浅草三社祭 3Dテレビ17時間生中継
小生が、今年の三社祭で画期的だと思ったのは「宮出し」を生中継させたことです。
平成18年(棒折れ事件)、平成19年(神輿乗り前3後ろ2事件)により平成20年は本社神輿渡御が中止となり、この一連の出来事をマスコミ本来の取材方式(相互取材・裏付け取りなど)に疎い奉賛会の一部の人々が、マスコミを利用して一方的に「同好会は悪」としようと画策したが、地元の意見を聞いたり、昔の資料を調べてる内に「ちょっと様子が違うぞ!」ということになり、それを取り繕う為昨年まで厳しい取材・報道規制の類がありました。
一転今年は、「3Dテレビ17時間生中継」をさせるとは、初め聞いたときはびっくりしました。悪く勘ぐると、昨年同好会側が神輿乗りも無く(1名を除く)時間通りに宮出しを行ったので大丈夫だろうと判断したのではないのかな?と思いたくなります。
今年は境内地で2つの大規模な喧嘩があったので、録画したものを楽しみに見たらすべて引きの絵に切り替えられたものが映っておりガックリしました。
あとは、マツデンのDVDに期待しております。
浅草三社祭 宮出し
担ぎ手の皆さん、見物人の皆さん、三社祭大変お疲れ様でした。やっと写真の整理が出来たので、今年の宮出し風景を各宮ごとにアップしました。
今年は神輿乗りも無く(一部ギリギリのタイミングは何人か有り)、各方面定刻までに一番町会への引渡しを完了させており、その面では同好会側が奉賛会との約束を守った「宮出し」となりました。
しかし、各宮で昨年より派手な喧嘩が境内地内で行われ、未確認情報ながら、素手以外の武器を使用した者がいるそうで、怪我の程度が酷い者が何人かいるとのことです。
一部同好会の勢力争いが、「神輿乗りや悪者扱い」によるフラストレーションで、本来の担ぎ屋から暴力集団へと悪い方向に行っているように思うのは小生だけでしょうか?
来年は、浅草寺の平成大修営も終わり落慶しますので(浅草神社社務所の改築工事は11月ごろ終了)、本来の宮出しが出来るようになると良いな~と思います。
今一度、「宮出し」のあり方を浅草神社・奉賛会側や町会・青年部と同好会側がゼロベースで話し合って、700年祭に向け素晴らしいものにしていくことが大切ではないかと思います。