消費税増税
消費税が１０％に増税になるのは、致し方ないが。
当社として具体的に問題になるのは、「段階的に。」というところ。
前回、消費税が３％から５％になった時、「内税表記。」になった。
消費者の税負担感を和らげるためだったのか。
私ははっきりと、国民が税金を負担していることを感じる世の中で良いと思っている。
貢献しているんだと。
社会の一員として参加しているんだと。
ただでさえ、ずうずうしく欲しがってばかりいる日本人が増えている気がする。
ほとんどのパーケージ化されている商品には、値段が表記されている。
お菓子や、玩具、もちろんＣＤにも。
業界的に表記をしなければならない「きまり」になっている。
問題は、「内税表記の為、消費税が変わると、商品の値段表記も変えなければならないという点だ。」
前回の消費税アップの時、すべての在庫のパッケージの印刷をやり直さなければならなかった。
当時で、たしか３００万円ほど掛かったと記憶している。
当時は今ほど、たいして商品数が無かったのに、だ。
「段階的に。」ということは、「毎年。変更」→「毎年。パッケージ刷り直し」ということになるのか。
ちゃんとやろうとすると、毎年。１０００万円規模の印刷代がかかる計算になる。
さて、困ったぞ
「帰れない二人」はチッチとサリー
当社アーティストのブログは基本毎日チェックしている。
一昨夜、ふと思って、エンジニアの青野の「aochikiのブログ」を覗いてみた。
社員のブログは青野のものしか知らない。
ブログにYOU TUBEで陽水と清志郎の「帰れない二人」のライブ映像が上がっていた。
懐かしかった。いい曲だ。
「帰れない二人」は、井上陽水の大ヒットアルバム「氷の世界」に収録されている。
自分が小学校２年生頃の作品だ。
ちょうど、小学校２年の時、自分の家が引っ越して、ばあちゃん（父の母親）と叔母さん（父の妹）と同居することになった。
その時、叔母さんはまだ独身で、姉ちゃんのようにいろいろな処へ、僕ら兄弟を遊びに連れて行ってくれた。
僕らは「マリちゃん」と呼んでいた。
その時のマリちゃんの軽自動車のカーステレオには、いつも「氷の世界」の８トラカセットが差し込んであった。
それからずーっと何年も「氷の世界」だけだった。いつもいつも「氷の世界」だけが流れていた。
だから、全部覚えている。
なかでも「桜三月散歩道」が好きだった。
マリちゃんの本棚からは、「小さな恋のものがたり」を借りて全部読んでいた。チッチとサリーだ。
だから、自分の中では「帰れない二人」はチッチとサリーだった。
マリちゃんはそのうち、ようやく結婚して、その家を出て、２人の子供を産んだ。
そして自分も東京に上京した。
会社をはじめて（学校を卒業して）ほどなくして、実家に帰った時、マリちゃんが死んだことを知らされた。
「ちょっと前だったよと。忙しそうだったから連絡しなかったよ。」と。
うちの親はそういうところがある。
チッチとサリーは本棚のままだ。
癌だった。
まだ幼い、娘と息子を置いて逝ってしまった。
死の自覚があったであろう、母親の心境を察するに堪えがたい。
そろそろ当時の彼女の歳を超えてしまった。
YOU TUBEの画像をアップするのも悪くないものだな。
TENSI LOVE
香港から会社登記完了の連絡があった。
「利徳其（ＬＤＫ）貿易有限公司」
英名「LD&K TRADING LIMITED」
となった。
韓国から「TENSI LOVE」が事務所に来ている。
８月９日に出るアルバム「SHINE」と同発のDVDのプロモーションだ。
ゴ・ジフ。可愛い。
http://www.ldandk.com/tensilove/top.html
声優で「青春シャンプー」の「ニーコ」は、クールジャパンのイベントで、フランスはパリに行っている。
フランスの日本を紹介するテレビ番組で主題歌にもなっている。
「中ノ森文子」は、イベントに呼ばれてロンドンへ行ってた。
書籍事業部は、この春だけで、ブラジル、インド、ハワイへ取材に行った。
私はアジアを行ったり来たり。
出張が多い。
なんとなく世界が狭くなってきた。
Cake House/TENSI LOVE
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沖縄。
沖縄にはライブハウス「桜坂セントラル」がある。
「かりゆし５８」もいる。
ということで、沖縄には頻繁に訪れていた。
本音を言うと。私たち戦争を知らない世代は実際、沖縄に米軍基地があり、ちょっと前までアメリカだった、という部分に魅力を感じて訪れている。
もちろんそれだけではないのだが。
ちょっとした外国気分を感じに、沖縄を訪れているのは、事実だ。
福生とか横須賀にも同じような理由で訪れる。
「桜坂セントラル」はもともと昔は沖縄一番のキャバレーだった、その場所の名前をそのまま引き継いだ。
今は、沖縄は松山が一番の歓楽街だが。アメリカ時代から返還後までは、桜坂あたりが一番の歓楽街だったそうだ。
近所のおばぁが、「当時、「セントラル」の前を歩くときは背筋が伸びたさー。」と言っていた。
「田宮二郎も来てたさー。」とも言った。
今年頭、地域の組合を仕切っている、地元の有力者（セントラルの大家でもある）に呑みに連れて行かれたときの話。
もうかなりの歳（７０歳代？）の彼がよく、昔の沖縄の話をする。
彼らはいつも、「日米安保条約は本当に大事さー。」という。
この世代は、アメリカが大好きだ。将校クラブに出入りしていた自慢話をよくする。もちろん英語も達者だ。
私は、不思議と沖縄で、米軍基地に反対している沖縄の「うちなんちゅー」に会ったことがない。
実際は、基地がなくなっては困ると言っている人ばかりに会う。
私も悪乗りして、沖縄民謡をカラオケで歌いながら。オンマイクで。
「そうですよ！米軍がいなくなったその日に、中国の軍艦がしれっと、泊港に接岸ですよ！無血上陸ですよねー。」
といったとき、その有力者の彼が、
「勘違いしたらいかんさー。沖縄はアメリカから返還されるとなったその時。意見が２つにわかれたさー。」
「あの時は、日本に返すのか、中国に戻るのか。沖縄の民意は見事に２つに別れたさー。」といった。
「ないちゃー（本土の人）は、いつも本土本位で物をいうさー。」とも言われた。
目からウロコだった。
「沖縄が中国に戻る。」という選択肢が、そのころの人にはあったのだ。と思った。
たしかに琉球王国の国王は、ずっと中国から派遣されていた。
本当にお年寄りの人の話を聞くと、どちらかというと、薩摩を恨んでいる人が本当に多い。
「琉球が薩摩に侵略されていなければ、戦争に巻き込まれることも無かったさ。」という考え方が多い。
ちなみに、この有力者、去年、基地問題のさなか、那覇市代表団の視察でグアムに行ったらしい。
彼は、グアムの偉い人達とのパーティーで「沖縄から米軍基地を盗むな、奪うな！」と怒ってきてやった、と言っていた。
米兵によるレイプ事件もあったが、やっぱり地元県民のレイプのほうが圧倒的に多い。
が、ネタにはなる。
実は本土の人（マスコミ）が沖縄基地を反対して、ネタにしているだけで。
沖縄の人は基地との共存を認めているのだ。文句を言ってるのは、後から沖縄に来た奴らばっかりだ。とも言った。
ヘリポートを自然がどうの、といって海から遠く（工事費がかかる）に、でも辺野古を推奨してるのは、実は地元沖縄のゼネコンだ。
地元ゼネコンが県内移設を願っている実情。
日本はゼネコンが力を持っていることが問題を作っている。
ダムも。原発問題もそうだ。
なんでも作りたがる。
中国人は全員マフィア。そして国憂。
中国の悪い知り合いの話を書いて、思い出したことがあった。
以前、上海の豫園で悪い知り合いと昼飯を食べていた時、中国の製鉄会社の社長の話になった。
日本と違い、中国では同業会社同士は本当にガチでライバルで、あからさまに敵なのである。
日本の様に、いや、どうですか？ぼちぼちですな。といったような生ぬるさは皆無なのである。
そこで、「世界で３番目にでかい中国の製鉄会社社長が、ライバル会社の社長の目玉を潰してくれる日本人を探している。」
という、依頼がなぜか私にあった。
ここにマフィアはたぶん関与していないし。もちろん私はヤクザではない。
ただ云えることは、中国人は全員マフィアだと思って付き合ったほうが良い。
一般の人までもが家族主義で、それ以外を信じないし、殺しても良いと思っている。
もちろん全員がそうではないが。
その固い結束があり、世界に華僑として繋がっている。
イタリアのマフィアと同じ考えを、一般企業家が持っている。
イタリアのマフィアはイタリア人以外を絶対に幹部にしない。
えっと、何かのたとえで「目を潰す」というのではないらしい。「盲目にしてやってくれ。」とガチで言ってきた。
殺すよりダメージが大きいから。という理由とのことだ。
「もうちょっと仲良く出来ねーのかよ！」と思った。
日本でよく聞く、「外国人に殺しをさせて、すぐに海外に逃亡させる。」というのの逆パターンの依頼である。
一応、金額を聞いて、「日本人はそんな額では、請け負わない。」と言っておいた。
実は、マフィアの話で考えさせられたこと、
ここで言いたいことは、「自分は、どこまでの人を本当に守るのか？」という話である。
私の力では、世界のみんなを守ることが出来ない。
相反する事柄も必ず発生する。
もちろんイルカのことなんて知ったことじゃない。貧しいアフリカの子供たちも同意見であろう。
ベジタリアンも、植物が無いエスキモーの前では形無しだ。ちなみにイチローも野菜が嫌いだ。
えっと、話がそれた。主義の話ではなく、リアルに。だ。
守るべきは、家族はもちろんのこと、やめた社員の前でも話しているが、社員のことも家族だと思っている。
取引先も、守るべきであろう。
信じて付いて来てくれている奴も居るなら、もちろんだ。
国はどうだ。故郷はどうだ。
イエモンの曲の様に「日本人は居ませんでした。」なら良いのか。
自分はこれから、どこまでを守ると、覚悟に決めて生きていくのか。
日本人が本当にこれから、いろいろな意味で選んでいかなければならない問題であろう。
綺麗ごとで済まされる時代ではなくなってしまったのだよ。
この国の政治家が、目先のことばかりを考えて、国の先のデザインをしてこなかったから、こうなったのだ。
少しあきらめかけている。
つぎは、沖縄での意外だった話をしよう。
利益率とグローバリゼーション
納税をした。
当社は４月決算なので６月末のこないだの木曜日が納税期限だった。
全部で３千５百万円程を支払った。
売上は年々増加しているのだが、この２年は、利益率が格段に下がっている。
数年前までは二桁％を確保できていた。
どの業界にもいえるが、特に音楽業界は、既存の商売（ＣＤパッケージを売る）が減少傾向にあり、それを補てんするために、いろいろなことをやらなければならなくなっている。
中途半端な音楽配信のシェアやアウトプットメディアの増加により、手間がかかること、やらなければならないことが多くなったという理由もある。
昨今、音楽業界は３６０°展開などと云われているが、ＣＤ販売だけでは、食えなくなっただけのことである。
当社はもともと、売れているものがたいしていないので、昔から３６０°である。
昔からそれが正当な形だと思ってやってきている。
バンドを維持しなくてはならないからだ。
メジャーメーカーが３万枚売らなければアーティストを維持できないのに対し、うちは１万５千枚でも成立させる。それで同じだけ食わせる。
ということだ。
実際、ＣＤショップでの展開。音楽雑誌でのインタビュー。等、業界はほとんどお金である。
例えば、ＣＤショップから「１００枚仕入れますので、３０万円下さい。」と言われたりする。
１店舗で１００枚といえば結構な平場展開だ。
えーと。
１枚２５００円のＣＤの卸値は１５００円で、１００枚仕入れてもらって、全部売って、１５万円の売上だ。
ん。
その時点で１５万円の赤字である。
いや、さらには制作製造費やもろもろの原価もある。プロモーション費用もだ。
ロッキンオンだって広告代出さないと取材しない。
こんなことばかりだ。
ＣＤレーベルなんて簡単にやろうと思わないほうがよい。
話は変わるが。
日本は現在、デフレや不況だと云われている。
これは、インターネットの普及により、世界の後進国の貧しい皆さん達に、先進諸国企業や自国の偉いサンのおこなっていた、経済的植民地として扱ってきた搾取や「ぼったくり」がバレちゃった結果なのである。
今や、エジプトや中国の様に世界中でデモや暴動が起きている。
インターネットの普及が、世界の価値観を均一化し始めている。
「俺にも富をくれよ！」
と。
現在、アジアでも唯一、先進国であった日本がデフレになり。他のアジア諸国ではインフレだ。
これは経済の均一化であり、本当のグローバリゼーションが始まったということである。
で、
もう日本の不況は治らないのである。
むしろ始まったばかりなのである。
ちょっと前に仕事でフィリピンのマニラに行った。
有名な百貨店で、エイプやギャルソンの本物のＴシャツが１６０ペソ（日本円で約３００円）で売っていた。
本当に本物で、日本のショップでも見たことのある綺麗なタグに「日本製９５００円。」と、書いてあった。
現地で、どちらかというと、Ｔシャツ１枚９５００円と言っているブランドのほうがクレイジーなのだと感じた。
そこまで品質が良いものでもない。
知り合いの悪い中国人が、
「最近は、偽物ではなくて、密輸入、密流通だ。」と言っていた。
「偽物は、販売時、捕まることがありリスキーだ。本物なら捕まらない。」ともいった。
なるほど。
「偽物の工場ラインをわざわざ作るほうが大変だ。」ともね。
そりゃそうだ。
工場長を小銭で取り込んで、本物を横流しするそうだ。
現地の給料や原材料がめちゃ安いのに、商品がめちゃ高いからこうなる。
ヨーロッパの職人が作っている時計なんかが、高いのは理解できる。
安い材料で、安い人件費で作ったものは、もう高く売れない時代になってきている。
そんなところで作っては本当は駄目なのだ。
Ｔシャツの付加価値が９２００円もするのか？ということだ。
世の中がリアルになってきている。
でも、中国が新幹線の特許を申請するのはさすがにひどいな。
今後、製造業の空洞化、技術の流出はこういった問題を、さらに助長するだろう。
鬼味噌田嶋屋
オープンから１ヶ月。前田店長以下、よく頑張っている。
ちなみにガガガSPの前田くんとは別人だ。
元バンドマンが働いている。ムラマサやジェイムスのボーカルも居る。
ああ、ジェイムスは元、ではないか。
二階のパーティールームはバンドの打ち上げに良い。
ステージもあるし、プロジェクター、ダーツにカラオケまである。
妻からメールで、今夜夕方の日本テレビ「every.」の木原さんの天気コーナーに娘と写りこむ作戦らしい。
タレントが何やってんだか。
娘は黄色い帽子で18時50分頃らしい。
残念ながら新幹線のなかで、見られない。
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シャングリ・ラ
昨日から大阪に、面談をしに来ている。
大阪の事務所にCDや書籍の営業やマネジメントなどをしてもらうスタッフが新しく入ったからだ。
新しい彼は四年間、大阪のavexにいた。ということは、かりゆし58の営業はしてくれていたということかな？
大阪は自社所有の建物で、ＬＤ＆Ｋ大阪支社事務所の他に自社ライブハウスの「シャングリ・ラ」とカフェ「マンボカフェ」が併設してある。
大きなワシントン椰子が目印だ。零下十数度まで耐えられる巨大椰子だ。持ってきて植えるのが大変だった。
大阪は緑が少ないので、と思って植えた。
で、「マンボカフェ」にて、ランチ。
引き続き、ライブハウスのブッキングスタッフは募集中だ。
今、神戸三ノ宮の「鬼味噌田嶋屋」に移動してます。遅れてゴメン。
交流会
昨夜は交流会だった。
ＬＤ＆Ｋでは、月に一回、東京全社で交流会という、いわゆる「宇田川カフェ別館」を貸し切っての
無料で、本社スタッフ、カフェスタッフ、所属アーティストが食べ呑み放題出来る日を設定している。
普段バラバラに仕事をしている、各スタッフが、交流出来たら良いと思って始めた。
新しいアイデアとか生まれたら良いと思う。
売り込みだってある。
参加してもしなくても良い、テキトーな会である。
美味しいテキーラを呑みすぎた。
ＤＪなんかも皆でやって、いつも大騒ぎだ。
質問が来たので、お答えします。
新卒の方もとりあえず履歴書を送ってみてください。
部署によっては在学中のインターンの制度もあったりするのですが。
来年の４月からの新卒の方も採用あるかもです。タイミング等がありますので、確実ではないです。
よろしくどうぞ。です。
今日は夕方から、大阪に移動します。
明日、大阪事務所の新スタッフの面談と、三ノ宮の「鬼味噌田嶋屋」へ
スタッフ募集！
ＬＤ＆Ｋではスタッフを募集している。
すべて面接は、自分が立ち会う。
今、絶賛募集中なのは
店舗で
宇田川カフェ＝ホールスタッフ（深夜できる人希望）。１名
宇田川スイート＝キッチン、ホール。各1名
桜丘カフェ＝キッチン。1名
大阪シャングリラ＝ブッキングスタッフ。１名
本社で
経理補助。１名
そして海外店舗開発および貿易業務。数名だ
我々は海賊だ。
大きくはないが、何処にも属さない、誰にも負けない、屈しない。
食われるな、喰え。
そして海へ出て世界が広いことを感じよう。
上記以外でも。元気な人。何かしたい人。連絡乞う。