

今年の下半期頃から中国ドラマを本格的に見始め

、まだまだ全然見れきれてなくて、いつも次は

何を見ようと選ぶのが大変なほどなんですが、

今年みた中国ドラマのトップ10を記録しておきます。

 

1位 夢幻の桃花

 

 

 

 

2位 長月燼明

 

 

 

 

 

3位 星漢燦爛

 

 

 

 

4位 尚食

 

 

 

5位 明蘭~才媛の春~ 

 

 

 

6位 瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~

 

 

 

 

 

 

7位 恋心は玉の如き

 

 

 

8位 策略ロマンス

 

 

 

 

9位 プラチナの恋人たち

 

 

 

 

 

 

10位 オオカミ君主とひつじ女王

 

 

 

 

 

その他にも

 

 

・家族の名において

 

・蒼蘭訣

 

・運命の桃花

 

・白華の姫

 

・黒豊と白夕

 

・九齢公主

 

・花様衛士

 

・女医 清落

 

 

 

が面白いのでお勧めです。

 

 

 

 

中国ドラマ 女医 清落~恋愛の処方箋~

 

      原題  清落

 

    2021  全24話

 

フー・ウェイ(扈帷)、ルォ・イー(羅奕)、

リー・シンチェン(李星辰)、チャン・ダーユェン(張達源)、

チャン・ズーハン(張杍涵)、リー・ミンシュエン(李明軒)、

シュ・フェアニー(徐鶴尼)、フー・シャオドン(付曉東)

 

 

 

原題の『清落』はヒロインの名前で中国語読みだと”ちんるお”だが。

日本上陸と共に日本語読みに直され”せいらく”と読む。

 

 

 

飽食気味になりつつあるラヴコメか・・・

と思うでしょ。

結論から言って

もっすごくオモロいから見て、である。

 

ボリュームも全24集で、1集40分弱。

テンポもよいのであっという間の完走となるはずだ。

 

 

 

 

劉学義がひたすらにかっこぇえこれに尽きる。

 

 

 

・王子スタイル(パステル)

・将軍スタイル(黒)

・天真爛漫スタイル(記憶喪失時)

ヘアスタイルも。

・ハーフアップ

・オールアップ

・ポニーテイル

・触覚スタイル

・横分けスタイル

 

彼の前においては全てが霞む、そんな美しさあふれる劉学義である。

 

 

どのタームもどのシーンも彼がいればもう幸せが訪れる、

という鉄壁の背景をもち。

さらにはテンポの良い良質な脚本である。

 

 

 

まずは女主清落だが。

子持ちのシングルマザーである。

もうこの設定が斬新。

 

 

 

キスはおろか、手を握ったこと、ぃやもとい、

肌が直で触れることすら狼狽えてしまうおぼこ娘設定が多い中。

 

そんな常識をスコーンと突き抜けてくれる小気味良さ。

しかも、彼女は記憶喪失中で子の父親が誰なのか思い出せない。

どんな状況だったか覚えてないのだ。

そこにあるのは

「子が腹にいて、産んだ」

というただ1点の事実だけである。

 

で、清落は神の手ドクター”神医”で。

気持ち良い男前な性格でこちらも小気味良い。

 

 

 

弟が奇病にかかってて神医を探してた夜修独(しゅえっちこと劉学義)である。

最初こそツンだが、割と早め(3集くらい)から清落のことが気になり始め。

自分の気持ちを確信したあとはぐいぐい口説く、という王道スタイルだ。

 

 

 

 

ざっと流れを紹介すると。

 

色々あったが結婚することになる

訳あって2人で崖落ち

清落の記憶が戻った

しかし修独の記憶がなくなった

他の女を娶るとか言い出す

記憶は戻ってないがやっぱり好き、ってなる

息子、毒に犯される

クライマックス

 

 

 

 

 

 

と、いろいろと悪者も涌いてくるし、面倒な事も出てくる。

しかし、くどくない。

非常にあっさりとしており、明快に解決される。

実にテンポが良く

「はぁ〜・・・」

なことがない。

これは非常に重要な事だ。

 

 

クライマックスの肝は

・解毒

・ラスボスって誰なん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国ドラマ 蒼蘭訣~エターナル・ラブ~

   原題・苍兰诀

 
       2022 全36話
  主演:虞書欣、王鶴棣、徐海喬、張淩赫、林柏叡
 
 
*衣装、小物、背景とかがゴージャス、CGも良い。
何より魔王様初め美形な登場人物ばかりで目の保養。
 
 
*36話と中国ドラマにしては短いので、話のテンポが良い。
中弛みせず、一気に観られる。
 
*中国ファンタジー版ロミジュリだが、命をかけた恋、
なんて現代劇では重すぎるテーマもファンタジーなので
違和感なく観ていられる。
 
 
 
*強い魔王に弱いヒロインが一方的に守ってもらうのではなく、
互いが互いのために命を捨てる自己犠牲、献身の対等な関係。
 
とはいえ、最初は威張ってた魔王が、最後には下僕のように
甲斐甲斐しくヒロインに尽くす変身ぶり。
 
男性の愛が女性の愛より強い方が(少なくとも私は)満足。
 
ドラマ全体を見ても、小蘭花の東方青蒼への愛には理性
の歯止めがあるが、東方青蒼は小蘭花にhead over heels。
 
元々感情豊かな小蘭花は青蒼への愛は自分の心に後から
入ってきたものだが、そもそも感情を欠いていた青蒼は、
感情を取り戻す過程で、空白の心が一気に小蘭花色に
染まってしまったのだから。
 
彼の心イコール小蘭花への愛なのだ。
 
 
*シリアスばかりだと疲れるが、コミカルなパートが随所に
挟み込まれていて、緩急つけていた。
 
男女逆転劇や別の生を生きる設定で同じ俳優が違う人格を
演じるのが新鮮だった。
 
小蘭花は息山仙女として蘇る。元亀から小蘭花だった
頃の喜びや悲しみは忘れる、と言われていたのに、
なぜ記憶を取り戻したのだろう。
 
再登場した時には本気で青蒼がわからなったように見えた
のだが、彼に接する内に小蘭花としての記憶が蘇ってきた
といたということか。
 
*東方青蒼は王鶴棣しか演じられないのでは、というくらい
ハマり役だったが、小蘭花は虞书欣じゃなくても
他の可愛い系女優でも良かったかも。
 
この方、声が吹替ではなく自声なのだが、
普段の話し方もインタビューを見ているとあんな感じ。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

中国ドラマ 花様衛士~ロイヤル・ミッション~

 

   原題:锦衣之下 2019 全55話

 

(キャスト)

アレン・レン、タン・ソンユン、ハン・ドン、ハン・チョンユー

ヤオ・イーチェン、ルー・ホン、イエ・チン

 

 

 

思っていたよりは面白かったのですが、55話と長いので

前半はだらけてました。

 

 

二人が意識し始めてからが面白く感じた。

 

 

明朝時代。

厳嵩(げんすう)は首輔の夏然(かぜん)を陥れて死罪に追い込み、

政敵らも排除し、厳嵩と厳世蕃(げんせいはん)父子は大きな

勢力を手にした。

 

 

 

……嘉靖37年。倭寇が沿岸の町を襲う。

 

その年、兵部から兵力配置図が盗まれ、錦衣衛(きんいえい)の

陸繹(りくえき)は調査を命じられる。

 

 

 

 

一方、六扇門の女捕快・袁今夏(えんきんか)は

兵部郎中・曹昆(そうこん)が屋敷で起きた火事で

亡くなった件の捜査をすることになる。

 

 

 

 

 

曹昆の遺体の検視が終わった今夏のもとに陸繹が来たため、

今夏は【検視済みで体の特徴から夫人に曹昆本人だと確認済み】

だと話すが、陸繹は再度検視すると言い、遺体を運び出す。

 

「私の見立てを疑うと?」今夏が曹昆の遺体から取り出した

10年前の矢傷で体に残っていた鉄片を見せつけると、陸繹は

【最近作られた鉄】だと見抜き、曹昆ではないと断言し…。

 

 

 

 

陸繹を演じるアレン・レンの魅力全開なドラマでしたね!

目つき悪めの錦衣衛が精神年齢8歳になってしまったときは可愛すぎました!!!

あの可愛らしい表情と仕草は何なの!!!

 

(笑)あの状態、もっと見ていたかったです

 

 

 

 

 

 

 

身代わりで厳世蕃のもとへ連れていかれた今夏を連れ戻しに行った陸繹。

厳世蕃にわざと弱く見せていた陸繹が今夏のために厳世蕃を

敵に回すことになるエピソードでしたが、間に合って良かった(涙)

強引に助け出した陸繹、カッコ良かったです。

 

今夏を抱きしめて

「考えてみたのだ。私の伴侶となる者はどんな女子なのかとな。

意外であったがお前のような者だ」

 

って…この言い回し、すごく素敵!!

 

 

今夏が夏家の生き残りで陸繹の父が夏家の仇だったという展開は、

どういう結末になるのか予想つかなかったです。

 

親の世代のことだし陸繹がやったわけではないんだから、

気にしないで二人で生きていけば良いんじゃ…

なんて私ははじめは思ったりもしましたが、

林菱の怒りも凄かったし(分かるけど)、

 

こういう遺恨があるのも辛いのでやっぱり別れるのが良いのかもと考えたり…。

 

 

その後、厳家を無事滅ぼすことができて

(青玄のおかげもあり…涙)

 

物語も良いほうに向かうのかと思いきや、

陸繹が夏然の無実を訴える文書を皇帝に渡し…。

 

この行動は陸繹らしいけど、ここまでしなくてもと思ったり…。

 

今夏が陸繹に会おうとしたり助けようとしたりする必死な様は泣けました。

 

死刑は免れても陸繹が牢から出られないってどうなるの?

次期皇帝に変わったら出れるのかな?でもそんなのあと何十年後!?

展開が読めない…と思ってたら、

まさか大赦が行われるなんて…!(その手があった!)

 

十分、陸繹は罪を償ったし(父親の罪だけど…)

二人が晴れて一緒になることができて本当に良かったです(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国ドラマ 探偵麗女~恋に落ちたシャーロック姫~

 

         原題「少女大人」

 

 

キャスト

チェン・ヤオ ジャン・リンホー
ジャン・ジアディン ワン・イージャー ホアン・イー

 

       2019  全32話

 

 

 

 

 

 

国の捜査機関である明鏡(めいきょう)署の蘇瓷(そし)は、

天才的な推理力と洞察力で数々の事件を解決している名探偵。
そんな頭脳明晰でクールな彼には、誰にも明かしていない

秘密があった。

 

それは、その正体が女性であるということ。


一族が殺害された過去の真相を探るため、

男装をして明鏡署に入り込んでいたのだった。
 

蘇瓷はある事件の捜査中に裴昭(はいしょう)

という遊び人と偶然知り合う。

 

 

 

裴昭はひょんなことから蘇瓷の捜査に同行するようになるが、

その正体は朝廷の陰謀を暴くために身分を隠す

元将軍・斉王(せいおう)で・・・。

 

互いに素性を隠す2人が恋も事件も華麗に解決!果たして、

事件の真相と彼らの恋の行方は・・・!?

 

 

 

 

タイトルにあるように探偵みたいに推理していく

 

ドラマです。

 

女主はとても奇麗な方です。

 

コナンばりに女主が推理して事件を解決していくので

スカッとします。

 

もちろん、恋愛の方もあるので胸キュンはしますが、

私的にはものたりなかったドラマでした。