SUMMER CAMP 4 | ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

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東方神起二人が大好きです。
主に妄想小説を書いております。

実際の二人とはなんの関係もありません。

以前のお話はこちらこそです。

http://s.ameblo.jp/chocochipu-0406/



さすが、カナダ。

キャンプ場が驚くほど広い。

渡された地図で、自分達がテントを張る区画を説明される。

キャンプ用品はすべてレンタル。

車に積み込み、渡された地図をたよりにその場所に行く。

よく言えば、まさに、マイナスイオンたっぷり。

少し先の方まで歩いて行くと湖もあり、森の木々で真夏の強い直射日光も遮り、聞こえてくるのは、鳥の声。

悪く言えば、、、自然すぎるぅ!

トイレは共同のとこまで、かなり歩くし、電灯なんてついている様子はないから、夜はきっと真っ暗だ。

すでに、後悔の二文字が頭に浮かんだ。

きっと、都会っ子のチャンミンも驚いているだろうと思い、チャンミンの様子をうかがうと、、、。

チ「すげー!!すげー!!」

ありゃ、感動してる。

幸「体調は大丈夫?」

チ「うん。もう平気。わぁ!すごーい!!」

だめだ、こりゃ。

チャンミンはまるで小さな子供みたい、目を大きくし、顔を紅潮させ、口を開けている。

両手を広げ、ぐるりと体をまわし、そのマイナスイオンを存分に染み込ませる。

感動を全身で表している感じだ。

ユ「だろう。チャンミンなら喜んでくれると思った。」

長年マネージャーをしているが、ユノの方がチャンミンの気持ちを理解していたようだ。

チ「うん!最高!」

私の意と反してあまりに嬉しそうにしているものだから、
幸「虫も多いよ。」と意地悪なことを呟いてみる。

さすがにその言葉に一瞬固まった。

チ「だ、大丈夫。だって、この間なんか、シャワー浴びてたら、ゴキブリが天井から落ちてきたんだ。あの経験があれば、きっと少しくらい大丈夫、、、大丈夫。」

ユ「そうだよ。それにここは、夜はかなり冷えるから、チャンミンの嫌いなゴキブリはいないって。」

ユノにジロッと睨み付けられ、その先の言葉は心にしまった。

ゴキブリはいなくても他にたくさんいるんだよ。

幸「それより、食事はどうするの?キャンプ用品はレンタルしたけど、食材は買いに行くの?」

ユ「ちっ、ちっ、ちっ。」

人差し指を小さく横にふる。

ユ「材料はここで調達する。」

チ「キャンプ場で用意してくれるの?」

ユ「NO!ここにある自然がすべて食材だぁ
~!」

チ、幸「は?」

ユ「はい、これ。食べれる植物図鑑。そして、さっき、竿もかりたから、釣りで魚をとればいい。」

私を三日前に戻りしてくれぇ~!
帰りてぇ(TДT)。