『吉原彼岸花 主要キャラレビュー』 ~朔夜~ | 半腐女ry生活?

半腐女ry生活?

腐っているような腐っていないような声優&アニメヲタが送る感想ブログ。
(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

こんばんは。
18 禁 乙女ゲーム「吉原彼岸花」レビュー第4回です。


※18歳 未満の方の閲覧を固く禁じます。


あまりにネタバレがひどい時は白字にしていますのでドラッグしてお読みください。
ただ、白字にしていなくても結構なネタバレをしていますので、プレイ予定の無い方、コンプ済みの方用かと思います。ネタバレNGの方はご覧いただかないようお願いします。






朔夜
(CV.木島宇太)



凛含め桜華屋の上級遊女の髪結いを担当しているのが朔夜です。毎日店へやって来て髪を結っています。髪結いとしての腕は独立も可能なほど良いようです。
体験版をプレイなさった方ならおわかりでしょうが、朔夜は初めの頃寡黙で黙々と仕事をこなしています。なので、仕事と恋愛は分けて考えているキャラだと思っていました。
ところがどっこい!w凛が天然で誘惑しちゃっているので気づけばものすごく惚れられています。
凛目線で話が進むので、彼女が手練手管で篭絡しているという風には思わず、ただ確かに考えてみるとこれは惚れさせているな、と。
最初は朔夜が実は甘いもの好きという一面がわかり凛が少し気を許して、凛が(拾った猫を連れ帰れず右往左往していると偶然通りかかった朔夜が飼ってくれることになり名前を付けて彼の家まで見に行くようになり、訳あって朔夜は読み書きができないということがわかり凛が教えてあげることになり・・・
ね?普通でしょう?・・・たぶん・・・。いや、(猫の為とは言っても家に頻繁に訪れていたのは)うかつだった気もしますが・・・。
その1つ1つが朔夜の心には特別になって積もっていってしまったんですよ!で、爆発しちゃうんですよ!!!


凛が周りからも朔夜との関係を気にされるようになり自制するため(文字を教えるのをやめ)元の関係に戻ることに決めた時も、傷つく彼におしまいを言いつつも最後の我儘とお願いされて本名を彼の掌に書いてしまって2度も音を乗せてしまいます。
「――凛。私の名前は、凛よ」
これはたまらない・・・朔夜が諦められないのがすっごくわかります・・・(´・ω・`)
おまけに朔夜にとっては初恋で、誰よりも素直で真っ直ぐに想いをぶつけてくるんですよね。だからこそ嬉しいのも辛いのも悲しいのも全部受け止めた瞬間から言葉や表情に出てしまって見ている私の心が痛いよー。ってそんな歌詞どこかにあったな。



個人的に1番萌えたのは凛と朔夜が初めてした時
「……ずっと、こんな風にしたかった」
「凛さんを抱 きしめて……口を吸って、その先も……」
「……何度も想像して……自分で し てた……」

>┼○ バタッ
人間何に萌えるかよくわからないなと改めて思いましたよ。萌えは何気ない中ところに突然やってくるのです!
あまり朔夜から性 よ くを感じなかったからか、彼がひとりで し てたと告白して、想像したらすっごく萌えました!!!その美しい容貌でど ー てーというのもいいですし(*´∇`*)年上のお姉さんに筆下ろしされる様がえろい!!!こういう作品で女性が上に乗って・・・というシチュは今までありそうでなかったので(忘れてしまっただけかもですが)、絶妙に朔夜が翻弄され喘 がされているのが素晴らしかったです☆



あと、(平仮名で)毎回手紙を書いてくるのですが、最初は他愛ないものだったのに徐々に「あいたい」「またうちにきてください」などのストレートで切々としたものに変わっていきます。短い文の中にぎゅっと凛への想いが詰め込まれていて(ただの文字の練習)じゃなくなっているのは明白!
初めて凛から返事を書くと・・・!そのシーンもオススメです^^とにかく可愛い!!!

他には、朔夜は立ち絵にしてもスチルにしても横顔も美麗なので、一瞬に息をのむことが多々ありました。思わず指でカメラを作って記憶に残したくなる感じ、でしょうか。



この2人のお話は、お互いの立場があるので距離を置こうとする凛と、好きという気持ちを抑えられない朔夜の恋が描かれています。
いざ朔夜が決別を心に決めても今度は凛が朔夜を失いたくなくなっているんですよね。



朔夜が(読み書きができないことや嘘をとても嫌う)という設定が生かされた事件が起こり、凛は彼の為に傾城の花魁に相応しくない行動に走り、またそれを時雨が目ざとく見張っていてという・・・なかなか難儀な恋路が展開していきます。
ハッピーエンドはとびっきり甘い!のですが(色々な意味で^w^)、バッドエンドは悲しかったり黒かったり様々です。私はあの凍った曇天が悲しかったです。
個人的に1番好きなハッピーエンドは朔夜なので、皆さんもご覧になってみてください♪