♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

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~何気ない言葉の中には貴女に知ってもらいたいメッセージが沢山込められています。学校では教えられない和の伝言をここに綴ります♪~


わたしたちは何かと困った時には「神頼み!」と必死に手を合わせる習慣が身についておりますね気づき

 

その心中はおそらく、何かしらの第三者が出現してお悩みやお願い事を良い方向に導いてくれますようにびっくりマークと心から祈る行為を意味しているのでしょう飛び出すハート飛び出すハート

 

ところでこの「頼み」なる語・・・・。過日ある方が「頼みって、もとは田の実からきた言葉なのです!」ってご講演されており、皆「ふ~ん」って感じで拝聴されておりましたが、私としては「う~~ん・・・当たらずしも遠からず・・・はてなマーク」でした気づき

 

確かにある時代、田の実と頼みは同音であることから掛け合わされたことは事実です・・・。

 

事実なのですがっ!!元をたどれば「頼み」とはある意味、神社の祭りで奏上する祝詞(つまり万葉語)にその源を発見することができるのです爆  笑

 

ちょいと話は横道にそれますが、神社という組織には古来より役職が定められており、一般的には「宮司」「禰宜(ねぎ)」「権禰宜(ごんねぎ)」「出仕(しゅっし)ないし主典(しゅてん)」という順番がございます。

 

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注目すべきは「禰宜(ねぎ)」なる役職の意味!

 

「禰宜」とは「願(ねぐ)」の意であり、神様に願いを伝えるお役目と解釈されます

 

祝詞においては「(願い事を)乞願(こいねぎ)祷(まつ)る)」といった言い回しがあり、乞(こ)うという言葉が、現在の「恋」に変容し、あなたのお力が(=心)が今の私に必要なのですと訳されますので、恋願(こいねぎ)と表記したほうが伝わりやすいかもしれませんね・・・特に片思い中の方にはハートハートハート

 

意味をご理解いただいたところで、次は「願(ねぐ)」のもう一つの漢表記!これが「祈ぐ」なのです。

 

祈りを漢表記にした祝詞の言い回しになると「(願い事を)乞祈(こいのみ)まつる」となります・・意味はまったくいっしょです!

 

意味は同様ですが、音が「ねぐ」から「のみ」と変わり、実はこの意(こころ)が大変重要なポイント!

 

すでにお気づきでしょう!「たのみ」の「のみ」とは、「祈り」の意味なのです飛び出すハート

 

では「たのみ」の「た」とは何なの?・・・っとなりますが、「た」という音は間違いなく「手」を意味しますので、したがって「頼み」とは「手祈(たのみ)」が本義となりますニコニコ

 

しかし、手を合わせて祈るから「手祈」となった訳ではなく、古来より「手」とは接頭語として「手鋤(たすきと読みます。農耕用具の一種で密集した場所に隙間を作ります。床屋さんでも「鋤きますか」と言うのはここから来ております!)ける=助ける」というように、自身の隙(=鋤)間時間を他者に手(労働力や知恵)を与えて達成の協力をするの意となり、つまり「助ける」という語に相成ったわけでございます愛愛

 

したがって「頼み」とは、「手(家族や地域、あなたの友人や仲間の協力)を祈(のみ=心からお願いする)ることによって、秋の稲穂からまさに「田の実」がなるかのように、物事が実現するという意味となるのです照れ照れ

 

更に他者のお力が必要になった場合は「手=協力」にさらに「寄りかかる」という言葉で「手寄り=頼り」となる訳ですね照れ

 

しかし、他者に寄りかかる大前提として、「祈り」とは「自らの意思を宣(の)る」ことから「意宣(いのり)」なので、これだけの努力をしますという誓いを神様に申し上げるのが本来の「祈り」の意ですから、そこは勘違いしてはいけません(*´∀`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、(特に)教育現場で従事する方の悲痛なお声を直接耳にすることが増えました。

 

これは保育園から高等学校に至るまで、大変幅広く、わたしがご相談を受けていた方々の多くはすでに退職、または退職希望者です泣くうさぎ

 

内容は詳らかにはできませんが、中には「それ本当のお話なのですか?」と耳を疑うような劣悪な労働環境に置かれた方も散見されます・・・。

 

総じて、「言うは易し 行うは尚難し」の如く、正義を自らにではなく、お茶の間にぶつけて世論を誘導し、言っただけで、あとは現場でなんとかしなさい!といった風潮により、ミクロなコンプラを委ねられた方々が疲弊しきってしまった・・・という構図(これは教育現場だけではなくすべての職種に至るまで)になっていると個人的に感じております・・。

 

・・・とは言え、組織に身を委ねる限り、上下関係は必ず存在するのであり、なんぼイライラしても部下をいじめるような言動は慎まなければなりませんネ・・。

 

では、我が国における本来の上下関係とは、本来如何なる関係性が望ましいことを先人は今に伝えているのでしょうか?

 

これはわたし個人が思う所でありますが、712年(和銅5年)に編纂された古事記にその答えが綴られおりますルンルン

 

そんなに難解ではありません。

 

イザナギの命に左の目から成り出てた太陽の如くあまねくこの世を照らす神「アマテラス大神さま」。

次に、右目から成り出でた太陽が沈んだ後に夜の世界を見る月の神「月読命(月・読とは夜見(よみ))」の関係性が重要だと思うのです。

 

そもそもなんで「月(つき)」は「つき」と呼称されるのでしょうか?

 

実はこの発音を「付き」と綴ると、はっ!とされませんか?

 

確かにアマテラス大神さまは、月読命の上位に立つ神なのです・・・が!夜がなければ昼はなく、休む時もない!

 

表があれば裏があるように、組織も陰で一生懸命働いてくださる方の存在があって、はじめて表舞台に立つ方が際立つが如く、上下関係とは「上を司さどる者(上司)」と「お付き」(部下や弟子など)が一体となって形成される関係性であることを先人は「太陽」と「月」から学んだのではないのでしょうか?

 

これが、いまでも「お日さま」と「お月(=付き)さま」と謂われる由縁ではないのかと思うのです飛び出すハート飛び出すハート

 

ならば、上司のあるべき姿とは、太陽のように暖かい心をもって現場を照らす努力をし、そこに付く部下は、いつかは自らもこうなる!と人柄を学び、まずは陰となり上司を支えるびっくりマーク

 

きっと、古のご先祖さまはそう願って、月を「つき」と呼称したのではないのかなと、こんなご時世だからこそ強く感ずる次第なのでありますウインク

 

新年度がスタートして充実した日々を送られている方々!

 

もし・・・上司がまったくもってブラックだとしんどい思いをされているとしても、ご自身が月であり、太陽のようなポジションについたときは、自分はこうはならないぞ!と反面教師にしてくださいネラブラブ

 

だって、人間関係においてもっとも重要な点は「言いたい放題言っているこの人が、いざとなったらわたしの人生の責任と取ってくれる存在なのかな?」っと自問自答すれば、答えはすんなり出てくるはずです爆  笑爆  笑

いや~~広島カープ・・・まさかの黒星発進泣泣 これなら勝てる・・かも!・・と感じたのも束の間、島内が~~ガーン

 

しかし嘘か誠か!筒香選手のカープ移籍報道が実現すれば!!

 

今年もマツダスタジアムに数試合観戦予定なので跳ね馬の如く遠征!ハッスルしたいと思います気づき気づき

 

さてさて・・・黒星・・跳ね馬といったキーワードを綴りましたが、今回の話題は「白・黒」の意(こころ)についてちょいとばかり述べてみます気づき

 

我が国では古来より「白・黒はっきりさせる!」と言います。また「白」には「清浄」とか「潔白」といった意味があり、対して「黒」が「腹黒い」と言うように、なんとなく悪~~い意味に使用されますウインク

 

 

こうした観点で白と黒は相対する心のあり方の象徴として比較されているのですが、本来両語はその由来をまったく異にする言葉なのですびっくりマーク

 

まずわかりやすい「黒」からいきましょう!・・・と言っても、実は黒の語源については今も完全にはわかってはいないのです笑い泣き

 

はっきりとしていることは「黒」は、おそらく「クリ」・・・クリとは涅(くり)と漢標記され、土の中という意味をもちます。

 

もう一つは「暮(くら)」という学説があり、日没後に家に帰って夜間は家族団らんで過ごすという意味を由来にするといわれており、わたしはこちらの説推し!

 

いづれにしても両説に共通しているのは「暗い」という意味を持つ点で、見たまんまのイメージカラーであることが理解できますね!

 

では「白」の語源はといいますと、これ!意外なことに先人の心のイメージ、すなわち冒頭でのべた「潔白・清浄」を象徴するカラーとして意図的にあてられた色なのです。

 

つまり「白」を表記替えすると・・・「著・記・印(しるす)」となり、清浄という心を色として著(しる)すと、こうなるのです!(キッパリ)と遥か大昔に日本人としてかく生きるべしと定められたカラーなのです飛び出すハート飛び出すハート

 

ちなみに「赤」は「明るい」からきており、これもまた「赤ちゃん」というように、汚れなく太陽のように暖かい心の意ですから、国旗「日の丸」に込められた意味ってもはや説明不要でしょうネ飛び出すハート

 

新年度!不安いっぱいの方も多いことでしょう!でもそれで当たり前!だって、まだ新たなステージは真っ白なキャンバスといっしょなんですもん。

多くの経験から青や黄色や黒!に染まっていくことでしょう!

それでも、時に日の丸を眺めて、前途はきっと明(赤)るく染まっていくよう皆と協力し合って生活するんだよという先人の想いに触れていってほしいなと思いましゅ。←「しゅ」・・・ってお前は馬鹿か!(シマウマを紹介しただけに笑い泣き笑い泣き

進学・・就職・・転勤・・それぞれが新生活にむけて慌ただしい日々を送っていることでしょう!

 

先日、大学進学が決まり、新天地での健康を祈ろうと、ご祈願に訪れた女子数名飛び出すハート

 

ところがお一人だけあまり元気がない・・・。

 

ひょっとしたら思ったような進学先ではなかったのかな?・・っと、励ますようなお話をしました。

 

ところで貴女たちの進学先はどこなの?・っと質問したら・・・「はい・・東大です」だってびっくりマークびっくりマーク

 

元気がないのは単にお腹がすいたから・・・という始末・・・。

 

アホなおじさんが新東大生に説教をしたのか~~っと言ったら、皆一様に笑っていましたが、彼女たちは「いや!とても勉強になりました!またお話聴きにきたいです気づき」と仲良く帰っていきましたウインク

 

最近のお若い世代って、本当にしっかりとした方が多く、ちゃんと神社にお参りし、祈りと感謝を捧げる光景を多く見かけますルンルン

 

・・・反対にある一定の世代はといいますと・・・←こらこらダメよダメダメ←相変わらずギャグもアンティークガーンガーン

 

さて、中には「はあ~~僕はこれからどうした良いのでしょうか~~。特に何をしたいわけでもなく・・・刺激ない毎日でなんか鬱~~」と愚痴を言いに来る方も多い・・。

 

本ブログでも綴ったことがありますが、我が国には昔から「棚からぼた餅」という言葉があります。

 

これは読んで字のごとく「普段からちゃんと働いてお米をつくり、神棚(かみだな)にお供えをして感謝をしていれば、いざという時は、そのお供えを下ろして食べたら難を逃れる」という意味です。

 

皆様が「食べ物」と何気なく口にしている名詞も、元々「神様からの賜(たまわり)もの」で、「賜りもの」が「たべもの」へと音が変容した語なのですラブラブ

 

「何をしたら良いのかわかりません・・」と悩む方々に共通する点は「働く=傍(はた=自分の周りの人々)を、自身が学び手に職をつけることによって生活を楽にし合うライフスタイル」・・したがって「傍楽=働く」という日本独特の感性を学ばないまま成長しちゃった子がとても多い・・・。

 

田舎は嫌い!都会が一番!と漠然と考えているだけで、自分が存在に値する生活空間がどこにあり、それが地域や国家を形成する一つの尊いピースという存在意義は理解出来ていないのですから、もう1度原点に帰って教えてあげることは大人の努め!

 

一人一人がピースとなって国というパズルが完成し、それも皆が横の繋がりをもつ大きな「家族」であることから先人はこれを「国家」と呼称したのです気づき

 

では、それを証明する文化伝承ってどこにあるの?となるわけですが、それは皆様が地図やナビを使用する際に「方角」を口にしていることに答えがあります!

 

先人は、魂のことを霊(ひ)とも発音し、神様になられたご先祖の霊(ひ)は煙とともに空高い世界に舞昇っていくと考えました。

 

そこには生命の根源である「日」・・つまりお日さまがあまねく世界を平等に照らしております飛び出すハート飛び出すハート

 

この「平等に照らす」という自然現象に、先人は人の生き様もこうであるべきと、「日(霊)の本(もと)に暮らし、日(霊)のように平等に仲良く」という思いをこめて「日本」という国名にしました気づき気づき

 

したがってお日さまは国民すべてのライフスタイルの「ベース」となるわけですので、朝になればその象徴が昇ってくる方向を「日が差す」の意から「日が差=ひんがし」と発音し、これが現在の「東」となったのです。

 

次に傍楽(はたらく)時間も、常にその心を忘れなうようにとお日さまが照っている方向を皆で見ましょう!と、これを「皆見(みなみ)」と云い、これが「南」へと漢標記されるようになったのです(ただし!この学説は有力ながら諸説ございます)

 

如何でしょうか?幼少時から単に覚えるのではなく、その心をちゃんと教えてあげることの重要性が少しばかりでもご理解いただけたでしょうか?

 

どこに暮らして、どうしたいという生き方を否定はしません・・・。

 

しかし、そこには必ず故郷のために、家族のために、国内すべてに恩送りが出来るように頑張る!!という思いがなければ、国家というパズルはバラバラになってしまいますよね音符

 

出会いと別れの季節・・・そんな誓いをもって新年度も頑張って欲しいと思いますOK

 

dokoni

先日、居酒屋さんでお食事をしていた時のこと。

 

当社の若手君が注文用のタッチパネルをつつきながら「酒のさかな~~って言っても、刺身くらいなのかな~~?」っと独り言。

 

わたしは「うん?あなた・・酒のさかなって魚うお座うお座だと思っていたの?」と聞くと「はい!そうです!」と答えました。

 

酒のさかなが魚のことを意味するのは間違いではないのですが、もともと日本人は魚は「うお」と発音していましたニコニコ

 

では酒のさかなの「さかな」って何なのかといいますと、本来は「酒菜(さかな)」で、お魚はむろん、漬物や他の野菜全般をおつまみとしていたので、酒菜と言ったのですウインク

 

では「酒(さけ)」とはどんな意味をもって名付けられたのかということも季節柄お話してみますね!

 

「酒」とは「咲く」を語源としており、咲くとは「裂く」の意ですから、暖かい季節の到来とともにつぼみが「裂く」つまり開花するという意味へと繋がっていきました!

 

 

春といえば「桜ガーベラ」ですよね!

 

桜は奈良時代までは「さの神(山々から里人を見守るご先祖神)が宿る御神木」として、さの神さまが山から下りてきてそこに暮らす木なので「さ暮ら」と呼ばれましたガーベラガーベラ

 

さの神様が「よ~~~し!皆々様!そろそろ今年の農作業開始ですぞ!」というサインが「咲く」という現象として捉えられていたのですウインクウインク

 

先人は、皆でお酒を振る舞いながら、酒菜とともに先祖神が宿る木のふもとで「今年もご近所みんなで頑張りましょう!」という団結会を催します飛び出すハート

これがお花見本来の意(こころ)ですウインクウインク

 

寒い冬・・・家に閉じこもりがちな時間が多かった先人にとって、春の到来を告げるさの神さまの開花は、まさに心張り裂ける心境だったことから「咲く」と言ったのでしょうガーベラガーベラ

 

酒宴の終わりは、仕事始めの合図であり、また桜が散りゆく様は、さの神さまが山へと戻っていく光景とも重なりました・・。

 

これが「去る」という言葉を生み出しました・・・。

 

現在でも古来の葬祭式を司る私たちは「亡くなる」とは言いません。

 

必ず「隠れた身・・・つまり隠身(=神)去り給う」と奏上するのも、ちゃんと遠い昔のじじばばから声なき声として繋がっている由縁なのですネ照れ照れ