SUMMER CAMP 10 | ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

ネガティブ、アナログ人間 Ⅱ

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東方神起二人が大好きです。
主に妄想小説を書いております。

実際の二人とはなんの関係もありません。

以前のお話はこちらこそです。

http://s.ameblo.jp/chocochipu-0406/



※このお話は、ビギストのTimelessのお話をところどころに織り混ぜております。
すでにあちらのゲームは、SPの話になり、それも終わっておりますが、、、。
ああ、SPのもやりたい。






昼になると、ユノがチャンミンを誘っていた。

幸「何?」

ユ「朝、散歩したとき、よくここにキャンプにくる老夫婦から聞いたんですけど、この先の森を進んでいくと、崖があるらしくて、そこに咲く真っ赤な花がとても珍しいものだって。
ただ、咲く時期も夏のわずかな間だから、見る人も少なくて、それをみた人達は、永遠の愛を手にするって噂があるって教えてくれたんです。」

幸「そんなの信じてるの?」

ユ「もちろん。その老夫婦もそれを見たから今も仲良く暮らしてるって話してました。」

幸「なら、私も見る!もしかしたら、縁結びのお守りより聞くかも!」

チ「やめましょうよ。ユノ、幸田さんに変な期待を持たせたらいけない。」

幸「チャンミン!」

ユ「俺が見たいんだ。永遠って響き、惹かれないか?俺達グループの言葉みたいで。」

チ「そうだけど、、、。」

幸「ん?どうした?」不安そうな顔のチャンミン。

チ「ビックフットの噂もあって。」

幸「何、それ。」

チ「誰も見たことはないんですが、一人で森に行って帰ってこなかったということが、数件起きてるみたいで、大抵、そのときに大きな足跡が残されてるって。
何か、未確認な化け物の餌食になったんじゃないかって。」

幸「誰から聞いたの?」

チ「朝、散歩してたら、前を歩いていた親子の会話が聞こえてきたから。盗み聞きじゃないですよ。たまたま、、、その、、、耳に入ってきて。」

幸「ぷっ!そんなの信じるの?」

チ「いや、化け物は信じてないけど、大きな熊とかいそうじゃないですか!」

幸「まあ、確かに。」

チ「危険なことはしないに限ります。」

幸「そう言われると何も言えないけど、、、。」

ユ「わかった。危なさそうならすぐに戻ってくる。」

チ「ユノ!」

ユ「その花の写真おさめて、二人にみせますから!」

ユノはチャンミンの制止も聞かずに行ってしまった。