天国からきた悪魔 24 | ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

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東方神起二人が大好きです。
主に妄想小説を書いております。

実際の二人とはなんの関係もありません。

以前のお話はこちらこそです。

http://s.ameblo.jp/chocochipu-0406/



「やめた?会社を?」

「ああ。」

「あんなに憧れてた会社じゃないか!それに仕事人間って回りから言われるくらい仕事好きだったろ?」

ブラウニーのときからみてたから、よく知ってるな。

「そうだよ。前の彼女と別れたのもそれだし。今までもよく言われてきたよ。仕事と私どちらが大事って。思わず、比べるものじゃないと言いそうになりながらも、君だよとはいってきたけど。」

「嘘が下手だから、ばれちゃうだろう?」

そこもわかってるね。

「ああ、鼻がピクピクしてるって。でも、人と仕事比べるなんて、女はわかんねえなって思ってた。
でも、今回初めて比べたよ。どちらが俺には大切かって。答えはすぐでてきた。
仕事ならあとでいくらでもできる。
今は、少しでもおまえといたい。」

「辞めたら、同じとこには入れないよ。」

「そうだな。でも、別な仕事がある。」

「でも……。」

「もう、何も言うな。決めてきたことだ。」

おまえは、二度と帰らないのなら、お前以外の何を選ぶって言うんだ。

入院せずにできる治療とここでの生活。

チャンミンが、期限付きといってたが、怖くてその期限を聞くことはできない。

ただ、ただ、一緒にそばに居たかった。

チャンミンがベランダにでて外の風にあたる。

「あの木、さくらだよね。」

「うん。あの川沿いが、春には満開になってすごく綺麗なんだ。」

「見たいなぁ。」

胸が痛む。それは……残りの時間をさすのだろうか?

思わず、チャンミンを後ろから抱き締めた。

「どうした?」

「いいや、何でもない。」

頼むから、俺の前から消えないでくれ。

「大丈夫。」

なぜ、おまえがそのときそう言ったかはわからないが、不安で不安で……怖くてたまらなくて……息を吸うのも苦しく感じてた。

「ずっとそばにいるよ。」







※頭のなかでサクラミチが流れてて、一人センチになってるおばかなチョコです。