ポテチ不足は政府による人災 | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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日々頭に浮かんだことを語りたいと思います。

昨年の北海道の大雨被害によるジャガイモの不作でポテトチップスの品薄などの影響が出ています。そんな中でも国産原料にこだわるカルビーや湖池屋の方針は大変素晴らしく、称賛に値すると思います。


一方、このジャガイモ不足は人災であり、政府の責任は重いと思います。数百年に一度レベルの水害も想定した堤防整備などの水害対策を進めたり、農業への国費による所得補填を充実させ、特定の農産物の生産を一地域に過度に依存せず全国に分散化して不作のリスクを最小化するなど、国民を災害から守る防災安全保障、国民に安定的に食料を供給する食料安全保障の強化に政府が十分な予算を投じていればこれほどの影響は出なかったはずです。歴代政権がプライマリーバランス黒字化、財政健全化という無意味な目標達成のために緊縮財政を続けた結果、このような事態を招いたのです。


今回は国民の命や生活に大きな影響を及ぼすような事態にはなっていませんが、このような防災・食料安保が脆弱な現状を放置すれば、もっと大規模な災害や農作物の不作が発生した場合、間違いなく深刻な事態になるでしょう。
にもかかわらず、財政出動を未だに疎かにしている安倍総理に国民の防災・食料安保を任せることは到底できません。退陣に値します。


多くの企業が人件費を単なるコストととらえて、非正規雇用拡大などの労働者軽視、株主重視の経営を行うなか、カルビーの松本晃会長は、「給料を増やし社員の待遇をよくするのはいちばん大事な投資」、「この投資を怠ると、人件費を減らす→会社に貢献しない→新しいものが生まれないといった悪循環が生まれてしまう」、「会社はお客さんへの責任もあるが、次は従業員とその家族に対して責任がある」などと、以前NHKの番組で発言しており、経世済民、反グローバリズム・反新自由主義に近い考えを持っているように見受けられます。
松本氏のような方にこそ、政府の諮問会議のメンバーや政治家になってほしいものです。

カルビーの松本晃CEOが語った経営理念に多くの人が賛同!今の日本企業に足りないのはまさにこれ!」http://netgeek.biz/archives/55545


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