「新型肺炎 対策には積極財政必要」
3月2日付本欄「新型肺炎 検査態勢整備急げ」を拝読した。新型コロナウイルスへの対応策として検査態勢の整備、経済的影響への対策、医療体制整備が必要であるということには勿論全面的に同意である。ただ、これらの対策を実施するには国債発行を含めた政府支出拡大や消費税の廃止または減税などの積極財政が必要だと思うが、この点を投稿者はどうお考えだろうか。投稿者は本欄において、政府の歳出拡大に否定的、消費税増税に肯定的な内容の投稿を度々していたと記憶している。投稿者のこれまでのお考えに基づいて対策をするとしたら、政府の他の支出を削って新型肺炎対策に充て、消費税は10%のままにするというかたちになると思う。他の支出を削って対策に充ててもプラスマイナスゼロで経済被害を緩和できず、感染が終息しても消費増税の悪影響が続けば内需回復が遅れるのではないだろうか。お考えを変えたのならばそれを今後の投稿で読者にご説明いただきたい。