新型肺炎 日本はイタリアを反面教師に | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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愛媛新聞投稿欄「門」に送った下記の投稿が不採用になりました。愛媛新聞は若者の未来のことなど全く考えておらず、財務省に忖度して利権を守ることしか頭にないということがよくわかりました。

「新型肺炎 日本はイタリアを反面教師に」

日本やイタリアをはじめ世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。日本も決して安心できる状況ではないものの感染者数に対する死者数は比較的少ない。一方、イタリアでは9000人以上の感染者が出て、その内死者数は400人を超えている。両国でこのような差が出ているのは、医療体制の違いが大きく影響しているようである。イタリアではEUの主導のもと財政健全化のために大幅な医療費削減が行われた結果、過去5年間で医療機関が760ヵ所も閉鎖され、現在医師と看護師が5万人以上不足しているそうだ。この新型コロナが終息しても、新しい感染症はこれからも次々と人類を襲うであろう。それなのに日本政府は、国債を自国通貨建てのみで発行している我が国の財政破綻のリスクは極めて低いにもかかわらず、地方の公立病院の統廃合を自治体に促すなど医療費削減を進めている。国の借金を残すことよりも、将来我が国がイタリアと同じ轍を踏むことのほうが若い世代へのツケになるのは火を見るより明らかではないだろうか。日本政府はイタリアを反面教師として一刻も早く政策転換すべきと考える。