天国から来た悪魔 21 | ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

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東方神起二人が大好きです。
主に妄想小説を書いております。

実際の二人とはなんの関係もありません。

以前のお話はこちらこそです。

http://s.ameblo.jp/chocochipu-0406/



「チャンミン!チャンミン!」

「どうしたの?」

「よかった。夢か……。」

あの日以来、嫌な夢ばかりみる。

チャンミンが遠くへ行ってしまう夢だ。

最近は残業もあまりせず、飲み会も断り、まっすぐに家に帰るようになった。

戻ったとき、チャンミンがいないと、探しにでるほど、不安でたまらない。

「大丈夫だよ。」

そんなとき、こいつは、包み込むように俺を抱き締めるけど、不安は拭えなかった。

チャンミンが嫌がるのも聞かず、病院にも連れていく。

最近寝込むことが多くなったからだ。

そして、悪い予感は的中する。

「すぐに、入院させてください。」

世界が暗闇になってしまうくらいの衝撃だった。

医師の話だと、入院して治療を受けても助かる可能性が厳しいという。

それでも、わずかの可能性にかけてチャンミンを入院させたかったが、答えはNOだった。

入院はしないというのだ。

「ユノ……話がある。」

その晩、チャンミンを何としてでも、説得しようと思っていた。

「俺もだ。」

チャンミンからの話を先に聞いたのは間違いだった。

それは、俺には想像しがたい内容だったから。

「僕……ユノに看取られたい。」