o'boは新宿歌舞伎町
昨日は、午前中から日本デザイナー学院の生徒に取材を受けた。
若い子たちは希望に満ち溢れている。
元気になる。
夜は横浜元町の老舗フレンチ「霧笛楼」で食事。
魚が旨かった。
帰りに品川「Segredo」にシガーを置きに寄った。
当社の一番新しくて、一番古い店だ。
1971年に作られた。自分が好きだった店を引き継いでやらせてもらっている。
新しいバーテンダーはよさそうだ。
カクテルが旨い。動きも良いぞ。
歌舞伎町の「o'bo」にDJの機材を置きに行った。
最近は気候が良いせいか、外のテラス席?が人気だ。
歌舞伎町のど真ん中でテラス席に座れる、ある意味、奇跡的にとても平和な場所だ。
ひと昔前の長屋の井戸端会議の場所の様になっている。
写真を縦にするやり方がわからない。
「o'bo」の向かいのキティちゃんのネイルサロン「Gossip」で「salyu(サリュー)」が超長時間ネイルしていた。
女子はなにかと大変だ。
彼女は、ミスチルの桜井さんが曲提供することで話題になっている。
お店同士は仲良しだ。
今日は、これから「宇田川カフェ」で新メニューの試食。
夜は「o'bo」で例の、排骨の試食だ。
楽しみ~。
メリーゴーラウンドはコニーアイランドから
妻の機嫌が悪い。
娘と豊島園に来てみた。
豊島園のメリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」は文化遺産だ。
入院した「カルーセル麻紀」もある意味、文化遺産だな。
「カルーセルエルドラド」は1907年作でNYの閉鎖した遊園地「コニーアイランド」から豊島園に運ばれて来た。
豚も回る。
30歳位まで、よく一人でニューヨークに行った。
ニューヨークに行くと毎回必ず「コニーアイランド」があるビーチまで、電車で一人、ぼぅっとしに行った。
その「コニーアイランド」は治安の悪いロシア街を抜けた先の綺麗なビーチにあった。
遊園地は閉まっていて、アメリカの廃れた繁栄の象徴であった。
NYではBGMに「IGGY POP」と「TOM WAITS」を良く聞いていた。
そこでいろいろなことを考えたような気がする。
結婚する前に、妻をニューヨークまで追いかけたこともあった。
今日は朝起きなくてすみません。
「コニーアイランド」は当社に居たグループ「yes,mama ok?」のデビュー曲「コーヒーカップでランデブーって最高よ」の設定舞台でもある。
とにかくセンチメンタルだ。
品番は3-LDKCDだったか。初期の作品。
そのころ、CLUB KINGの「DICTIONARY」に寄せた自分の文章が、アーカイブでネットに上がっている。
「エロ宣言」
10年以上前の20代の頃の文章だ。
写真も若い。
http://dictionary.clubking.com/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%A7%80%E6%94%BF
基本何も変わっていないんだな。
空洞化をまじめに考えてみた。
数年前に名古屋の大学で、アメリカからMBAの偉い先生が来て、地域の会社経営者相手に講義を開いた。
地元の会社経営者側の自己紹介で、ある社長が「うちは名古屋で製造業を営んでおり、2万人もの従業員がいます。」
と、すこし自慢げに自己紹介をした瞬間。
そのMBAの偉いアメリカ先生が、ちょっと食い気味で、「oh,my god! You are Crazy!」と言った。
続けて「早くそんな会社やめたほうが良い。売れるうちにうっぱらえ!」とも言った。
こんな世界一人件費の高い国で、これからもっと労使関係の裁判が増えるし、リスクだらけだということだ。
「こんな国でよく製造業なんかして大勢雇ってるな、大馬鹿野郎が!ノーフューチャー!ファックだ!」
といったところだ。
もちろん彼らには、地域貢献とか愛国心は関係ない。
企業に国境はもはやない。日産の社長は外国人ゴーンだ。
今やマーチも外国から輸入している。厚木はゴーストタウン化した。
どこかの大企業の社長も言っていたが、空洞化イコール愛国心がないという話は、そそっかしい人の話だ。
製造業が外国で生産をしても国際競争に勝ち、利益を出し国益に帰することが必要なのだ。
世界的な競争なのだ。
甘えたこと言って、共倒れになって潰れれば元も子もない。
すでに各企業はそういった厳しい状況に立たされている。愛国心がないわけではないのだ。
講義の日から、さらに日本人の人件費は1.5倍になった。円が1ドル120円から80円に上がったからだ。
労働者としては世界一高いレベルだろう。
アメリカがズルを続ける限り、ドル安円高は続く。360円が今や80円だ。日本はいいカモだ。
米国債やドル建金融商品(紙っぺら)を世界にばら撒いておいてドルを下げ差益を出し続ける詐欺行為で米国民はメシを食い続ける。
そして日本人の人件費は為替により相対的に上がる。
前に電力の話をこのブログで少ししたが、あきらめなはれ。もう製造業の空洞化は避けられない。
当面は、電気代が上がるのも、人件費(円)が上がるのも、税金が上がるのも。
すべて避けられないのではないか。
工場は日本から脱出せざるを得ない。それは段階的にすべての業界に影響する。
それから貧富の差はグローバルなレベルで広がる。
君たちも本当は薄々でもわかっているはずだし、気づいているはずだ。
もう覚悟を決めるしかないのである。
少子化でよいのである。生まれても皆に仕事がないからだ。
単純な労働では、今まで通りに給料はもらえなくなる。
アジアの水準で考えたら、日本もサービス業の月給は8万程度が妥当になってもおかしくない。
先日、日本人の従業員の賃金を、上海の投資会社の人間に聞かれたが「トゥーエクスペンシブだ。」と苦笑いされた。
ちなみにペニンシュラ上海(最高の5スターホテル)の従業員の月給は3000元程度だった。4万5千円だ。
大都会、上海でさえ、お洒落カフェの店員は一日13時間働いて日給80元(1200円)だ。時給90円。
工場労働者なんかはもっと悪い。その分住み込みだが。
日本でも政府などが最低賃金を決めてくるが、申し訳ないが、所詮その分失業者が増えるだけの政策である。
日本はもっと、義務教育時から「資本主義」とはなにかを、ちゃんと子供達に教えるべきだ。
番組「はたらくおじさん」は「外国人を、はたらかせるおじさん」に番組内容を変えなければ、日本人の所得水準は保てない。
次元の高い仕事をしなければ、これからはまともに食える仕事がなくなるのである。
今日も、5歳になる娘に、風呂でこのようなことをよく言って聞かせた。
昼間は近くの公園でダンゴ虫を手いっぱいに握りしめていた娘に。
紫陽花がきれいだ。
乾 貴美子
もう、昨夜の話になるが、「打首獄門同好会」のライブだった。
新宿のロフトだ。
彼らは、今、「でれんの?サマソニ」というサマソニの補欠の出場枠を競っている。
400バンド程いる中で、現在5位だ。
しかし3位までしか出場できない。
こういうことでいろいろ裏で手を回すのは好きではない。厳しいようだがリアルであるべきだ。
本当に申し訳ないが、真っ向勝負して欲しい。
だからこそ応援お願いします。本当にこのバンドは面白いぞ。
面白いという紹介の仕方もどうかと思うが。
【打首獄門同好会 エントリーページ】
PC用
http://emeets.jp/pc/artist/6015.html
携帯用
http://emeets.jp/mobile/artist/6015.html
是非とも投票を!!
まっすぐに。お願いします!!
ロフトの50メートル駅寄りにカフェ&バー「o’bo」がある。
ライブが終わって「o’bo」で呑んでいたら、常連のBIOさんが、「先週の「タモリ倶楽部」に奥さん出てましたね。」
と言われた。
へ~知らなかった。基本全く知らされない。
妻、乾貴美子とは、ニュースステーションに出ているときに最初に知り合った。
当時は本当にただの知り合いだった。
タモリ倶楽部は「エロ川柳」という企画だったらしい。そういった企画の時になると番組に呼ばれるらしい。
どういう立ち位置なのかと思うが、そんな妻でなんだか良かったとも思う。
歌舞伎町の「月光」のカンちゃんが誕生日なので、顔を出した。
カンちゃん。こんなんでいいのか。
なわけで、それがし打首獄門同好会ですよろしくダカダダンジャーン/打首獄門同好会
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店長会
昨日は店長会だった。
今まで飲食事業部に一切会議というものはなかったのだが、カフェ本出版をきっかけに、先月から店長会ということを始めた。
実際、音楽事業が本業のため、本社に店舗担当のスタッフは1.5人しか居ない。
店長に多くの権限を委譲している。
店舗が好調だ。みんなよく頑張っている。
震災後の4月に過去最高売り上げを記録した店舗が続出した。
ちなみに店長会というのは、食事会でもある。
店長会の後、旧友で親友の富田君から連絡があり、新宿で会った。
富田君は彼が大学生の頃からの知り合いで、音楽制作のディレクターだ。1歳年下で田舎も近い。
LD&K設立して間もない頃、彼は彼でラジオ番組製作の傍ら「SOUND&RECORDING MAGAZINE」いわゆる「サンレコ」のライターもしていた。
当時、うちのアーティストのレコーディングで、一緒に「マッドプロフェッサー」と仕事をしにロンドンの「ARIWA STUDIO」に行ったりもした。
LD&Kとしてイベントでロンドンから日本に「マッドプロフェッサー」も呼んだりしていた、そういえば「山塚EYE」ちゃんとかにも出てもらったりしていたなぁ。
その後、彼はレコード会社のディレクターとなり、東芝EMI、エイベックスのA&Rとなった。
エイベックス在籍時は8年間浜崎あゆみの担当として、全レコード会社の年間ディレクターランキングの1位にもなったりもしていた。
彼の影響で、当時の浜崎のリミックスにダブMIXとかが存在するのである。
今は独立して、1年前に自身の会社をつくった。
こうやってたまに、いろいろ相談にのったりしている。それはそれで楽しい。
結局、3時半頃まで呑んだ。
かりゆし58
久しぶりに事務所に来たような気がする。
ほんとは、そんなに久しぶりでも無いのだろうが、怒涛のマカオ、香港、広州のトリップだった為、浦島太郎の気分だ。
久しぶりの事務所には「かりゆし58」がいた。
7月23日発売のベストアルバムのプロモーション取材か打ち合わせかなにかだ。
前回に続く、また泣く話で、相当涙もろい人だと思われてしまうが、かりゆし58のライブでは毎回泣かされてしまう。
それもいつも違う曲で泣いてしまっているのだ。
不思議と、そのときの自分のコンディションで泣ける曲が違うのだ。
初めて泣いたのは「ウージの唄」。次が「アンマー」で。
ときによっては「さよなら」であり、「ウクイウタ」であったり「おわりはじまり」であったりする。
「言葉にできないこと、言葉がいらないとき」にもやられる。
この曲は個人的には、もうちょっと長いバージョンをつくって欲しい。すごく好きな曲だ。
泣ける曲がいっぱいである。
夏はツアーだ。彼らは全国を回る。
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蒼井優
今回の香港の飛行機では、映画を3本観た。
「毎日かあさん」「ベガスで恋に勝つルール」「百万円と苦虫女」だ。
「毎日かあさん」は西原ファンを永くやっているにも関わらず(「まあじゃんほうろうき」あたりから)、見逃していたのでちょうどよかった。
もちろん漫画は全部持っている。
最近の日本映画は家族や恋人を死なせて、泣かせるものが多いなぁと感じるが、どんな安易な映画でも見事に術中にはまってしまい、いつも泣いてしまう。
飛行機ではいつも気まずい。
永瀬はうまかった。
「ベガスで恋に勝つルール」はいわゆる、キャメロンディアスな映画で、この手のノリのもの、いわゆる日本のトレンディドラマ全盛期でいうところの浅野温子と同じである。
ノリノリのコメディータッチも出来て、ちょっとシリアスなシーンも入るが、やっぱり全体的に軽薄なムード。時間つぶしにはちょうど良い。
浅野温子は初期の、アンニュイでつっぱった感じが好きだった。「高校大パニック」や「スローなブギにしてくれ」あたりの。
キャメロンも若い男との恋愛設定にそろそろ無理を感じる。
で、「百万円と苦虫女」の蒼井優だ。
良いよね蒼井優。宮崎あおいより断然蒼井派だ。すでに上映当時みた映画だが、ちょっと前の蒼井優見たさにもう一回。
うまいよね、蒼井優。なんだろうこの人は。この映画ストーリーとかはどうでもよいが、とにかく全編ずっと蒼井優なのが良い。
今よりさらに痩せてる。痩せて手足長いのに、丸味があるってのが良いんだな。きっと。
おでこもかわいい。決してすごい美人ではないのに。
「ああ、蒼井優じゃなきゃだめなんだ。」大半の蒼井優が出ている映画を観る度にそう感じる。
世知辛い最近の中国出張のさなか、蒼井優に癒された。
この映画はLD&Kにいた「夏街レスター」の平野君が劇中音楽で参加していた。思い出した。
仕事として完成当時に観たのだった。
LD&Kは劇中音楽やCM音楽の仕事もしている。とくにCMの音の仕事は多い。
似たような名前の映画で石井克人の「鮫肌男と桃尻女」のサントラCDもかつて当社で販売していた。
香港のマッサージ
帰宅した。
「なんだこの暑さは!」と岡本太郎のものまねで言いたくなる日本だ。
香港と変わらない。
この夏がおもいやられるぞ。がんばれにっぽん!
帰りのリムジンバスの中で、うとうとしながら、昨日のマッサージのことを思い出していた。
90分コースでみっちり踏まれた後、着替えて、帰りに靴を履いた瞬間。
皆、靴ががばがばになっていることに気が付いた。3日間歩きっぱなしで足が相当むくんでいたということだ。
このいつものワンチャイの「ニューパレスサウナ」というマッサージ屋が相当効くのである。
で、問題は、
「むくみ」のことではなく。
会話として「(靴が)がばがばだねぇ」「ええ、ぶかぶかですね」という会話があったのだが、このような言葉、いわゆる「擬態語」というのは、どこまでが、正式な日本語というものなのか。
広辞苑に載っていれば正式か?今はもうウィキペディアというやつが強いのか?強い?ってなんだ。
「がばがば」「ぶかぶか」と同じような表現で、「ゆるゆる」「すかすか」でもよかったのではないか。繰り返せばよいのか。「ばがばが」とはいわないのか。なんか自分が知らないだけで世間で通用しているものがありそうだ。
「あくあく」とか「けすけす」とかはどうだ。
たとえば、「ぬ」でラ変だと、「ぬらぬら」「ぬりぬり」「ぬるぬる」「ぬれぬれ」「ぬろぬろ」だ。
学校で習った「ラ行変格活用」のことではない。格は関係ない。
「ぬらぬら」はなんかたまに使っている人がいるが、正式かどうかは微妙だ。ニュアンスはわかる気がする。
「ぬりぬり」と「ぬれぬれ」は、絵本やペンキを「塗り塗り」、あそこが「濡れ濡れ」というように、もう全くそのまんまで、擬態語ではないような気もする。
「ぬるぬる」はこの中では一番正式な言葉っぽい。「なんかぬるぬるして気持ち悪ーい」とかみんなが使っている。たぶん正式であろう。
問題は「ぬろぬろ」である。聞いたことがない。妖怪みたいである。妖怪ぬろぬろ。なんか「ぬらぬら」にニュアンスとして近い感じではある。もしかして私が知らないだけで、どっかの地方とかで、ちゃんと言葉としてあるのかもしれない。
知っている人がいたら連絡を。
妖怪をではなく。言葉の意味を。だ。
やっぱ妖怪でもいいか。
「ぬろぬろ」。どんな状態であろうか。
あまり真面目に勉強しなかったものだから、こういうのは自信がない。「しかしか」「くするくする」とかもなんか意味がありそうだな。
ないか。
そんなことをバスのなかで、ぼんやりと考えていた。
つかれているようだ。
本当につかれた。
ちなみにそのマッサージ屋は、男女とも利用できます。向かいが巨大しゃこの店です。おススメ。
The mira
十数回目の今回の香港は、初めて「The mira」 に泊まってみた。九龍公園のネイザンロード側の向かいだ。
改装したての時はお洒落すぎてクラブだと思っていた。
基本、尖沙咀に宿をとるのだが、ペニンシュラとかより安く、カオルーンホテル並の値段にして同じ尖沙咀のホテルのなかで、圧倒的に広く、かっくいいデザインホテルだ。場所もよく周りに洒落たレストランも増えてきた。
お勧めする。
香港最後の夜は、ワンチャイに行って、いつもの背中に乗って踏まれる厳しいマッサージと、巨大シャコのチリ&ガーリック炒めで〆。
これが最高に旨い。
巨大しゃこは30cmはある。
今のところなんとか平穏だが、台風が向かってきている気配がわかる。
明日のフライトが心配だ。