彼と彼の梅雨明け・15-1 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想書庫です

 

苦手な方はお気を付けください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口移しがキスだと気付いてから、目的が変わってしまった

 

俺の唇では大野さんの内部で起きている変化を察するなんて出来ないし、元気を流し込むことも出来ない

 

でも、嬉しい

 

キスが、嬉しい

 

一方的で独りよがりだけど、大野さんとキス出来ることが、すごく嬉しい

 

 

ちゅ

 

 

移すべき水分が無くなっても、唇を離したくなかった

 

もっと大野さんを感じたい

 

もっと大野さんに触れていたい

 

 

大野さんが、欲しい

 

 

 

舌を入れた

 

入れた分だけ舌が入ってきた

 

舌と舌が触れた

 

触れた分だけ絡まっていく

 

 

もっと

 

もっと

 

欲しい

 

欲しい

 

 

息をすることも忘れて行き来を繰り返す

 

 

もっと

 

もっと

 

欲しい

 

欲しい

 

 

酸素が薄くなって頭がぼんやりしている

 

でも、求めるモノに対して、身体はしっかり動いていた

 

膝を割って二度目に跨いでいたのは細い腰

 

ゆっくりと距離を縮めていく

 

 

ちゅ

 

 

下の俺と下の大野さんがキスをした

 

 

ちゅ

 

ちゅ

 

 

上のキスは角度を変える度に深くなる

 

下のキスは硬度を楽しむようにねっとりとした音を響かせている