幸「大丈夫?」
チ「平気です。」
トイレから出てきたチャンミンは少し顔色が悪かった。
ユ「ごめん。早く気がついてやれなくて。」
チ「大丈夫、大丈夫。ひさびさに遊びに行くからなんか嬉しくて眠れなかっただけ。」
飲み過ぎたといったわりには、酒臭くなかったし、どうやら、本当に体調悪かったのかな?
ユ「キャンプやめようか?」
チ「平気だって!」
ユ「顔色悪いよ。」
チ「出すもん全部でたから平気。」
ユ「別に今日じゃなくたって、いつだっていけるから、どこか、ここから近くを探しても、、、。」
チ「いつだっていける?僕達がそんなふうにできたことあった?
それに、今離れ離れなのに、次に会えるのいつだと思ってんの!」
ユ「確かにそうだけど、また活動が始まったらいつでも。」
チ「そしたら、もっとどこにも自由にいけなくなる。ユノはすべてがそれになるだろう?」
ユ「それは、チャンミンだって同じだろう?何が一番大切か活動できないときに痛感したはずだろう?」
チ「わかってる。だから、今しかないんじゃないか!」
幸「ふーん、珍しいね。チャンミンが子供みたいに駄々こねるの。」
チ「別にそういうわけじゃ、、、。」
ユ「そうですよ。チャンミンは、俺がキャンプに行きたい気持ちを察して。」
幸「おーい!痴話喧嘩してたの仲裁に入ったのに、こっちが悪者かーい。」
ユ「そういうわけじゃなくて、、、。」
チ「そういうことにしてください。」
なんだかんだ言っても、こいつらの仲の良さはみんな承知で、小さな喧嘩して互いに黙りこんでも、気がついたら、笑ってる。
わかちゃいるのに余計なことしたな。
ユ「よし、じゃあ、出発だぁ!」